本日、多くのご来賓の皆様のご臨席をいただき、好間第三小学校の卒業証書授与式を挙行できますことは、大きな喜びです。ご来賓の皆様には今年度も本校教育へ多大なご支援とご協力を賜りました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
これまで愛情をたっぷりと注ぎ、大切にお子様を育ててこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。立派に成長し、堂々と卒業証書を受け取る姿には喜びと感動もひとしおであろうと拝察いたします。心よりお祝い申し上げます。
また、２年にわたり担任として教育にあたってきた先生や、前担任の先生をはじめ、すべての本校職員へ対しても感謝を表したいと思います。
さて、１４名のみなさん、卒業おめでとう。多くの方々に見守られ、立派に卒業証書を手にすることができました。私はみなさんと２年間を一緒に過ごしました。５年生の時はまだまだ幼さばかりが目についていましたが、特に今年一年間でとても大人になりました。先生方の教えをしっかりと理解し、期待に応え、いつも好間第三小学校の最上級生としてふさわしい行動をとってくれました。宿泊学習での活動や学習発表会の劇、陸上大会での活躍など本当に素晴らしい姿を見せてくれました。
みなさんは、好間第三小学校の子どもとして「よく考える子」「思いやりのある子」そして「明るく元気な子」という３つの花を咲かせようとがんばってきたのです。そして今、きれいな花がしっかりと咲きました。この花をさらに大きく育てることが中学生になっても大人になってもとても大切なことです。ぜひ大きく大きく育ててください。
「努力の壷」の話は覚えていますか。努力を続けていれば必ず成果が表れる日が来るという例えです。中学校では新たな出会いや感動がある反面、味わったことのない苦しさを感じる場面もあるでしょう。そんな時でもあきらめずに努力を続けてください。あきらめないことが大切です。
でも、どうしても辛くてがまんができなくなった時には、家族や先生など周りの大人に悩みを打ち明けてください。声に出して「助けて」と言っていいのです。それも勇気の一つです。声に出すことが大切です。
みなさんは３つの中学校へ進学します。今後、１４名で一緒に活動することは少なくなると思いますが、好間第三小学校の絆はいつまでも大切にしてください。活躍を期待しています。
卒業おめでとう。