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卒業証書授与式 校長式辞 2014.3.20
式辞
本日、多くのご来賓の皆様のご臨席をいただき、好間第三小学校の卒業証書授与式を挙行できますことは、大きな喜びです。今年度も本校教育へ多大なご支援とご協力を賜りましたことへ心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 これまで大切にお子様を育ててこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。立派に成長し、堂々と卒業証書を受け取る姿には喜びと感動もひとしおであろうと拝察いたします。心よりお祝い申し上げます。 また、2年にわたり担任として愛情を存分に注いで教育にあたってきた村松久美子先生や、前担任の原田明子先生をはじめ、すべての本校職員へ対しても感謝の意を表したいと思います。 さて、(4人の氏名)、卒業おめでとう。多くの方々に見守られ、立派に卒業証書を手にすることができました。今日で小学校を卒業です。ご来賓や地域の方々からいろいろな話をお聞きすると、入学から今日までの6年間、本当によくがんばってきたことが分かります。特に、今年1年間の成長は素晴らしいものでした。 昨年は複式学級で上級生とともに生活していたためか、4月に出会った時は、最上級生でありながら戸惑いと不安の気持ちの方が大きかったように思えます。自信を持って何かをすることがなかなかできなかったようでした。 しかし、どうでしょう。その後のあなたたちは先生方の教えをしっかりと理解し、本当にたくましい、好間第三小学校の最上級生として在校生を引っ張ってくれるようになりました。特に、学習発表会の劇や、書道パフォーマンスの後では、その感が一層強くなりました。4人の個性がうまく響き合うようになってきたように思えます。 →学習発表会6「注文の多い料理店」(6年生) →学習発表会7「書道パフォーマンス」(6年生) あなたたちは好間第三小学校の子どもとして「よく考える子」「思いやりのある子」そして「明るく元気な子」という3つの花を咲かせようとがんばってきました。そして今、花がしっかりと咲きました。この花をさらに大きく育てることが中学生になっても大人になってもとても大切なことです。ぜひ大きく大きく育ててください。 中学校では新たな出会いや感動がある反面、味わったことのない辛さを感じる場面もあるでしょう。そんな時でも逃げずに努力してください。努力を続けることでうまくいかないことはありません。 「人生のすべてに意味があるから、恐れずに自分の夢かなえよう。」 未来の夢に向かって努力し続けてください。 卒業おめでとう。 平成26年3月20日 いわき市立好間第三小学校長 岩渕 孝 修了式 校長式辞 2014.3.20
今、各学年の代表の人に修了証書を渡しました。これでみなさんは4月から一つ上の学年になります。おめでとうございます。
1年生の皆さん、一生懸命に勉強して本当に小学生らしくなりましたね。あいさつやお話がとても上手になりました。 2年生の皆さん、いつも元気いっぱいに勉強や運動ができましたね。仲良く力を合わせる姿は立派でした。 3年生の皆さん、一番人数の少ない学年ですが仲良く、でもお互いをライバルにしながらよくがんばってきましたね。 4年生の皆さん、いつも行動が速く、仲良く元気に活動できましたね。真っ先に校庭や体育館でがんばる姿は全校のお手本でした。 5年生の皆さん、いろいろな場面で6年生を支えて高学年としてよくがんばりましたね。いつでも笑顔あふれる元気いっぱいの学級でした。 このようにみんながよくがんばったので、この「よく考える子」「思いやりのある子」「明るく元気な子」の袋の中は新しい種でいっぱいになりました。 先日、校長先生からの宿題をみんなにやってもらいました。そして一人一人と話をすることができました。それぞれの“日本一がんばったこと”を聞かせてもらい「みんな一生懸命にがんばったことがあるんだなあ…」と嬉しくなりました。“日本一がんばったことがある子”のいる好間第三小学校は“日本一の学校”です。この後、卒業式があります。今年度の締めくくりは“日本一の卒業式”です。心を込めて6年生を送り出しましょう。 さて、みなさんと約束をします。それは明日からの春休みについてです。春休みはどうしても勉強や運動をあまりせずにダラダラ過ごす人が多いようです。「暇だなあ…やることがないなあ…」と思ったら勉強をしなさい。宿題でも自学でも読書でもいいです。また運動ができるときには運動をしなさい。筋肉の力をつけたり走ったりしましょう。校庭を使ってもいいです。春休みは新しい学年になる頭と体の準備運動のための休みです。ゲームをしたりテレビをボーっと見たりするための休みではありません。特に晩ご飯を食べてからのゲームは絶対にやめなさい。目からの刺激で脳が興奮して眠りの質が悪くなります。そうすると記憶力が下がり、勉強ができなくなります。体も成長しなくなります。 どんな春休みを過ごしていたかは4月の学校が始まればすぐに分かります。しっかりと勉強や運動をして頭と体の準備を整え、新年度を迎えてください。 4月7日、元気なみなさんを待っています! 第67回好間中学校卒業式
好間中学校の卒業式に列席してまいりました。
式に先立ち好間中学校の校長先生より「この子たちはこの卒業式が公立では最初で最後。小学校の卒業式の分まで心に残る式にしてあげたい。」とのお話がありました。この子たちは震災の影響で小学校の卒業式が中止になったのです。 凛とした空気の中で式が始まりました。本校出身の生徒を含む109名の卒業生は本当に立派な態度で臨んでいました。一人一人の大きな返事、きびきびした態度…素晴らしい中学校生活を送ったことがうかがえます。また卒業生全員がステージに並んでの混声合唱による3曲の式歌は本当に心のこもった素晴らしい歌声でした。 私事ですが、前任校は統合した年の第一回卒業式が中止となってしまいました。最上級生として一生懸命に統合校の新しい伝統作りに貢献した子たちの卒業式ができなかった悔しさを思い出しました。今日、その子たちも卒業式をしています。好間中学校の素晴らしい卒業生の態度に前任地の子どもたちの姿が重なり、涙が浮かびました。 本校の31名のきっずも数年後にはこのような立派な態度で新たな進路に向けて義務教育を終えるんだなぁ…とかなり先のことまで考えてしまいました。 防災教室 校長講話 2014.3.11
3年前の今日、私たちが今まで経験したことのない大きな地震が東北地方を襲いました。山が崩れ、家や塀が倒れ、津波が来て家が流されたり原子力発電所が壊れ放射能が飛び散ったりして、大変多くの被害を受けました。亡くなったりけがをしたりした人は全部で2万人を超えました。そして3年たった今でも26万7千人の方々が避難生活を送っています。すでに半旗を揚げてありますが、14:46には黙とうを捧げ、哀悼の意を表したいと思います。
防災教室をこの日に行うことには二つの大きな意味があると思います。 一つは、このような大きな地震が発生した時に起こったことを振り返り、落ち着いて行動し、「自分の命を自分で守ることのできる人」になろう、という勉強の機会とすることです。このような勉強を繰り返していたおかげで私たちはパニックにならず冷静に行動できました。これは世界的に見てもとてもすばらしいことなのです。 もう一つは、この大震災によって分かった人々の絆を忘れないようにしようということです。絆という言葉が日本中にあふれました。人は他の人から勇気をもらい、「よし、がんばろう!」と前に進むことができるのです。今、つらい生活を送りながら、このような気持ちで一生懸命に生きている人がいることを忘れないように、私たちもがんばりましょう。 私たちの生活は震災によりちょっと変わってしまったかもしれません。でもそれを逆にバネにして、自分自身の新しい未来を自分たちで作るチャンスが来たのです。 |
いわき市立好間第三小学校
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