新年明けましておめでとうございます。冬休みの間、事故も無く、全員が元気に登校できたこと嬉しく思います。
　新しい年を迎えました。十二支でいうと、今年は何年ですか。そう、午年ですね。野を力強く駆ける馬のように、皆さんには飛躍する年、大いに成長する年になってほしいと思います。
　皆さんは、「数え年」という年齢の数え方を知っていますか。今は、誕生日が来ると１つ年をとります。これを満年齢といいます。昔は、生まれたときを１歳として、お正月が来ると１つ年をとっていました。例えば、１２月３１日に生まれた子どもは、次の日の元日で２歳と数えたのです。その考えでいくと、みなさんもこのお正月を迎え、１つ年をとった、つまり１つ大人になったということになります。また、昔から「１年の計は元旦にあり」と言われるように、新しい年を迎え、気持ちを新たに計画や夢をもち頑張ろうということも言われています。皆さんもぜひ今年の目標を立てがんばってほしいと思います。
さて、お正月2日と3日には、箱根駅伝がありました。１本のたすきをつないで走るのが駅伝ですが、その魅力は自分との戦いの中にチームのために必死に頑張る姿だと思います。その姿にたくさんの人たちが感動するのだと思います。今年は、山梨学院大学の二区の外国からの留学生選手が途中足を痛め、棄権しました。その後の８人のランナーは、「たすきはつながらなかったけど心はつないでいきたい」との監督の思いを受け、しっかり走りきりました。途中棄権では、チームの記録はもちろん個人の記録も一切残らないそうです。それでもしっかり走りきったその思いは、人と人とのつながりを大切にしようとする心だったのですね。勝ち負けに関係なくても、自分の力を表現する、そんな気持ちもあったかもしれません。
　３学期は、登校日が５０日と少なく、まとめの学期です。綴小を卒業する６年生は、しっかり５年生へ最上級生としてのたすきをつないでほしいと思います。そして、１年生から６年生までの全員が、次の学年へ夢や希望を自分の中でつなげることができるように、勉強や学校生活に取り組んでほしいと願っています。期待しています。