市P連通信 第26号

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2月28日 青少年健全育成茨城県推進大会

 アダストリアみとアリーナで開催された標記大会へ、取手市P連より代表2名で参加して参りました。

 この大会は、茨城県内の青少年育成関係者が一堂に会し若者育成支援活動への積極的な参加を呼び掛ける事を目的とし開催されるものです。

 大会では、「家庭の日」絵画・ポスターにて最優秀賞を受賞した県内小中学生6名の表彰や、青少年健全育成県民運動に多大な貢献をされた方、青少年団体等躇彰も行われた他、少年の主張全国で“国立青少年教育振興機奨励賞”を受賞された中学生の主張発表が動画にて上映されました。タイトルは「真の友情」。外国籍の親友との出会いを通して、真の友情とは、交際問題にも勝り、国境を超えるものであると心から確信したそうです。堂々とした主張に心が揺さぶられました。

 その後、「リーゼント刑事が語る!少年犯罪の裏側にある問題とその予防策とは」という演題で、元徳島県警
秋山博康氏の講演を拝聴しました。秋山氏は、警察密着番組で「リーゼント刑事」として有名な方で、私もその番組を幾度と見ていましたので講演を楽しみにしていました。

 皆さん、現在の日本は昔に比べて犯罪が多くなっており、治安が悪化していると思っていませんか?しかし、実際の刑法犯は、平成14年度のピークよりも7割程に減少しているそうです。なぜ体感治安が悪くなっていると感じているのか。それは犯罪の様子を映した動画がニュースで取り上げられる事が多くなり、「リアルに犯罪を感じる」様になった事も原因ではないかとお話いただきました。

 少年犯罪をしてしまう子ども達を多く取り調べをしていた秋山さんは、「親の愛情が足りていない」と感じていたそうです。「子どもを褒める」これが大切だと語られました。その一方で、暴走族のリーダーを取り調べている中で、スマホを没収し調べたところ、電話帳(LINE)の登録名が、「ママ」「パパ」と表示され、多くのやり取りがされていた事や、入れ墨の入った若い衆が警察署を訪れ、暴力団の組長や兄貴に「殴られた。暴言を吐かれた。これってパワハラですよね?」と相談された。など、時代が変わってきていると感じたエピソードも話されていました。

 警察の裏話も聴け、楽しい時間を過ごす事ができました。

 文責 取手市P連会長 鈴木 裕
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