活動の概要

 本校では,平成19年度から取手大利根ライオンズクラブ様のご協力により,毎年12月中旬頃から鮭の稚魚を飼育し,2月上旬頃小貝川に放流しています。

1 目的
・発眼卵の孵化から,稚魚の飼育・放流までを通して,鮭に対するいたわりや愛情を育てる。
・育った川に戻る鮭の習性を知ることなどにより,生命の神秘や尊さを知る。
・きれいな川や水温管理が鮭の育成や戻るための絶対条件であることを知り,環境問題に関心をもつ。

2 担当学年
 毎年,4年生を中心に,卵の孵化から稚魚の放流まで,飼育と観察を行っています。

3 放流した稚魚たちは
 放流した稚魚たちは,1〜2時間の間に川の臭いを覚えて合流し,大きな群れとなります。その後,1ヶ月位で,小貝川から利根川河口の波崎港に出て親潮に乗ります。
 そして,宮城県石巻市の太平洋上に浮かぶ島・金華山沖から北海道沖,オホーツク海,アラスカ沖を回遊し,4年かけて放流した川へ産卵に帰ってくるそうです。
 鮭の稚魚飼育・放流活動が実を結び最近では,10月から11月にかけて,小貝川でも鮭の遡上が確認されるようになりました。

飼育日記

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昨年度までの飼育日記

鮭の飼育

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