南魚沼市立五十沢中学校

2018/03/27 19:44 更新

校長あいさつ

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五十沢中学校は南魚沼市の中部に位置し、校区は、旧六日町坂戸山の東側、主に三国(さぐり)川沿いに広がっています。中学校からは北東の方角に八海山、南の方角に金城山を望むことができます。地域には三国川ダムや五十沢キャンプ場があり、春から秋にかけて多くの観光客が訪れています。
 五十沢中学校は、昭和22年5月20日に五十澤村立五十澤中学校として開校いたしました。町村合併により昭和31年には六日町立五十澤中学校に、平成16年には南魚沼市立五十沢中学校にそれぞれ改称され、現在に至っています。この間、6000名以上の卒業生を輩出し、卒業生は、南魚沼市はもとより全国各地で活躍しています。現在の校舎は、平成4年に建てられました。在校生は校舎を大切にし、清掃活動にも一生懸命取り組んでいますので、きれいな校舎を維持することができています。体育館は、社会体育事業として地域の人々に貸し出されていて、夜間は毎日のようにスポーツ活動が行われています。
 五十沢中学校は、「自ら考え 進んで実践する 生き生きとした たくましい生徒」を教育目標に掲げ、「〇目標や目的意識をもって学ぶ生徒 〇周囲の人を思いやり、互いに磨き合う生徒 〇体力気力を高める生徒 〇地域のために行動する生徒」の育成を目指して、知づくり、心づくり、体づくりの教育活動に励んでいます。
 五十沢中学校は、生徒会活動も積極的に取り組んでいます。行事的な活動としては、年2回の生徒総会、よもぎ摘み活動、球技大会、古紙空き瓶回収等があり、体育祭や合唱祭の学校行事も生徒会が深く関わって運営しています。日常活動では、生徒は5つの委員会、5つの部活動にそれぞれ所属して熱心に活動しています。生徒一人一人が元気を発信し、多くの仲間から元気をもらうことで人間関係づくりの能力を育て、互いに向上することを期待しています。
 平成23年に五十沢小学校が隣接され、小中が廊下でつながるようになりました。これを機に小中連携を推進し、5つのつながり(子ども、教職員、教育活動、施設設備、保護者・地域)を実践して、児童生徒の9年間を通じた自立への基礎づくりを行っています。
 五十沢中学校は、まもなく創立70周年を迎えます。子どもたちの前途洋々たる未来を願い、これからも一人一人の個性を伸ばす教育活動を展開します。今後とも、卒業生の皆様、地域の皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

南魚沼市立五十沢中学校長 坂西 徳彦