最新更新日:2018/03/30 | |
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算数「速さの表し方」(6年生)「速さ」とはどういうことでしょう?距離や時間との関係で考える必要があります。 次の3人の中で一番速いのはだれでしょう? Aさん 40mを8秒で走る Bさん 50mを8秒で走る Cさん 50mを9秒で走る AさんとBさんなら、時間が同じなので長い距離を走るBさんが“速い”。 BさんとCさんなら、距離が同じなので短い時間で走るBさんが“速い”。 AさんとCさんなら、どうでしょう?距離も時間も違っていますよ。 このような場合、違っているどちらかをそろえてみればいいのですね。例えば 200m走るとすれば、Aさんは40秒、Cさんは36秒かかる 72秒走るとすれば、Aさんは360m、Cさんは400m進むことができる Cさんの方が“速い”ことがわかります。 このような場合、単位量あたりの大きさで比べるのが数学的な考え方。一般的に「1秒で進む距離(秒速)」を速さの比較に用います。 Aさん 40m÷8秒=5m/秒 Bさん 50m÷8秒=6.25m/秒 Cさん 50m÷9秒=5.56m/秒 速い方が数値も大きくなるので感覚的にもわかりやすいですね。 算数のおもしろさは、子どもらしい柔軟な頭・発想でいろいろな考え方を出し、それを伝え合い、検討しながら練り上げていく中にもあります。今、そういう授業が求められているのです!教師との一問一答式の授業ではそのような力は育ちません! |
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