日々の学校生活についてこちらのページでお知らせいたします。

赤石雪まつり

 スキーDAYの午後は「赤石雪まつり」でした。

 縦割り班の赤石グループごとに、雪像作りに励みました。各グループアイデアを出し合い、みんなで協力して思い思いの雪像を完成させました。札幌や十日町の雪まつりには及びませんが、子供たちの創意工夫で、立派なものができました。

 6年生と協力して行う行事はこれが最後でした。

 まもなく、3月。6年生への感謝を示す時。

 6年生は、いよいよ赤石小を巣立つ時。それぞれに思いを込めた、最高の卒業式を作り上げてほしいものです。
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全校スキーDAY!〜八海山麓スキー場〜

 数日続いた降雪もやっと峠を過ぎ、良い天気となりました。
 アルペンスキー授業の締めくくりとして、今日はそれぞれの学年が順番に練習の成果を発表しました。

 下学年では、最初一人でリフトが乗れなかった子も、今日は上手にポールを通り抜け、最後までしっかりと滑ることができるようになっていました。学年が上がるにつれ、滑りの技量が上がっています。練習を積み重ねる、月日を重ねる、というのはとても価値があることだと実感します。

 多くの保護者、地域の方々に参観していただき、拍手をいただきました。お仕事等ご都合を付けて参観に来てくださり、ありがとうございました。また、ボランティアで子供たちにレッスンや見守りをしてくださった、地域の皆さん、保護者の方々に、心よりお感謝申し上げます。
 雪に親しみ雪に鍛えられた赤石小の子供たち。雪の楽しさを、これから出会う人たちに伝えていってほしいと思います。自分がしていただいたこと、習ったスキーの滑り方を出会う人に教えてあげてほしいものです。
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米新聞 発行!〜5年生〜

 5年生が、春から学習してきた米作り。
 その成果をまとめた「米新聞」が廊下に掲示されました。米について、米作りについて調べてきたこと、松田さんから教わったこと、そして実際に体験して分かったことを一人一人が伝えようと、新聞にまとめました。

 田植えの大変さや、稲刈りの充実感が紙面から十分に伝わってきました。コメの品種が900種類近くもあること、土づくりがとっても大切なことなど、もはや米博士といえる内容です。
 日本人が大切にしてきた、主食としてのお米。特に、この南魚沼の米は、日本が誇るおいしいブランド米です。そんなおいしいお米ができるのは、今まさに田んぼを覆う2mを越える雪のおかげだそうです。その雪が田を覆うことによって、じっくりといい田んぼの土を作ってくれます。
 学習を終えた5年生たち。ご飯を食べる時の気持ちは、きっと今までとは違うのだと思います。そのことを大人になっても忘れずに、大切にしてほしいものです。
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都道府県を覚えよう! 〜4年生社会科〜

 4年生の社会科の授業をのぞいてみました。

 いつもの教室ですが、「おや、何か違うぞ?」、机の上には一人ずつタブレットがありました。ICT支援員の立石先生から助言をもらいながら、タブレットのソフトを使って、47都道府県の名称と位置を覚える学習に取り組んでいました。
 
 地理的な学習は視覚情報が欠かせません。どの辺に何県があり、その県の隣には何県があるのか?目で確認しながら、覚えていきます。ICTを活用した学習の良いところは、「何度間違えても、簡単に再チャレンジができるところ」です。都道府県名をパズルのようにドラグアンドドロップ。間違ったらその答えは消去して、正しい答えに向かって試行錯誤することが簡単です。むしろ、この間違い体験が記憶に残るものです。

 今のところ、1〜2学年分しかタブレットは使えない状況ですが、やがては全児童がノート代わりにタブレットを使う時代が来ます。

 私たち大人は、その便利さを伝えながらも、間違った使い方による危険を同時に伝えていく必要があります。
 子供たちにインターネット等、その接続機器の正しい使い方について、ご家庭と連携して指導してまいります。
 
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水の温まり方(伝導・対流) 〜4年生理科〜

 4年生が理科室で実験をしていました。

 アルコールランプを使って、水を熱しているようです。水の中にはコーヒーを抽出した後のコーヒー豆の殻が入っていて、水の動きがわかります。
 「あ!動いてる」
 「どんな動きをしているかな?」
 「下から上のほうに上がってきている!」
 観察から、水温上昇につれて水流が起きていることに気が付きました。温かいと、上に上がりまた冷えたものが下に下がる、という動きが実験によって可視化され、納得する答えが生まれていきます。

 温かいと、なぜ上に行くのか?
 
 さらに、疑問が高次になることを期待しています。

 さて、最近は電子レンジはもちろん、IH調理器も普及し、炎を実際に見て熱を感じることが少ない子供たちも増えています。生まれてから一度もマッチを擦ったことがない子はたくさんいるようです。
 最近のキャンプばやりで、自然の中で焚火をしたり調理をしたり、といった経験がもてはやされています。太古の昔、火を恐れず利用することを覚えたことで、人類は飛躍的に進化したといいます。あごの骨格が細くなったのは、火を使ってものを食べることで柔らかいものが食べられるようになり、あごの力が弱くなったせいらしいです。
 炎は、獣を遠ざけ、柔らかくおいしい食事を作ってくれた。炎に安らぎを感じるのは、そんな人類のはるか昔からの営みのせいなのかもしれません。
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赤石グループ総決算 〜縦割り班活動〜

 1年生から6年生までの縦割り班の「赤石グループ」もまとめの頃となりました。
 今年は、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、例年より縦割り活動ができなかったのですが、秋の赤石チャレンジランドでは、赤石グループで協力してゲームを考えお客さんをもてなしました。6年生のリーダーシップの下、協力する楽しさ、相手を思いやる行動等、多くのことを学ぶ機会でした。

 6年生の卒業が近づき、6年生と過ごした日々はみんなの大切な思い出となっていきます。6年生への感謝の気持ちを示す時。3月の6年生ありがとう集会を心温まる会にしてくれることを願っています。
 今までしてもらってうれしかったこと、それを受け継いで、自分たちの後輩たちにしてあげていってほしいです。
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スキー授業2 〜下学年〜

 スキー授業の第2回が行われました。
 2/9に上学年が、2/10は下学年が八海山麓スキー場で思いっきりスキーに取り組みました。上学年は第1回目はこの上ない青天でしたが、2回目は雪の中での実施。下学年の第1回目は残念ながら雨に打たれながらの実施でしたが、第2回目はとっても良い天気となりました。
 どちらも、1回は晴天に恵まれ、とっても爽快なスキーを楽しむことができました。2回目ともなると、どの子にも上達が見られました。中には、十数回もスキーをしているという子もいました。昨年できなかった分を取り戻しているかのようですね。

 他校の児童生徒も来ていて、山麓スキー場は大盛況でした。学校から一番近いホームグラウンドの山麓スキー場に感謝です。
 今回も保護者の方々のボランティア参加をいただきました。本当にありがとうございました。どの子にも我が子のように温かくそしてしっかりとご指導をいただけたことに、心より感謝いたします。
 次は、2/19のスキーDAYです。多くの皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
 (ボランティア参加は今からでも大歓迎です!ご指導ください!)

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心の教育 〜スクールカウンセラー授業〜

 5年生の授業をのぞいてみました。

 この日は、スクールカウンセラー(SC)の星先生から授業をしていただきました。
 内容は、人との付き合い方を円滑にするための学習です。

 思春期になると、途端に人づきあいが難しくなるといいます。それは、自分も相手も急速に心が変化し複雑になっていくからです。今まで何とも思っていなかったことが、腹立たしく感じたり、自分が何かをしたいという要求が強くなってしまうことで、相手の気持ちを考えない行動をしてしまったりすることが増え、トラブルになってしまうのです。

 大人であれば誰しも経験してきた道ではありますが、現代社会は少子化になったり遊び方が変化し個の遊びが多くなったりしたことで、他者との付き合い方を経験を通して学ぶ機会が減少しています。

 今は、心の学習を授業でする必要がある、そんな時代かもしれません。

 赤石小は、「保育園の時から、お互いをよく知っている」「クラス替えもなく、トラブルはない」と、考えるより、「相手が成長をすることによって、昔と同じような言動や行動をとっていたらだめなんだ」と、いう気付きを改めて持つことが必要なんだと考えます。
 星先生は「トイレに付き合って―って、無理に友達を誘っていない?ずっと私といなきゃダメ!なんて、友達の自由を奪っていない?」と、子供たちがわかりやすいように問いかけてくれました。
 仲間、相手の気持ちを考えた言動や行動をする。とても大切なことです。
 政治家の軽はずみな言動が大きな問題となっています。自分の発言が相手にどう思われるか、それをしっかりと考える。自分はどうか、常に自分に問いかけていきたいものです。
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アルゴリズムで問題解決!〜6年生・プログラミング学習〜

 6年生が、プログラミング学習に取り組んでいます。

 専用のソフトを使いながら、ゲーム感覚で問題を解決していきます。
 
 その問題解決に必要なものが「アルゴリズム」です。

 アルゴリズムという専門用語が出てくると、いきなり難しそうですが、私たちの身の回りはアルゴリズムに満ちあふれています。信号機が何秒たつと黄色になり何秒たつと青になるかなど、物事が変化するときの正しい道筋とでも言うものがアルゴリズムです。

 コンピュータは、自分勝手に動くわけではありません。「何かをさせるためには、どんな順番で、何をさせたらいいか」をしっかり考えて入力することで、「誰がやっても、同じ動き」をしてくれます。だから、PCを使うためにアルゴリズムといった考え方が必要になります。そして、アルゴリズムはPCを動かすためだけに必要な考え方ではありません。例えば、目隠しをしている友達を無事ゴールに導く、と言ったときにもアルゴリズムを使っています。「右へ、3歩進んで、左に、10歩進んで」といった考え方、うまく成功させるための解決の道筋をアルゴリズムといいます。

 プログラミング教育がなぜ導入されてきたのかは、コンピュータを活用する力を育成するというねらいもありますが、一番大事なのは「この物事を解決するためには、どうしたらいいのだろう?」と、問題解決のために論理的に物事を考えられる力を付けることにあります。

 「勉強って暗記だろ?」

 と言う言葉は、いよいよ時代錯誤となってきました。
はじめて見る問題についても、論理的に解決をしていく。正解は一つではないし、間違いながら確率を使ったり、消去法を使ったりして、正しい道を探っていきます。

 そう考えると、とても奥が深いし、これからの子供たちにとても必要な学習とわかります。ご家庭でもお子さんが迷ったときにすぐ答えを教えてしまうのではなく、「どうしたらできるようになると思う?」と、問い返してあげてみてください。

 それが、論理的思考の始まりとなります。
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神々のお面 〜2年生〜

 廊下に、神々しいお面が並んでいます!

 2年生が、いろんな鬼をやっつけてくれる「神様のお面」を作りました。節分は病気や災難を払ってもらうとともに、自分の心の弱い部分を外に追い出そう、との願いをかけて行います。2年生たちは、鬼のお面を作るのではなく、「怖いもの、やっかいなもの」を追い出してくれる、神様を想像して、そのお面を作ったのだそうです。

 どのお面も、とっても神秘的!その神々の効能(得意なこと)が説明書きとして書かれていたのですが、3枚目の写真の鬼は世界の困り者「新型コロナウイルス」を追い払ってくれる神様です。
 なんと、ありがたい神様。世界がこの神様を切望しています。2年生の優しい気持ちで、この神様が地上に舞い降りてくれないものでしょうか?

 みんなで、祈りましょう。お願い、神様・・・
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第17回 南魚沼郡市小学校親善スキー大会

 2月4日、スキー大会が開催されました。
 午前中は青空の見える最高の天気でした。しかし、お昼に近づくにしたがって、だんだんと雪が降り始め、午後からは時折突風も吹く荒天となりました。やはり、山の天気は変わりやすいということを実感しました。

 クロスカントリーの大会役員だったため、アルペン競技は見に行くことができなかったのですが、クロスカントリー大会の様子を見て、6年生だけの大会で、無観客での実施となりましたが、大会が開けたことに本当に大きな意義があると感じました。

 参加選手たちが、どの子もみんな本当によく頑張っていたからです。技術、走力に差はあるのは当たり前ですが、ゴールをめがけて全力を尽くしている姿には、どの子の姿を見ても感動がありました。この日のために練習してきた、その努力が報われたのです。

 今年度は、南魚沼市出身の先輩、國學院大學の林選手が男女のレース前にエキシビジョンとして、前走をしてくれました。子供にとっては、活躍する先輩の姿を見る、といったことは、とっても勇気づけられるものです。憧れから始まる、夢・目標というものは、とても力強く自分を動かしていきます。どの子にとっても、何かに夢中になるヒントを見つけてほしいものです。

 帰校したところ、アルペン競技の結果を教えてもらいました。
 
 6年生女子大回転で、駒形織音さんが優勝、小澤優奈さんが2位、6年生男子大回転で、小澤逢紀さんが、5位入賞です。週末ごとに、いろんな大会に出て技術を磨いていたと聞いていましたが、素晴らしい成果を上げました。

 おめでとう!

 何より、大会当日まで子供たちをサポートして下さった、保護者、地域の皆様、大変ありがとうございました。
 みんな精一杯頑張りました。どの子もみんな、褒めてあげてください。
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親善スキー大会 壮行会

 明日はいよいよ第17回南魚沼市小学校親善スキー大会です。

 前日の朝、出場選手である6年生の壮行会が開かれました。
 この壮行会は4年生が担当です。事前に練習をし、6年生のために頑張ってくれました。

 「選手入場!」
 の、大きな掛け声で6年生たちは入場しました。小学校での最後の大会となるので、緊張感が漂っていました。
 代表選手から、大会に向けての抱負を述べてもらいました。4年生の応援リーダーを中心に、全校で精一杯応援を送りました。
 校長から
 「スキーというスポーツを通じて冬でも心身を鍛錬してくれる、南魚沼の郷土に誇りを持ってください。精一杯空気を吸い込み、精一杯体を動かし、躍動する。持久走のようにつらく感じることもあるでしょう。体が熱くなる、汗が流れる、終わった後の充実感。まさに、皆さんが学習時発表会で述べた、『今生きているということ』を感じてきてほしいと思います。最後に、陸上大会の時も話した通り、結果ではなく、あきらめないことを目標に全力を出し切ってきてください。皆さんは、赤石小学校の代表。赤石小学校の誇りです。」と、激励の言葉をかけました。

 残念ながら、今年度の大会は「無観客」による実施です。
 6年生保護者の皆様には大変申し訳ないのですが、ぜひ、帰ってきた子供たちから大会の様子を聞き、努力した様子をほめてあげてください。
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スキー授業 〜下学年〜

 今日は、下学年が待ちに待った、スキー授業でした。
 上学年が実施した日は、これ以上ない、というような青天でしたが、本日は少し冷たい雨が降っての開催となりました。しかし、子供たちの熱気で、寒さは感じないくらいでした。
 今年は雪の心配が全くいらないことが何より。それぞれ、グループごとに課題をもって練習に取り組みました。
 保護者の方々がボランティアとして参加してくださり、子供たちにコーチをしてくださいました。教職員以外の大人のかかわりというものが、大変貴重です。出会い、そして自然とあいさつも生まれるもの。きちんと、敬語で話すことができたでしょうか。

 そんな、いろんなことをスキー同様に教えてください。半日、大変ありがとうございました。また、来週も子供たちは頑張ります!
 
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2月になりました! 節分・鬼はどこだ?!〜1年生〜

 早いもので、2月になりました。
 今年の節分は、いつもより一日早い2月2日だそうです。

 1年生たちは、季節の行事を題材に、いろんな創作活動に取り組みますが、今回は節分ということで、それぞれがオニ役になるため、いろんな準備をしました。
 それぞれが工夫を凝らして作ったお面をかぶり、

 「鬼は外!」
 「福は内!」

 元気な声が体育館中に響きました。
 自分の心の弱い部分が体から出ていったかな?なにより、今後も健康第一で、さらに成長してくれることを願っています。
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<速報>YDK週間の結果! 〜メディアをコントロールし、自律した生活を!〜

 大和地区の小中学校で共同で取り組んでいる「YDK週間」。

 これは、ゲームをする時間の増加や、スマートフォンやインターネット、SNSの普及に伴って、子供たちの睡眠時間(学習時間も)が減少し、「朝起きられない」「食欲がない」「学校の授業に集中できない」「視力が低下している」といったことが増えてきている現状を改善していこうという、大和地区の小中学校全体の取組です。

 担当の養護教諭とSSS(スクールサポートスタッフ)が、知恵を出し合い、子供たちが意識して見てくれるように掲示物を工夫して作成してくれました。

 さて、自分の学年の実態は…

 学校便りでお示しした通りの課題が、本校でもあります。この取り組みは1週間だけのキャンペーンでは子供たちの生活習慣の改善は見込めません。この結果を「きっかけ」として、ご家庭で子供たちと一緒に考えていただき、ご家庭のルールに即した生活を過ごさせていただきますよう、お願いいたします。
 早起きをして脳を動かし、朝ご飯をしっかり食べて脳に栄養を与え、午前中に成果の上がる体を作っていただきたいと思います。これは、大人にも当てはまることですね。
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計算の仕方を考えよう! 〜1年生・算数〜

 1年生の算数の授業公開がありました。

 本校では、今年一年間「仲間とかかわりより良い考えを追究しようとする子供たちを育てよう」と、全校体制で授業改善に取り組んできました。公開授業のトリを飾る1年生の授業を紹介します。

 「赤いトリが38わ、白いとりが5わいます。ちがいはなんわですか。」

 38−5の引き算について学習します。答えを覚えるのではなく、どう思考していくかがとても大切です。その思考を可視化するため、授業者は色々と工夫をしました。マグネットブロックの活用で、実際に数を動かし、何度もやり直す試行錯誤ができます。発表では、ホワイトボードに自分の考えをまとめることで、他の人に目で見て自分の考えた道筋を伝えられるとともに、しっかりと発表ができます。

 ただ数字を引く、というのではなく「ちがいは?」と問うところがとても学問的だなぁと感心しました。「A-Bは?」と聞けば答えは「C」としか出てきません。しかし、「違いは?」と問うことで、「赤いとりのほうが、33わ多い(白いとりの方が33わ少ない)」ということを考えたかどうかがわかります。
 このように、結果だけではなく思考の道筋を大切にして、事象を概念的につかませる。こうやって、「深い学び」が生まれていくのです。

 1年生の授業は、私にとっても、大変勉強になりました。

 そして、間もなく進級し先輩になる、というこの時期だからこその、1年生たちの大きな成長を見ることができました!
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第2回 国際交流会 〜フィリピンについて学んだよ!〜

 第2回の国際交流会を行いました。

 コロナ禍において、なかなか講師を招くことが難しい中ですが、子供たちの学びを止めないよう、南魚沼市のALTのクリスさんに来ていただきました。

 クリスさんは、いつも本校の国際科の授業や外国語科の授業を担当してくれています。いつもは英語中心のお話ですが、今回は母国であるフィリピンの言葉や文化についてお話してくれました。
 フィリピンには言語が80種類前後もあります。そして、日本と同じ島国ですが、その島の数は7641島もあるそうです。これは島の数を6852島とする日本より多いことになります。人口は1億人を超えているなど、近い国でありながら、知らないことが多く、一堂びっくりしていました。

 言語数が多いため、フィリピンでは公用語として「英語」を使っているそうです。タガログ語も話せて英語が堪能なクリスさんがうらやましくなります。

 フィリピン文化のお話の後、フィリピン式の「じゃんけん」を教えていただきました。掛け声は違えど、じゃんけんに変わりはなく、共通点にもびっくり。
 
 その後は、クリスさんからフィリピンの子供たちの遊びを教えていただきました。
「Group yourself」といいます。

 クリスさんの言う「数字」の人数のグループを急いで作るというものです。そして、「異なった学年メンバーを入れて」という条件が付きました。

「number11!」
 みんなが、11人のグループを作ろうと体育館中を駆け回ります。中々ちょうどよく人数がそろわなかったり、異なる学年の子を招き入れるのに苦労したりと大盛り上がりでした。

 今年、新型コロナ感染対策で、なかなか全校児童で仲間づくりのような活動ができなかったので、思わぬ異学年交流活動にもなり、仲間の輪が広がるとってもありがたい活動となりました。

 クリス先生、ありがとう!
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1/2成人の今、自分の未来の姿を考える 〜4年生〜

 4年生が、2分の1成人の年齢になった今、未来の自分を思い描く、という授業を行っていました。

 今回は、地域の先生として、保護者の井口さんと戸田さんが講師を務めてくださいました。お二人からは、現在のお仕事についての説明を頂きながら「働く」ということについて、お話しいただきました。みんな真剣に聞き入っていました。

 まだ遠い話に見えても、大人になってから困らないように力を付けるのが学生時代。日々の学びは「大人になった時の自分」をつくるためにあるんだ、と気づかせることがとても大切です。これを「キャリア教育」といって、学びが自分の未来につながっていくことを感じさせていく、大切な考え方です。
 キャリア教育を通して、「させられる勉強」ではなく、「自分自身のために学ぶ」という気持ちをつくりたいのです。それが、「主体的学び」を創っていく原動力となるからです。

 4年生は、高学年になると課外活動等で着る「チームTシャツ」をつくるのが恒例になっています。そのデザインを題材に、井口さんから「ブランディング」を教わりました。井口さんは、ブランディングをお仕事にしていらっしゃるそうで、形になっていないイメージを具体的な手法で「デザイン」に変えていくそうです。
 自分たちのTシャツのデザインを創る、ということもあり、みんなとっても意欲的に考えたり、質問したりしていました。

 本当にとても有意義な授業でした。

 これからも、保護者地域の皆様に大人になってからの生き方、自立して働くということなど、たくさん教えていただきたいです。
 今後ともよろしくお願いいたします。
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雪原を駆け抜けろ!〜クロスカントリ―スキー 課外授業〜

 大寒を迎える頃となりました。寒さがひときわ身に染みます。

 しかし、赤石っ子のたくましさをご覧ください。白い息を吐きながら、雪原を滑走しています。クロスカントリースキーはアルペンスキーと違い、平らな道を走ったり、むしろ重力に逆らって斜面を登ることも多いです。まさに、雪原のマラソン。寒いどころか、子供たちは汗をかき、真っ赤な顔で必死に坂を登っています。

 見ているだけで、「がんばれ!」という言葉が思わず出てきます。

 子供たちの頑張る姿は、尊い!
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避難訓練 〜地震〜

 本日は、避難訓練を行いました。

 期日の予告なしに、日頃の冷静な判断や的確な行動がとれるかの訓練です。

 とっさに、頭を守ること、揺れが収まるまで動かないこと、私語なく走ったり押したりせず、素早く避難することを徹底します。子供たちは真剣に訓練に取り組んでいました。
 
 講評で子供たちの行動をほめながらも、大地震ってどんなだろうか、と疑問をかきたてました。「新潟県では、新潟地震、中越地震、中越沖地震と3回も大地震が起こっています。でも、みんなが生まれる前ですから、よくわかりませんね。実際の映像を流しますから、よく見てください」と、災害の様子を動画で流しました。

 1995年の1月17日の「阪神淡路大震災」と、2011年3月11日の「東日本大地震」です。

 高速道路はなぎ倒され、いたるところで火災が発生。立っていられない激しい揺れ、しゃがみこんでいる大地に走る亀裂。大きな揺れの後に、さらに大きな余震が来ること。

 動画を見終わった児童に質問しました。
「どこを守ることが大切?」 「頭!」
「どうして?」 「たくさん物が落ちてくる!」
「建物の中は危ない。すぐ逃げていいの?」「だめ!」
「どうして?」 「たくさん物が落ちてくる!」
「どんなもの?」 「瓦!ブロック!看板!」
「大切なことは?」「おはしも!(避難の時の合言葉)」
「大切なものは?」「生命!」

 環太平洋造山帯に位置する日本は、どこに住んでいても地震が起こる可能性はあります。仙台、福島、新潟、小千谷、柏崎、神戸・・・1月17日、3月11日、7月16日、10月23日・・・
場所も、時期も地震は選びません。

今回の訓練を活かし、自分の命をしっかり守ることができるようになってほしいと願います。
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南魚沼市立赤石小学校
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