ワンアイスクリーム

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トリノ冬季オリンピックで金メダルを獲得した荒川静香選手は,イナバウアーを取り入れて印象的かつ華麗なフィギアの演技を見せてくれました。



金メダリスト荒川選手が,以前,TVで語っていたこと,それこそ見えない努力の一端であると感動しました。



荒川選手は,滑りながら,できるだけ正確に「1秒間を計る」ために,

「ワンアイスクリーム」

と唱えるのだそうです。こう唱えるとちょうど1秒。(試しにやってみてください。)



3秒をカウントするには,

「ワンアイスクリーム,ツーアイスクリーム,スリーアイスクリーム」

これでちょうど3秒になります。(試しにやってみてください。)



フィギアの演技は,秒単位でカウントしながら演技することが重要。しかしそれを誰も助けてはくれません。


スラロームやスピンを決めながら,心の中で「ワンアイスクリーム,ツーアイスクリーム」と唱えていた荒川選手。その努力はすごいと思いました。



ちなみに,なぜアイスクリームなのか?と言うと,荒川選手がアイスクリームが大好物だからというところがまたいいです。


冬。アイススケートの競技が多くなって来ました。


各選手には,演技を支えている努力の軌跡がほかにも多々あるのではないでしょうか?氷上に残す軌跡以外にも。





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