「誤る」を研究2

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「プリントを回転させてみよう。ゆっくりだよ。」


こう言うと、さっき「ん〜〜」とうなっていたAくんの顔が、パッと明るくなりました。(Aくんのプリントは写真のようになり底辺や高さが把握しやすくなった!)


底辺×高さ÷2 この公式は、底辺に対して高さはどれ?を正確につかむことが前提です。Aくんの「わからなさ」は「つかめなさ」にあったのです。


「わからなさ」に対応する働きかけを支援と言います。


「プリントを回転させてみよう。ゆっくりだよ。」の支援はAくんに効果ありでした。テストの時も用紙を回転させ確認していましたから。


さて、もちろん「プリントを回転・・・」ですべての子供の「わからなさ」に対応できるわけではありません。


子供の理解を助けるささやかな支援を見つけ、実践することが、授業者としての努力であり、喜びでもあります。




「教材研究の深さが授業を支える、授業を良いものにする」と、これは幾多の先輩教師が口にしたことですが、筆者もその通りであると思っています。


アイデアは試してみて初めて効果が分かり、改良が加わります。


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