安曇野市立穂高東中学校

三学期終業式

          「勇気とは覚悟」
 昨日の「三年生を送る会」、皆さんありがとうございました。別れの時ってこうして今、私たちが出逢えたことの幸せをしみじみと感じる時なんだと、改めて思えます。 
 「圧しくるものに 真向かいて佇つ」三学期の始業式で皆さんに伝えた言葉です。厳しい寒さ、高校受験、生徒会引き継ぎ、友だちづきあい等、この三学期皆さんは皆さんにとっての「圧しくるもの」に立ち向かい、成長し、今を迎えています。うまくいったとか、うまくいかなかったとか結果も気になるけれど、自分の意思を持って「圧しくるもの」に立ち向かっていったのかどうかが大事だと私は思います。
 「勇気とは覚悟をすること」ピョンチャンオリンピックで活躍された小平奈緒さんの言葉です。勇気とは挑戦すること、覚悟とは結果を受け止めるということだと私は思います。
 仲間が覚悟を持って挑戦しているときに、周りの人たちはどうすればいいのでしょうか。先日、受験を控えた3年生がインフルエンザで学年閉鎖となりました。インフルエンザにかかってしまったり自分は大丈夫だろうかと考えたり、不安だったと思います。3年生がピンチの時に、1,2年生は3年生の分担区の掃除を本当に一生懸命にやってくれていました。そんな1,2年生の姿を見てすごくうれしかったし、来年度の穂高東中学校も大丈夫だと安心しました。
 覚悟を持って取り組んでいる人の周りの人は、どうすればいいのか。私は、自分ができること自分がすべきことを精一杯やることだと思います。今回、1,2年生が掃除を一生懸命やってくれたように。

 今日は、3学期の終業式であると同時に、平成29年度の修業式でもあります。1年間の教育課程を成果とともに無事に終えることができました。1,2年生の皆さんのそれぞれの進級と3年生の皆さんの卒業を認めます。明日は、卒業式です。この463名のかけがえのない仲間と先生たちと保護者の皆さんと来賓の皆さんと一緒にみんなで心あたたかい一日にしましょう。



【校長室から】 2018-03-13 09:42 up!