目の教室だより〜学び続けています〜

こんにちは、足立小学校 目の教室です。
昨日の給食は、大好きなフライドポテトでした。
恥ずかしながら、童心に返ってウキウキしながらいただきました。


おいもの余韻はそのままに、昨日は東京都弱視教育研究会の専門性向上研修に参加しました。

はじめに、都立盲学校の先生方より、高等部専攻科について詳しく教えて頂きました。
盲学校ごとの特色を知ることができ、子ども一人一人に合った進路を考えていく上で貴重な情報を得ることができました。

次に、筑波大学附属視覚特別支援学校の山田先生より、「視距離調節学習」について、実際の事例を用いてお話いただきました。
軽度弱視児(視力値がおよそ0.1〜0.3程度)は、視距離を短くすることで十分な情報収集が可能です。
一方で、極端な接近視に伴う眼球や姿勢への負担が心配でした。
しかし、一生懸命見ている児童に対して、「近すぎるから離れて見なさい」と指導することにはどうしても抵抗があります。
そこで、子ども自身が「こんなに近づけなくても見える!」と気付くことのできる、新たな学習方法について教えていただきました。
積極的に活用していきたいと思います。

研修後は、都内小・中学校の弱視通級指導学級や盲学校の先生方との情報交換を行いました。他校での実践を学びながら、今後も指導力の向上に励んでまいります。


(写真:昨日の会場校 東京都立文京盲学校前)
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