六送会に向けて(2014)

この1年,学校の顔として全校を牽引してきた6年生が卒業するに当たり,1〜5年生が感謝の気持ちを伝える会。それが六送会。

本校の六送会は二部構成。前半は四つ葉グループ(縦割り班)で行う「縦割り六送会」。後半が体育館に集まって行われる「全校六送会」です。

わたしたち職員は,今年度,特に前者の六送会が,これまで以上に中身の濃いものになると期待しています。それは,子どもたちのかかわりがこれまでと大きく違うからです。

各委員会が企画するイベントを,できるだけ四つ葉グループで参加できる形態になるよう工夫したり,ペア学年を設定して,上の学年が下の学年に積極的にかかるよう働きかけました。

それに加え,今年度は6月から四つ葉グループでの清掃,いわゆる「縦割り清掃」がスタート。清掃を通して日常的にこのグループがかかわる場を設定しました。

これまでになく日常的に,自然にかかわってきた子どもたち。どんな六送会になるのかとても楽しみです。

その六送会の企画・運営に当たるのが,次期リーダーの5年生。私たち職員は,この六送会に向けて担任する学級の子どもたちはもちろん,次期リーダーである5年生を育てたいと考えています。会の企画や各準備,当日の運営を通して,リーダーの自覚を促し,その資質を育てたいのです。

5年生がリーダーへと成長していく過程,そしてその働きかけにこたえ,六送会に向け様々な活動を行っていく1〜4年生の様子をお届けするコーナーです。

文責;六送会担当総括 星野

六送会までの道のり

1月30日(木)その1
5年生代表が各学級へ散らばり,六送会に向けて協力を呼びかけます。写真は4年生。四つ葉縦割りグループで行う六送会で,6年生を中心にみんなが楽しめるゲームをするよう依頼します。
2月3日(月)その1
各係ごとに集まった5年生が,それぞれの活動を行っていました。事前にたくさん作ったお花を取り出し…。
2月3日(月)その2
全校六送会で使用するくす玉をデコレート。随分カラフルですね。
2月3日(月)その3
一方,こちらのクラスでは,腕や体を動かしながら相談中。ダンス係の子どもたちは,全校六送会で踊る曲の振付を考えていました。
2月3日(月)その4
隣りのクラスでは,5年生の出し物・演出や,進行について話し合いがもたれました。
2月7日(金)その1
この日も,各係ごとに分かれて準備を行いました。
5年生廊下で活動していたこの係。大きな厚紙1枚につき1文字ずつ書き込み,色塗りを行っていました。いったい何に使われるのでしょうか。
2月7日(金)その2
一方,5年1組ではお花紙を使って飾りづくり。
「体育館に飾るのです。どんなふうになるか,楽しみにしていてください。」
はい,とっても楽しみです。
2月7日(金)その3
5年1組では,六送会を総括する星野が,子どもたちとともに話し合い。
「それでは去年の真似をしたと言われていても仕方ないよ。」
この子たちならまだできる。もっとできる。
そう思うからこそ,子どもたちを信じているからこそ,子どもたちを叱咤します。
2月7日(金)その4
ふれあいホールでは,縦割り六送会についての話し合いがもたれました。
2月7日(金)その5
内容がかたまった班から進行の練習。原稿を修正しながら,意欲的に活動していました。
2月14日(金)その1
「ふれあいホールの窓に誰かいたずらをしている!」…と思い,入ってみると…。
失礼しました。六送会に向けた活動でしたね。
2月14日(金)その2
6年生に向けたメッセージをどうやら窓にはっている様子。 「2月7日その1」で制作していたものでしょうか。
2月14日(金)その3
5年生からある特命を受けた2年生。この日,5年生以下の全学級に出かけ,一生懸命説明をしていました。
2月14日(金)その4
6年生に向けたプレゼントを担当している2年生。その構想がかたまり,各学年に依頼しているのでした。入ったことがない他学年のクラス。聞き手の目が自分に向けられる中話すというのは,緊張するもの。
一生懸命伝えようとする姿が素敵でした。
2月20日(木)その1
朝学習の時間に4年生教室を訪れた5年生。1月末に依頼したゲームの詳細について,4年生から説明を受けました。
2月20日(木)その2
「じゃあ,実際にやって見せて。」
4年生がどんなふうにゲームを進めていくか,説明に分かりにくいところ,不十分なところはないか,チェックです。
2月20日(木)その3
担当職員は,班ごとの打ち合わせの様子を見取り,適時アドバイスや質問をし,4年生の子どもたちだけで当日の進行ができるよう支援します。
2月20日(木)その4
打ち合わせ終了後,5年生は体育館へ。翌日に迫った児童朝会(六送会盛り上げ集会)のリハーサルを行いました。
2月20日(木)その5
写真は,ステージ上でリードするダンス係の様子。これまで6年生が中心となって進めていた児童朝会。5年生だけで進行するのは初めてとなります。上手くいかないところもたくさんありました。
しかし,失敗がまた子どもたちを育てるのも事実。より良くなるよう,本番でスムーズに進行できるよう,教師も妥協せず,指導を繰り返します。
2月21日(金)その1
児童朝会が行われました。この日の朝会は別名「六送会盛り上げ集会」。5年生が仕切る最初で最後の朝会です。
2月21日(金)その2
六送会で踊る全校合唱・ダンスの練習を中心に行いました。ゆずの曲に乗って,体を揺らしながら…。ほのぼのとした雰囲気で満たされます。
2月21日(金)その3
6年生は,二人ペアでの初退場。担任のサポートを得ながら,少しはにかんだ表情で体育館を後にしました。
2月21日(金)その4
5年生から,玄関前の飾りを依頼された1年生。この日は,お花紙を使っての花づくり。
2月21日(金)その5
「折り終わったら並んでね。ステープラーで留めるよ。」
担任も子どもたちをサポート。
2月21日(金)その6
お花を作り終えた子どもたち。クラス順に玄関前で飾りつけ。完成まであとわずか。素敵な飾り付けがなされそうです。
動き出すもう一つのプロジェクト1
特別支援学級では,絵具を操る子どもたちの姿が。大きな紙に,…色は茶色のようですが。
動き出すもう一つのプロジェクト2
ん!? 今度は緑がベース。ポンポンとリズムよく色を重ねているようです。
動き出すもう一つのプロジェクト3
そして,こちらはピンク。…茶色,緑,ピンク…。この3色から連想するものといえば…。
動き出すもう一つのプロジェクト4
こちらでは,丸くなって何かを形どり,切り抜いているようです。
動き出すもう一つのプロジェクト5
それぞれのパーツが集会室で一つに…。なるほど,春に欠かせないものでしょうか。六送会でステージの飾りを担当する特別支援学級。急ピッチで作業が進められています。
これ以上は取材規制。当日までのお楽しみということで…。
2月24日(月)
休み時間に四つ葉縦割りグループで行動し始めた4年生。その行き先は…!?
担当職員のもとへ赴き,縦割り六送会のゲーム説明を行い,アドバイスを受けました。
担任,5年生,そしてグループの担当職員の三者から自分たちが考えたゲームについて検討される4年生。
「複数で多面的に子どもたちを育てたい。」
私たちには,そんな思いがあります。
3月5日(水)
3年生が四つ葉グループ活動(縦割り活動)を行う教室に赴き,担当職員と打合せ。活動教室の飾り付けの日程調整を行っていました。
3月6日(木)その1
3年生は,この日の昼休みに活動教室を訪れ,事前に用意しておいたグッズで飾り付けを行いました。
3月6日(木)その2
5年生は,翌日に控えた六送会に向け,最終確認。こちらは,4組の様子。翌日から学級閉鎖となってしまう4年生の子どもたちから,縦割り六送会で行うゲームの内容を引き継ぎました。
3月6日(木)その3
学年主任高見は,全校六送会を仕切る子どもたちを集め,会の運営についての最終指導を行っていました。
3月6日(木)その4
放課後体育館に集まった実行委員。全校六送会の飾り付けを行いました。
3月6日(木)その5
スローガンも掲示され,徐々に六送会仕様の体育館に…。
3月6日(木)その6
用務員も子どもたちをサポート。高い場所への取り付けを行います。
3月6日(木)その7
バスケットリングにくす玉がセットされ,準備がほぼ整いました。
3月7日(金)
六送会当日。各クラスからは,六送会や卒業式で歌う曲目の練習。さあ,いよいよ六送会がスタートです。

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