日々の学校生活についてこちらのページでお知らせいたします。

地域の皆さん、ありがとうございます!〜危険看板の設置〜

 いつも子供たちのことを考えて下さっている地域の皆様がいます。その方々は東地区地域づくり協議会の皆様です。

 子供たちが地域で安心して生活できるよう、危険個所に看板を設置して下さっています。年月が経つうちに古くなった看板を補修・新設していただくことになり、この度子供たちに示してくださいました。

 地域には、交通量の激しいところ、水無川や水路など、命の危険のある場所がいくつかあります。看板があることで、子供たちの安全への自覚が高まりますし、地域の方々からも気にかけてみていただくことができます。
 東地区地域づくり協議会の皆様、本当にありがとうございました。来年度は、「みんなの食堂」という、老人から子供たちが集う地域の場を開設するため、準備をしてくださっているという、素晴らしいお話も届いています。

 今後とも、よろしくお願いいたします。
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がんばって進級するぞ!

 3学期、今の学年でいる時間も残り少なくなってきました。

 明るく、元気に、健やかに学ぶ子供たちの姿は、本当に宝物です。

 みんなで、卒業式までしっかりと頑張ろう!
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先輩としての最後のメッセージ 〜卒業式練習〜

 6年生が、卒業式練習に真剣に取り組んでいます。

 感染防止のため、6年生だけの練習が続きますが、6年生は最後の晴れ姿を精一杯見せたいと、練習に熱が入ります。

 後輩たちには「6年生ががんばって練習している姿を見ることができないのは残念だけれど、今みんなはしっかりと感染予防対策をして生活することが、6年生に感謝を示す行動となります。隙間のないようマスクをして、しっかりと生活をしていきましょう」と、話しました。

 いよいよ卒業式は来週に迫りました。

 がんばれ、6年生たち。みんなで感動の卒業式を創り出そう!
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名残惜しい冬・・・

 晴天に春の訪れを感じます。花粉症で鼻がムズムズという子供も増えてきました。

 どうしても今のうちに雪合戦がしたい、という子供たちが外遊びの許可をもらいに来ました。
 「どうしたら、できると思う?」

と、考えさせたところ、スキーウェアなどをちゃんと着る、マスクをする、密にならない遊びをする、授業に遅れない、といった約束事をしっかりと考えることができました。

まだまだ、ジャングルジムは上段しか顔を出していないのですが、春を確かめに行くように、そこまで走っていきました。

 春は確実に近づいています。
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論理的思考を身に付けろ! 〜プログラミング学習・6年生〜

 卒業を目前に控える6年生たちが、プログラミング学習に取り組んでいます。

 タブレットを使っての学習です。ICT支援員の笛木先生に御指導いただきました。

 カードを並び替える課題に取り組んでいるところです。プログラミング学習で鍛えられるのは、「論理的思考」といわれます。論理的思考は簡単に言うと「筋道を立てて考える力」のことです。同じ結果をもたらすことでも、どうやるのが最短かを考えながらやったりすることで、物事の解決に必要な方法がわかってきて、他の課題にも対応できる力となっていきます。

 私たちは、すぐに結果を求めてしまいがちですが、結果を得るためには手順を順番にこなしていくことが必要です。この力は、実はタブレットやPCを使わなくても養うことができるといいます。

 それは、「考えること」です。

 Aという場所に行くために、幾通りもある。しかし、何回も左折右折をくりかえさないで行けるルートを考えたり、時間によって渋滞するかしないかを考えたりする、これもプログラミング的な思考です。
 御家庭でも、ちょっとした問題を与えてみてはいかがでしょうか?

 さあ、考えるのだ、6年生たち。
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新潟県書初め大会 入賞作品

 先月の学校便りで紹介した、「新潟県書初め大会」の入選作品三点がもどってきましたので、この場で紹介したいと思います。

 どれも、力強い文字で勢いを感じます。本当に素晴らしい!

 さて、学年閉鎖、学校閉鎖が続き大変ご迷惑をおかけしました。今日から、万全の態勢で学校を再開しました。子供たちが元気に登校し、学校がよみがえった心持です。久々の登校でうれしい反面、疲れも見えます。週末に体を整え、来週への英気を養ってほしいと思います。

 ご家庭でも、細やかに見取り、健康観察をお願いします。熱より先に喉の違和感に要注意です。「普段と違うぞ?!」という訴えがありましたら、どうぞ医療機関への受診をお願いいたします。
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聖火が街にやってきた! 〜五輪・パラ聖火トーチ〜

 市の粋な計らいで、学校に東京オリンピック・パラリンピックで使用された「聖火トーチ」が届きました。「子供たちに夢とチャレンジする気持ちをもって欲しい」という、ありがたいご配慮です。

 市内の各学校に巡回展示されるため、本校の展示期間は、今日から月曜日と大変短いのですが、ホームページで紹介し、いつでも見てもらえるようにしたいと思います。

 現状世界は平和ではないようです。聖火に込められた、自由や平等、希望、平和といった願いを赤石小児童に伝える良いきっかけをいただいたと思っています。

 自分の夢を追いかけるとともに、人々に元気を与えたいと、全力で競技した選手たちの熱い気持ちがみんなに伝わるとうれしいです。
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廊下が動物園?! 〜図工・5年生〜

 廊下で、今にも動き出しそうな動物たちが、こちらを見ています。

 5年生たちが制作した「版画」です。あまりにも生き生きとしていて、動きだしそうな雰囲気。次期リーダーたちの意気込みが伝わってくるようです。

 HP表紙に、私が勝手に判断した「生き生き大賞」の作品を上げました。すごく力強いきつねです。先日の朝、校門で子供たちを出迎えに待っている時、校舎のわきに大きなキツネがいて、私に気付くと、さっと立ち去ってしまったのです。

 そのキツネがモデルかと、驚いてこの版画を二度見してしまいました。作者は、本物のキツネを見たことがあるんじゃないか、と予想します。自然あふれる赤石の地域が、豊かな感性を育てていると、私は確信します。
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ことばのかたち  〜図工・2年生〜

 廊下に2年生の描いた絵が飾られています。

 本を読んで、その内容から想像した物事を絵に表現したものです。活字の世界でも、あるいは活字の世界だからゆえ、子供たちの頭の中には空想が浮かんでいます。それを、自分なりの表現で描写したものです。

 実際に世の中の物事を目で見ることは大切なことですが、百聞は一見に如かずというとおり、想像力は鍛えられないところがあります。スターウォーズやハリーポッターなどの映画しかり、空想する楽しさ、実物を超えたクリエイティブさは、空想世界にあるのかもしれません。
 
 いいぞ、2年生!
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つなげ、伝統のバトン 〜児童総会〜

先日、令和3年度のまとめとなる、児童総会が開かれました。

 赤石児童委員会を始め、各委員会から令和3年度の活動報告があり、次年度への課題や改善について話し合われました。

 その後、新委員長への引き継ぎが行なわれました。6年生たちの一年間やりきったといった安堵の表情と新委員長となった5年生のこれからの大きな責任に身構える緊張した表情が、コントラストをはっきりとさせていました。

 引き継ぎのファイルを渡し堅く握られた握手は、時代を受け渡す・受け取り引き継ぐ、見えないバトンのやりとりでした。

 「委員会活動がなかったら、校内の花は枯れ、手洗いの洗剤は空っぽ、図書室の本は荒れ放題で、廊下を走る事故が起き、あいさつの声も響かない、そして楽しい行事が一つもない、つまらない学校になってしまいます。今年一年間、楽しい学校生活を振り返ると、6年生たちリーダーが学校をまとめ、各々の役割を果たし、自分たちの学校生活を輝かせていたことに、気がつきます。この赤石小学校の伝統や文化を引き継ぎ、次は5年生たちがリーダーとなって、さらに素晴らしい学校にしていくことを大いに期待しています。」と話しました。

 6年生たちの巣立ちの時がこうやって近づいてきます。
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まもなく3月。感謝を示す時 〜ありがとう集会に向けて〜

 2月も残すところ数日となりました。
 
 いよいよ3月を迎えます。3月は、「6年生ありがとう集会」があり、1〜5年生はそれぞれがいろんな企画や工夫をして、6年生に今までの感謝を示します。学年そろって披露するのが、1〜5年生全員で心を形にする、リズムダンスです。その練習が始まっています。

 振付を決め、ダンス指導に当たるのが、次期リーダーの5年生たち。一生懸命準備してきたそのダンスを、他学年に教えていきます。5年生には、ダンスを習っている子もいて、素晴らしい創作ダンスに仕上がってきています。かっこいいだけではなく、下級生がしっかりと踊れるように、工夫してくれています。

 本番は3/8です。それまで限られた時間ですが、一生懸命練習していいダンスに仕上げていってほしいものです。
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足し算言葉を疑え! 〜公開授業・1年生〜

年度末ですが、赤石小の教職員の授業改善、研修の道は続きます。

 22日は1年生の算数の公開授業でした。

 一年生たちが、文章問題に挑みます。文章問題は、高学年や中高生でも苦手と言われています。その難題が、1年生に降りかかります!

 「みんなで9人並んでいます。さとしさんは、まえから4番目です。さとしさんの後ろに、何人いるでしょうか?」

 私たちなら、この問題が「引き算」とすぐわかります。しかし、1年生は・・・

 「みんなでいくつですか?」という学習を繰り返してきて、1年生には「みんなで」というキーワードがあったら「足し算」とすり込まれています。素直で意欲的で何でも吸収する1年生たちには、習ったことがしっかりと刻まれ、以後の学習についての「ルール」になっているのです。

 そのため、赤白帽をかぶって「足し算」とした子が多数。一年生たちは、習ったことに忠実です。つまり、担任は、子供たちがそう考えるということをすでに予想して、子供たちを裏切ろうとしたのです!

 この授業展開は、「はい、引き算です」とほとんどの子供が答えてしまったら、深まりようがない内容です。私は、担任がしっかりと1年生段階の思考の働きを熟知していること、また1年生の実態についてよく把握していることに改めて、教師の技を見ました。

 子供たちは、自分の考えを熱心に述べ、そして、「足し算言葉」の落とし穴に気付き、以後、どうやって問題文を理解していくべきかをしっかりと学びました。引き算の解答は「5」なのですが、そんな正解が全く主役にならず、「失敗や落とし穴に気がつくことで、いかにしてしっかりと本質をつかむか」という、ことが学びの主題になっていました。今の時代を生き抜くために、未来を生き抜く子供たちが身に付けていくことが求められているcritical thinking(批判的思考)。

その芽生えが1年生の授業にあったのです。

すごい授業でした!



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最後の作品作り・・・ 〜図工・6年生〜

 6年生が、小学校生活で最後の作品作りに挑んでいます。

 立体で表す自分自身の未来像でしょうか?骨組みを構成し、肉付けをしていきます。人間の関節の動きをしっかり再現して作らないと、不自然な形になってしまいます。

 サンプル作品を画像で参考にしながら、熱心に取り組んでいます。中学校に行ったら図工は美術と名を代え質も上がります。そのかわり、自由度は減っていくのかもしれませんね。

 さあ、6年生。6年間の思いを込めて赤石小時代最後の作品を創り上げよう!
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様々な工夫をして… 〜図工・2年生〜

 今日は、図工デイのようでした。

 2年生は、段ボールを使って色紙を切ったり張ったり色をぬったり、タワーみたいなものをくっつけたり…

 さて、さて何ができるのか?これは完成をお楽しみにしておいた方がよさそうだ。授業参観には完成してお見せすることができるかな?

 2年生、がんばって!
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粘土で表現  〜図工・1年生〜

 1年生が、図工の時間に粘土で作品作りをしていました。

 それぞれが、自分の思うことを自由に表現してました。粘土は、柔らかく1年生たちの思いのままに形を変えていきます。

 大きな大きないかのおすし。板前さんが作ってくれないから、自分で作りました。夢の巨大いかの握り一貫!
 素敵な動物園もあり。みんなが楽しそうに作品作りに取り組んでいて、素晴らしいです。もう、十分後輩を迎えられる、お兄さんお姉さんになれたかな?
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自分に挑戦! 〜全校スキーデイ〜

 今日は、今までのアルペンスキー授業の集大成を見せる「全校スキーデイ」です。

 各学年ウォーミングアップと最後の練習を終え、ポールをクリアする初歩的な回転競技で、自分の上達ぶりを発揮します。

 どの子も精一杯の滑りを見せていました。最初は止まることもできなかった児童が、スクールの先生、ボランティアの先生方のおかげでみるみる上達しました。転んだりしながらも、しっかりと参加者全員が滑り降りることができました。

 講評では、「球技に比べ、教えてもらわないと上手になりづらいのがスキーです。しかし、こんなにもたくさんの方々がみんなを導いて下さいました。スキーは上達にコツがあるから教わることが大切。また、スキーは生命の危機が身近な種目だからこそ、しっかりと教わって、自分の命も他の人の命も守れる技術を教えてもらわなくてはならないのです。授業として取り組んだスキー。授業は『受ける前の自分より受けた後の自分がより高まっている』それが授業です。これからの他の授業についても同じことです。スキーとともに、授業をがんばって下さい。」と話しました。

 スキースクールの先生方をはじめ、たくさんのボランティア、保護者の皆さまにご協力をいただきました。ありがとうございました。

 家につきましたら、どの子もほめてあげてください。本当に、みんなが頑張った全校スキーデイでした。
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子供たちの安全を支えて下さる「ながらパトロール」

 今日は、また寒波が襲来!とても寒く、かつ雪の降る朝となりました。

 そんな中でも、子供たちは一生懸命歩いて登校しています。まず、その小さな頑張りの積み重ねを、本当に尊く思います。こんな少しずつの忍耐が、何事にもあきらめず、立ち向かっていく強い心を育てるのだと感じます。

 遠くから歩いてくる子は、毎日2キロくらいはあるでしょうか。1年生であっても、雪の中頑張って歩いてきています。校門にいる私を見ると「ふうっ、暑い!」 と一息ついて毎日話かけてくれる子がいます。登校するだけで、すでにいい運動になっているのです。有酸素運動ですね。「今日も頑張ったね!偉いね!」と、褒めてあげます。

 さて、そんな子供たちの長い通学を支えて下さっているのが、「ながらパトロール」の皆さまです。子供たちの先頭に立ったり、しんがりを務めたりして、事故から守って下さっています。

 ありがたいことに、たくさんの荷物があるときは、手提げをもってくださるおばあちゃんもいます。今日は、凍った道で転んでしまった1年生を励ましたり、足をさすったりして下さいました。本当に、ありがたくてありがたくて、本当に感謝をしております。

 「ながらパトロール」の方々への感謝の会を予定していましたが、まん延防止等重点措置が施かれているこの期間は校内への立ち入りを制限しているため、3月9日に延期をさせていただきました。せめて、子供たちや教職員の気持ちをお伝えできたらと思っています。

 今後ともよろしくお願いいたします。
 また、新しくご参加いただける方は、通年で随時募集しています。教頭にお声掛けください。
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言い出せなくて 〜道徳・3年生〜

 3年生の道徳の授業を参観しました。

 題材は、「言い出せなくて」です。かずや、さとし、けんじの3人は仲良しです。
ある日のお弁当で、さとしはかずやのお弁当を見て「かずや君のお弁当はいつもおかずがいっぱい入っていていいなぁ。そうだ、君のこと、『お』を付けて『おかず』ってよぼうかな」と言い出しました。けんじも同調します。しかしかずやは「おかずという呼び名は嫌だ…」と感じます。しかし、いやだという気持ちを言うことができません…

 3年生たちは、すぐかずやさんの気持ちに共感します。
 「私も、そう言われたら嫌だ!」
 「いい気持ちはしない」と。

 お話は進みます。
 かずやさんは、お母さんに相談します。お母さんは「嫌なら嫌とはっきり言えば?」と言いますが、かずやさんはなかなか言い出す勇気が持てません。しかし、結果として「青空を見上げたかずやさん」は、思い切っておかずと言ってほしくない気持ちを二人に話すのでした。

 さて、授業者が一番考えさせた買ったのは、「いやだという気持ちを言えなかったのに、なぜかずやさんは最後に言うことができたのか?」というところ。子供たちに何度も何度も投げかけます。

「勇気を出したから」
「友だちだから」
「お母さんに言われたから」

 意見が出るたび出るたび、どうして?なぜ?と授業者は問い返していくと、子供たちはどんどん深くそして鋭く考えていくようでした。ウ〜〜ンと悩む時間が過ぎていきます。

「お母さんが、『二人を信じてみなさい』と言ってくれたから」

この意見に、答えを探しあぐねてざわざわしていた教室が、「ほおっ」と静かになりました。

いい授業でした。
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社会への関心を高める工夫 〜新聞から学ぶ〜

 南魚沼市では、「社会に関心をもち、たくさんの知識を身に付け、考える力を身に付けてほしい」という教育長の願いから、小学校に「朝日小学生新聞」が配られています。

 時事ネタや社会的な問題、素晴らしい発見などを、小学生にわかりやすく説明してくれる、とても素晴らしい新聞です。本校では、図書室に置き、春から子供たちに提供しています。子供たちが、関心を引くように紙面を広げて掲示したかったのですが、新聞紙は大きくて薄いため、なかなか見やすく置くことができませんでした。

 その悩みにこたえるように、馬場校務員が苦労して書架であり読むための机を作ってくれました。

 なんと、地元紙である「雪国新聞」も見られるようになっています!

 これには職員一同大喜び!立ち止まって読んでいく子供たちが急増しました。この冬は毎日のように除雪に明け暮れて大変な忙しさだったはずなのに、普段の仕事を越えて製作してくれました。

 本当に、ありがたいことです。このように赤石小学校の教職員は「子供たちのために」と力を出してくれる人たちばかりです。手前みそな話ですが、素晴らしいスタッフたちに感謝です。
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不安な心 〜SC・野澤先生の授業〜

 本校には、定期的にスクールカウンセラーの先生に来ていただいています。

 今日は、野澤先生の最後の訪問日でした。野澤先生は、面談もある一方で、授業もしてくださいました。6年生の授業を紹介します。

 進学を目前とする6年生。当然、中学校入学に際し、心には楽しみもありつつ不安があります。当たり前のことです。しかし、6年生たちにとってみれば、初めて味わう不安です。どんな悩みを抱えているのかを野澤先生は上手に引き出してくださいました。

 ・ 中学校では算数ではなく数学に代わる。難しくなることへの不安…
 ・ 中学校は、上下関係が厳しいという。厳しくされるのか、不安…
 ・ 部活動があるけど、これといって得意があるわけじゃないし、不安…
 ・ 教科担任制で、複数の先生方が入れ替わる。うまくやっていけるか、
   不安…

と、いうものでした。誰もが通る道ではありますが、今の6年生にとっては払しょくしたい不安です。野澤先生は、6年生たちに問いかけ、対話を通して「不安なのは君だけじゃないんだよ」と、気持ちを通じ合わせていきました。「大丈夫!」と言うことで、数学が簡単になるわけではありません。

 不安なのは自分だけではない。なら、みんなとともに、力を合わせて乗り越えて行こう!そんな前向きな力を野澤先生は6年生たちに与えてくれた気がしています。

 野澤先生、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
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