日々の学校生活についてこちらのページでお知らせいたします。

<速報>YDK週間の結果! 〜メディアをコントロールし、自律した生活を!〜

 大和地区の小中学校で共同で取り組んでいる「YDK週間」。

 これは、ゲームをする時間の増加や、スマートフォンやインターネット、SNSの普及に伴って、子供たちの睡眠時間(学習時間も)が減少し、「朝起きられない」「食欲がない」「学校の授業に集中できない」「視力が低下している」といったことが増えてきている現状を改善していこうという、大和地区の小中学校全体の取組です。

 担当の養護教諭とSSS(スクールサポートスタッフ)が、知恵を出し合い、子供たちが意識して見てくれるように掲示物を工夫して作成してくれました。

 さて、自分の学年の実態は…

 学校便りでお示しした通りの課題が、本校でもあります。この取り組みは1週間だけのキャンペーンでは子供たちの生活習慣の改善は見込めません。この結果を「きっかけ」として、ご家庭で子供たちと一緒に考えていただき、ご家庭のルールに即した生活を過ごさせていただきますよう、お願いいたします。
 早起きをして脳を動かし、朝ご飯をしっかり食べて脳に栄養を与え、午前中に成果の上がる体を作っていただきたいと思います。これは、大人にも当てはまることですね。
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計算の仕方を考えよう! 〜1年生・算数〜

 1年生の算数の授業公開がありました。

 本校では、今年一年間「仲間とかかわりより良い考えを追究しようとする子供たちを育てよう」と、全校体制で授業改善に取り組んできました。公開授業のトリを飾る1年生の授業を紹介します。

 「赤いトリが38わ、白いとりが5わいます。ちがいはなんわですか。」

 38−5の引き算について学習します。答えを覚えるのではなく、どう思考していくかがとても大切です。その思考を可視化するため、授業者は色々と工夫をしました。マグネットブロックの活用で、実際に数を動かし、何度もやり直す試行錯誤ができます。発表では、ホワイトボードに自分の考えをまとめることで、他の人に目で見て自分の考えた道筋を伝えられるとともに、しっかりと発表ができます。

 ただ数字を引く、というのではなく「ちがいは?」と問うところがとても学問的だなぁと感心しました。「A-Bは?」と聞けば答えは「C」としか出てきません。しかし、「違いは?」と問うことで、「赤いとりのほうが、33わ多い(白いとりの方が33わ少ない)」ということを考えたかどうかがわかります。
 このように、結果だけではなく思考の道筋を大切にして、事象を概念的につかませる。こうやって、「深い学び」が生まれていくのです。

 1年生の授業は、私にとっても、大変勉強になりました。

 そして、間もなく進級し先輩になる、というこの時期だからこその、1年生たちの大きな成長を見ることができました!
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第2回 国際交流会 〜フィリピンについて学んだよ!〜

 第2回の国際交流会を行いました。

 コロナ禍において、なかなか講師を招くことが難しい中ですが、子供たちの学びを止めないよう、南魚沼市のALTのクリスさんに来ていただきました。

 クリスさんは、いつも本校の国際科の授業や外国語科の授業を担当してくれています。いつもは英語中心のお話ですが、今回は母国であるフィリピンの言葉や文化についてお話してくれました。
 フィリピンには言語が80種類前後もあります。そして、日本と同じ島国ですが、その島の数は7641島もあるそうです。これは島の数を6852島とする日本より多いことになります。人口は1億人を超えているなど、近い国でありながら、知らないことが多く、一堂びっくりしていました。

 言語数が多いため、フィリピンでは公用語として「英語」を使っているそうです。タガログ語も話せて英語が堪能なクリスさんがうらやましくなります。

 フィリピン文化のお話の後、フィリピン式の「じゃんけん」を教えていただきました。掛け声は違えど、じゃんけんに変わりはなく、共通点にもびっくり。
 
 その後は、クリスさんからフィリピンの子供たちの遊びを教えていただきました。
「Group yourself」といいます。

 クリスさんの言う「数字」の人数のグループを急いで作るというものです。そして、「異なった学年メンバーを入れて」という条件が付きました。

「number11!」
 みんなが、11人のグループを作ろうと体育館中を駆け回ります。中々ちょうどよく人数がそろわなかったり、異なる学年の子を招き入れるのに苦労したりと大盛り上がりでした。

 今年、新型コロナ感染対策で、なかなか全校児童で仲間づくりのような活動ができなかったので、思わぬ異学年交流活動にもなり、仲間の輪が広がるとってもありがたい活動となりました。

 クリス先生、ありがとう!
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1/2成人の今、自分の未来の姿を考える 〜4年生〜

 4年生が、2分の1成人の年齢になった今、未来の自分を思い描く、という授業を行っていました。

 今回は、地域の先生として、保護者の井口さんと戸田さんが講師を務めてくださいました。お二人からは、現在のお仕事についての説明を頂きながら「働く」ということについて、お話しいただきました。みんな真剣に聞き入っていました。

 まだ遠い話に見えても、大人になってから困らないように力を付けるのが学生時代。日々の学びは「大人になった時の自分」をつくるためにあるんだ、と気づかせることがとても大切です。これを「キャリア教育」といって、学びが自分の未来につながっていくことを感じさせていく、大切な考え方です。
 キャリア教育を通して、「させられる勉強」ではなく、「自分自身のために学ぶ」という気持ちをつくりたいのです。それが、「主体的学び」を創っていく原動力となるからです。

 4年生は、高学年になると課外活動等で着る「チームTシャツ」をつくるのが恒例になっています。そのデザインを題材に、井口さんから「ブランディング」を教わりました。井口さんは、ブランディングをお仕事にしていらっしゃるそうで、形になっていないイメージを具体的な手法で「デザイン」に変えていくそうです。
 自分たちのTシャツのデザインを創る、ということもあり、みんなとっても意欲的に考えたり、質問したりしていました。

 本当にとても有意義な授業でした。

 これからも、保護者地域の皆様に大人になってからの生き方、自立して働くということなど、たくさん教えていただきたいです。
 今後ともよろしくお願いいたします。
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雪原を駆け抜けろ!〜クロスカントリ―スキー 課外授業〜

 大寒を迎える頃となりました。寒さがひときわ身に染みます。

 しかし、赤石っ子のたくましさをご覧ください。白い息を吐きながら、雪原を滑走しています。クロスカントリースキーはアルペンスキーと違い、平らな道を走ったり、むしろ重力に逆らって斜面を登ることも多いです。まさに、雪原のマラソン。寒いどころか、子供たちは汗をかき、真っ赤な顔で必死に坂を登っています。

 見ているだけで、「がんばれ!」という言葉が思わず出てきます。

 子供たちの頑張る姿は、尊い!
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避難訓練 〜地震〜

 本日は、避難訓練を行いました。

 期日の予告なしに、日頃の冷静な判断や的確な行動がとれるかの訓練です。

 とっさに、頭を守ること、揺れが収まるまで動かないこと、私語なく走ったり押したりせず、素早く避難することを徹底します。子供たちは真剣に訓練に取り組んでいました。
 
 講評で子供たちの行動をほめながらも、大地震ってどんなだろうか、と疑問をかきたてました。「新潟県では、新潟地震、中越地震、中越沖地震と3回も大地震が起こっています。でも、みんなが生まれる前ですから、よくわかりませんね。実際の映像を流しますから、よく見てください」と、災害の様子を動画で流しました。

 1995年の1月17日の「阪神淡路大震災」と、2011年3月11日の「東日本大地震」です。

 高速道路はなぎ倒され、いたるところで火災が発生。立っていられない激しい揺れ、しゃがみこんでいる大地に走る亀裂。大きな揺れの後に、さらに大きな余震が来ること。

 動画を見終わった児童に質問しました。
「どこを守ることが大切?」 「頭!」
「どうして?」 「たくさん物が落ちてくる!」
「建物の中は危ない。すぐ逃げていいの?」「だめ!」
「どうして?」 「たくさん物が落ちてくる!」
「どんなもの?」 「瓦!ブロック!看板!」
「大切なことは?」「おはしも!(避難の時の合言葉)」
「大切なものは?」「生命!」

 環太平洋造山帯に位置する日本は、どこに住んでいても地震が起こる可能性はあります。仙台、福島、新潟、小千谷、柏崎、神戸・・・1月17日、3月11日、7月16日、10月23日・・・
場所も、時期も地震は選びません。

今回の訓練を活かし、自分の命をしっかり守ることができるようになってほしいと願います。
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校内書き初め展2

上学年の作品です。
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校内書き初め展 1

 新年の決意を込めた書き初め。
 各学年の作品が廊下に張り出されました。1/18〜29まで、「校内書き初め展」として掲示してあります。この期間は、保護者の方々が来校し、書き初めを見ていただくことができる期間としています。
 マスク着用、手洗いの消毒など感染予防対策をして、ご観覧ください。

 どれも力作ぞろいです!
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スノースポーツを楽しもう!〜5,6年生 体育〜

 今日は、とってもいい天気になりました。
 この日を逃さず、クロスカントリースキーの練習です。特に、6年生は2月4日の大会に向けて、練習を積み重ねます。

 天気がいいと、何をやっても楽しいもんです。子供たちは、笑顔で楽しそうに取り組んでいました。

 クロスカントリースキーは、脚力が鍛えられるのはもちろん、心肺機能もとても高まります。駅伝など、長距離選手が冬にはクロスカントリースキーでトレーニングをしています。運動不足になりがちな冬。全身運動のクロスカントリースキーで、たくましさUpです!
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清少納言に挑戦!〜5年生・枕草子〜

 5年生の教室をのぞいてみたら…

 なんと、枕草子を学習していました。
「春はあけぼの…」くらいは誰しもがそらんじることができる古典の名作ですが、私が勉強したのは、中学と高校でした。小学生もなかなかやるものです(当然、中高とはまた違った視点で学ぶわけですが)。

 担任は、ICTを活用し動画を見せて、今と違う表現の言葉の解釈を想像させていました。「をかし」も「わろし」もそれを詠む女性の表情でイメージすることができました。

 千年以上前の人々なのに、今の自分たちと同じように感じていたんだ、と理解することがねらいです。幾千万もの人々の日常の営みが、いまのわたしたちにしっかりとつながっている。こんなにも長い歴史をもっている日本という国についての考え方が、古典を学ぶことから形づくられていく気がしました。

 この学習の後、夕日に向かって飛ぶカラスや空を連なって跳ぶ渡り鳥を見る目が違ってきたら、とてもうれしいです。
 
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雪は友達?!

 3連休を襲った寒波で、新潟県の特に海岸線近くの地域に大量の雪が降り、市民生活に大きな影響をもたらしました。豪雪を処理できず、道路がいまだふさがっている所も多く、休校している学校もまだあります。自衛隊の方々に災害派遣で、またまた活躍していただいたようです。本当にありがたいことです。
 当の私も、雪かき雪下ろしに追われた3日間でした。自動車を掘り起こしても、翌日にはまた埋まっているというすごい雪。雪の置き場もなく、途方に暮れてしまいました。近所には独居老人宅や空き家もあり、地域の方々の共助がより大切になってくることを実感しました。

 さて、南魚沼市は雪どころ。道路の除雪も素晴らしいの一言。
 赤石小の児童は雪と友だちです!スノーモビルの位置にご注目。少し上にある窓は、2階の窓です。降雪計は2m20cm!私も、つらいといわず、この雪を楽しもうと思います。
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電気をつくって、考えてみた!〜6年生・理科〜

 3学期が始まり、子供たちは意欲的に学習に取り組んでいます。

 6年生が理科室で実験をしていたので、のぞいてみました。
 手回し発電機を使って、電気について学習をしていました。電気は磁力とコイルの関係から生まれることも学んでいます。モーターの原理で磁石の周りのコイルをまわすことで、電流が生まれるのです。
 発電機を回した電気で、ライトが付いたり、繋いだ楽器から曲が流れて来たりすることを実験していました。電気が私たちの生活を支えている欠かせないものであることを学びます。手回し発電機は、災害時の停電の際に非常用のライトにも使われていることを思い出す児童もいました。しかし、回転を止めると当然電気が消えてしまいます。

 「なんとか、この電気を貯めることはできないか?」

 疑問が次へと進化していく。これが学びですね。エジソンも、きっと好奇心が次へと次へと積み重なり、疑問が進化していった結果、発明王と呼ばれるようになったのでしょう。繰り返された実験は、きっと他者から見れば「努力の積み重ね」「試行錯誤の連続」なのでしょうが、やっている本人は「予想したことを確かめ、失敗して成功していくことが、面白くてしょうがない」という気持ちだったのではないでしょうか。

 自動車を家庭のコンセントで充電するという、未来はさらに電気が必要となっていく世の中であることは、間違いありません。また、発電所から出る二酸化炭素を減らそうと、水素社会も夢ではなくなってきています。
 偉大な科学者、技術者も、きっとこんな理科室の実験から生まれていくのだ、と私の胸は高鳴りました。
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3学期、開始!

 大寒波が再び襲来し、昨晩から降り続けた雪でいたるところが雪だらけになってしまいました。歩道の除雪がままならない箇所もあり、全員の登校が危ぶまれたのですが、地域のながらパトロールの皆様や保護者の皆さまのご協力ご支援のおかげで、始業までに登校が完了し、何とか無事に3学期を始めることができました。

 本当にありがとうございました。

 本日始業式で久々に児童と対面できた喜びを、私も素直に「みんなと会えて、うれしい!」と述べさせていただきました。
 いくつかインタビューしましたが、スキーに行ったり、家族とたくさんの時間を過ごし、楽しい年末年始だった様子がわかりました。年末年始は、人生のご褒美のようなもの。だから、また頑張ろうね、と話しました。

 さて、短い3学期です。どんな意味があるのか、しっかりと意義づけをしました。
 「進級・進学するにふさわしい学習や態度が身に付いているか。それを振り返り確認し、しっかりと身に付けるための大切な学期。進級進学は、花咲く春です。春咲く木々の花も、寒い冬のうちに、蕾をつくるのです。春咲くために、この冬にしっかりと準備をする。人間も同じです。」と話しました。
 
 そして、卒業式を「感動の、最高の卒業式」にするよう、各々が自分の役割をしっかりと果たそう、と話しました。在校生は6年生への感謝を込めて準備をする。6年生は保護者の方々をはじめとし、先生方や後輩たち、地域の方々など、お世話になったすべての方々、そして6年間の赤石小生活に感謝を示すこと。
 それには、どうしたらいいのでしょう。

 卒業式だけ感謝を表せば良いのではありません。

 これからの毎日を、「もうその人には二度と会うことができないんだ。自分の精一杯の気持ちを示そう」と思って過ごすこと。
 
 これを「一期一会」と言います。

 難しい言葉ですが、中身は難しくはありません。51日間と短い3学期ですが、「今のこの時は、二度とこない」と感じて精一杯取り組み、悔いがないように過ごしてください。

 この思いをもって過ごす51日間は、短くとも中身の濃いものとなるはずです。

 さて、保護者・地域の皆さま。しばらく荒天が続きます。除雪車に巻き込まれた児童の死亡事故も起きています。十分に安全指導をお願いいたします。
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明日はいよいよ、3学期始業式

 あけましておめでとうございます。
 旧年中は、大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 さて、いよいよ明日から3学期が始まります。
 短い学期ではありますが、3学期には「進級進学のための準備」という、明確な目標があります。1学期2学期に大きな行事を振り分け、3学期にしっかりと振り返り評価し、次のステージに準備する。私は、2学期制も経験しましたが、4〜10月までの1学期に教育活動の比重が重くなりがちで、かえって大変だったと回想します。
 3学期にはお正月を境に心機一転し、目標を新たにする、新鮮な趣があるのです。

 ・赤石小児童は、元旦に新たな目標を掲げたでしょうか?
 ・新年の書き初めに願いを込めたでしょうか?
 ・冬休み中は家庭の一員として、「ありがとう」と言われる行動ができ
  たでしょうか?
 ・確かな大人へと成長していくために、計画的に時間をやりくりし、学
  習に向かったでしょうか?

 人間は、時間をかけて繰り返したことが、「上手」になり、「習得」されていきます。ゲームの時間が長ければ、それこそ、ゲームの達人になっていくわけです。
 将棋が好きで将棋ばっかりやっていれば、高校生プロ棋士・藤井聡太(王位)さんのようになっていくわけです。すべての人が、王位になれるわけではないにしても、簡単なことですね。

 「将来、どんな人になりたいか?」を考えて、そこに至る小さな努力を毎日繰り返してほしいものです。それに向けて、保護者の方々のご協力やお導きは欠かせません。人生の先輩として、目先のことだけではなく、その先を示してあげていただけると助かります。

 さて、仕上げの「51日間」の始まりです。
 「元気に」「よく学び」「よく遊ぶ」赤石ライフの総仕上げに入りましょう!
 今後とも深いご理解と温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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