最新更新日:2024/04/18
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謹 賀 新 年

 明けましておめでとうございます。令和最初の年が明け、皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、本市の教育行政の推進にあたり、温かいご理解とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 さて、今年は十干が「庚(かのえ)」、十二支が「子(ね)」ということで、二つ合わせての干支は「庚子」となります。「庚子」が表す意味は、新たな芽吹きと繁栄の始まりと言われます。本年も皆様方にとりまして幸多き年となりますようご祈念申し上げます。
 ところで、昨年末の流行語大賞は「ONE TEAM(ワンチーム)」が、漢字一字には「令」が選ばれました。「ONE TEAM(ワンチーム)」は、初のベストエイト進出を果たしたラグビ−W杯日本代表チームのスローガン、また「令」には、新元号「令和」の明るい時代を願う国民の想いが反映されています。融和的・協調的な中で育まれる一体感や未来に明るい希望を抱かせるイメージは、私たちに勇気や元気を与えてくれているように思います。
 このように考えてみますと、言葉一つにしてみても私たちの気持ちに与える影響は小さくないことに気がつきます。昨年も、友だちの一言で苦しんだり、ひいては不登校や自らの命を絶つところまで追い込まれたりした子どもたちのことなどが度々報じられました。
 周りの人の言葉が乱暴で荒ければ、やがてその子はその荒い言葉を自らの口から発するようになります。このように、子どもたちの周囲の人間、保護者や家族、先輩、同級生、そして教職員などがどのような言葉遣いをしているかによって、その子の言葉遣いは大きく左右されることになります。まさに「周囲(環境)が変われば子どもが変わる」ということです。
 このことは、言葉遣いだけではありません。あいさつや時間を守ることなどをはじめとした基本的生活習慣も、周りの大人がどのようにしているかを観ることによって子どもたちは学んでいるのです。そういう意味で、今年も「流行語大賞」や「漢字一字」がプラスのイメージの言葉になるよう祈りたいと思います。そして、子どもたちが安心して楽しい学校生活を送ることができるように、学校、保護者、地域、行政がさらに連携を密にして努力していきたいと思っています。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(教育長の部屋1月)             教育長 菅野 善昌

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