道徳 ユーモアが

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昔,ある作家が,出版社に手紙を出しました。

自分の書いた小説がよく売れているかを尋ねる手紙でした。
 
手紙は,たった1文字。


  ? 


だけ。もちろん「売れてますか?」という意味。
 


そこで出版社は作家へ返事を書きました。

その小説はよく売れていたので,

手紙にはこう書きました。


  !


これまた1文字。もちろん「すごく売れています!」の意味。
 



? ! は‘ 世界で最も短い手紙のやりとり ’と言われています。

なんとも味わい深いユーモアを感じます。作家にも出版社にも。


この小説は「レ・ミゼラブル」。

作家はヴィクトル・ユーゴー。

名作として世界中に広がりました。





環境教育 G7と塩飴

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ベルギーでG7先進国会議が開催中です。


G7の議題のひとつが気候変動。


ヒマラヤ山脈周辺の気流や気温が日本列島の気候に影響があるなど気候変動は一国の課題ではありません。(=気候の接続性)


近年の竜巻,ゲリラ豪雨はこわいですが,これらも気候変動と関連があるものの予測の確度はまだまだだそうです。


つくば市北条の竜巻はつい2年前。筆者はその2ヶ月後に北条を通りましたが,ブルーシートで覆われた家屋がたくさんありました。


この地域の学校では竜巻を想定した避難訓練を実施。竜巻発生時には,

◆室内であれば窓とともにカーテンも閉めること

◆屋外では高学年が低学年の手を引いて一緒に避難すること

などのポイントを押さえての訓練でした。


熱中症も心配です。


私たちのからだは夏に向けて暑さに順応できる仕組み(=暑熱順化)が備わっています。5〜6月は順化が不十分で熱中症が増えます。


熱中の「中」はあたる(中毒=毒にあたる,と同)で,熱のためからだの体温調節がうまくいかなくなった状態になります。


からだの調節機能の回復には塩が効果的です。土日のお出かけなどで長時間戸外で過ごす時などは水分+塩飴が良いそうです。



保健 虫歯はなぜ?

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6024は60歳になっても自分の歯が24本あるように

8020は80歳になっても自分の歯が20本あるように


という運動です。本数は学会で決めた「この本数があればじゅうぶん健康に生活できる」という数です。


(統計では、残念ながら「目指すこの本数の約半分が平均」との現状)


歯は硬〜いエナメル質でおおわれています。さてそれが虫歯になるとは? それは次の様なちょっと怖〜い仕組みです。


1 食べかすが歯に付着する。(食べかすをプラークと言う)


2 付着した食べかすを栄養にしてミュータンス菌が増殖する。


3 増殖したミュータンス菌の働きでプラークが酸に変化する。


4 その酸が歯の表面のエナメル質を溶かす。


5 溶かされた所が穴になる。(=虫歯という状態)


よって虫歯の防止には333が効果的。いちにち3度、食後3分以内に、3分間歯を磨いてプラークを除去する。


もちろん歯の質は個人個人で異なります。自分の歯を知り自分で守りましょう。


きょう(6/4)は虫歯予防デー。今週は歯と口の健康週間。【写真】




教員研修 研究推進

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きょう(6/3)は、市教委指導課による研修講座がありました。


各教科、道徳、特別活動等に関する専門性を高めるための研修です。


市研究推進委員が参加し、はじめに、教材をどう生かすか、授業をどう組み立てるかに関する研修(講義)を行いました。【写真】


続いて今年度の推進委員会の取り組みについて指導主事から説明を行いました。今年度も確かな学力につながる研修を進めます。




理科 光の屈折

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【写真上】では左のジャイアンと右のスネ夫が少ししか写っていません。

「全員を写したいけど端の人が入らない!」という場面を皆さんも経験しているのではないでしょうか? 特に室内では。

そんな時カメラの前へメガネを置くと【写真下】のように端が入ります。これが光の屈折です。

メガネは近視用の凹レンズ。凹レンズを通った光は屈折しカメラ内に入って来ます。これでジャイアンもスネ夫もバッチリ。
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運動会 市内小学校

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市内小学校では先週末および今週末に運動会が開催される学校が多くあります。


校庭には元気に競技や演技に取り組む小学生の姿が見られました。


家庭および地域の皆さんの参観や応援もたくさん見られました。


教材 麦秋

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【写真】のようにあたり一面が黄金色に輝く小麦畑が見られる時期になりました。


麦秋(ばくしゅう)の候を迎えています。


取手市内でも何ヶ所か小麦を生産している畑がありこの時期は実った麦の穂が風にそよぐ風景が見られます。


「麦秋」とは初夏のこの時期が麦にとっては「実りの秋」であることを表すことばです。


麦は収穫後には麺類(うどん・そば・ラーメン)やパンやお菓子(和洋菓子)の原料となります。


そのほかにも醤油の原料や学校給食の「麦ごはん」になります。


麦秋を楽しめるのも収穫までのあと少しの間ですよ。



環境教育 530

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私達の生活は環境の保全とともにあります。環境の保全は「リサイクル」がキーワードです。


さて【写真】のPETボトル。初めてつぶしてみた時に,多くの皆さんが「おっ!」と思ったのではないでしょうか?


この容器を繁華街にずらっと並べて,街行く人々に実際に手にとってもらい「つぶし体験」をしてもらったことで注目されました。


この発想の斬新さには脱帽です。このようにつぶせるPETボトルにするには究極の薄さを追究した開発部の努力があったそうです。


植物系樹脂を40%入れるなど「つぶしやすさ」とともに,リサイクル=資源を大切にする考え方で開発されました。


「混ぜればゴミ,分ければ資源」です。


きょうは,530で ゴミゼロ の日。



算数 天才の逸話

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ドイツのとある小学校。


先生「1から100まで,全部足したらその答はいくつになるか?」


子どもたちは計算を始めました。


1+2+3+4+5 は 15 くらいまでなら暗算でできても,だんだんだんだん大変になります。そんな時でした。


「先生,できました! 5050 です!」と声を上げた子が。


ほかの子どもたちも驚きましたが,一番驚いたのは先生でした。まだ数秒しかたっていなかったのに正しい答が出たのですから。


その子「1と100を足すと101, 2と99を足しても101, 3と98を足しても101 101が50個で 101×50=5050」


見事なひらめき。


この小学生こそ,のちの天才数学者ガウスです。(19世紀に活躍)


ガウスは数学で素数定理を発見したほか物理学,天文学にも優れていました。




ところで「1から100まで足すと5050」というのは,現在では答を知っている子が多いので応用問題にすると楽しいですよ。


・1から1000まで足すと?

・1から30まで足すと?


子どもに出題すると応用力がつきます。


少年事件の未然防止

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【写真】のとおり青少年健全育成条例(茨城県)があります。


カラオケボックスやゲームセンターなどにも示されています。


「親が一緒でもいけない!」とあるとおり子どもに教えるには,保護者が行動で示してみせることが大切です。


少年事件は「起きがちな時間帯・起きがちな場所」があります。そこに潜む危険が察知できるかどうかがキーポイントです。


ゲーセンに‘ポケットからはみ出た財布見せ’状態で入店すれば「金を持ったガードの甘いやつが来た」と思われるのは当然です。


当然であるのに「自分がどう見られているか?」は子どもは意外と理解していません。保護者からの具体的指摘が必要です。


「あんなことしなければ・・・」と児童生徒があとで悔やまないよう青少年健全育成条例の趣旨を考えてみたいものです。


防災教育 上?下?

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写真のような水道が増えて来ました。


レバーを,

  下げると水が出る

  下げると水が止まる

の両方がありますね。



しかし現在製造中のものは

  レバーを下げると水が止まる

に統一されています。



これは阪神淡路大震災の教訓です。


揺れにより上からの落下物でレバーが下を向いた時「下げると水が出るタイプ」はそのまま水が出っぱなしになりました。


しかも無人の建物では,レバーが元に戻されることもなく,水浸しになってしまったところが多数ありました。


これを教訓として,以後「レバーを下げると水が止まる」に統一されました。


防災教育を進める時には,こうした具体例が効果的です。


夢 世界を視野に

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なでしこジャパン,アジア大会優勝! 男子バドミントン世界大会優勝! 
日本のアスリートは,今,世界で活躍しています。


そして,もうすぐワールドカップサッカーがブラジルで開催されます。


ザックJAPANの中心,本田圭佑選手の「小6卒業文集」の作文は公開され感動を呼びました。【写真=その一部】


またACミラン入団時の ALL ENGLISH での記者会見は,本田選手が平易な語句で情熱を込めて語り絶賛されました。


フィギアの羽生結弦選手にしても,卓球の石川佳純選手にしても,野球の田中将大選手にしても見ているのは日本を越えて世界!


これは平成の若いスポーツ選手の素晴らしいところであると感じます。


グローバルと言う言葉は,地球を意味するGLOBEに因りますが,すでに若い日本選手はグローバルな活躍をしています。


東京五輪2020はもう6年後。


音楽 美しい管弦楽

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きょう(5/26)は,取手市立寺原小学校で,読響フレンドシップコンサートが開催されました。


楽器は,フルート,クラリネット,ホルン,トロンボーン,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバス,ピアノ。演奏者13名。


曲は♪ホルスト「惑星」から「ジュピター」,ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」,チャイコフスキー「眠れる森の美女」から「ワルツ」他。


となりのトトロの ♪さんぽ を全員で歌った時は,元気な声が体育館いっぱいに広がりました。


素晴らしい演奏,美しい音色に児童はじっくり聴き入っていました。



危機管理さしすせそ

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バスの運転手は同社バスすれちがい時に挙手をします。この挙手には「現在このバスは安定して走行中」の意味があります。


非常事態発生,例えばバスジャック発生時などはあえて挙手をせず‘非常事態’に気づいた相手運転手が本部に連絡します。


こうした日常の安全対策が危機管理になります。危機管理のさしすせそは,

  さ=最悪の事態を想定し
  し=慎重に
  す=素早く
  せ=誠意をもって
  そ=組織で対応

です。


突風や竜巻でテントが飛ばされた,不審者が侵入し刃物を振り回した,火気の爆発があったなどがイベント会場で起きることがあります。


人気グループAKBの握手会イベントの会場では,凶器により負傷者が出る事件が発生しました。


イベントと言えば学校行事も同じです。学校では「さしすせそ」の意識で学校行事を実施しています。



社会科 スカイツリー

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東京スカイツリー開場2周年を迎えたきょう(5/23)。


【写真上・下】

まず,観光ガイド風に見ると,隅田川沿いの手前の金色ビルがビール会社,写真中央やや右の緑は浅草寺で五重の塔が見えます。


浅草寺隣は三社祭の浅草神社。写真中央上部の緑は上野公園。中央左上の白いドームがTOKYODOMEです。


この写真よりやや左を写したのが写真下です。


隅田川左の緑屋根が両国国技館,その左端が江戸東京博物館,写真上方が東京タワー,その右が六本木ヒルズ。





さてスカイツリーは,観光だけでなく社会科の学習場所としても最適です。


そこで次は社会科の観点で写真を見てみます。


隅田川沿いの道路は首都高速道路6号線。川に沿って首都高を造ったところがポイントです。これは用地確保が容易なためです。


また隅田川は豪雨時にあふれないのでしょうか?実は,現在,地下に巨大な雨水排水路があり川の氾濫を防いでいます。


なお昭和の名曲♪神田川はこの隅田川に流れ込み東京湾へ出ます。


六本木ヒルズ周辺に集中して高層ビル群が形成されています。これは港区が独自の建築基準を設けているためで都市作りと関係します。


最後に高さ333Mの東京タワーですが,昭和33年3月3日に開場した時は目立ったものの現在はそうでもありません。


六本木ヒルズは高さ270M。このように,高層ビル群は世界に誇る日本の高層ビル建築技術の高さの証明です。



◆筆者は昨年,スカイツリーに行きましたが,実際の眺めは,この写真の10倍は迫力がありますよ。オススメです。



歴史 郵便保護銃

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【写真上】は郵便保護銃(郵便物保護銃)。


現存するものは日本全国でも極めて少なく貴重な物です。それが埋蔵文化財センター(取手市吉田)に展示されています。


さて郵便保護銃とは?


明治時代になり郵便制度ができましたが,郵便で取り扱うもののひとつに「金子入書状」がありました。現在の現金書留です。


「オンライン振込」など無い時代,「多額の金子」を狙う犯罪が発生したため郵便配達員は保護銃の所持が認められていたのです。


「保護銃所持」はTVのクイズ番組で出題されたことがあります。その時に資料としてTVに映し出されたのが上記の銃でした。

食育 美味しい茨城!

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【写真上】の食物ですが,何を集めたのでしょうか?


これは茨城県産品目別で産出額の多い食物です(農水省統計)。


しかも,この中でメロン,チンゲンサイ,みず菜,レンコン,栗,ピーマン,鶏卵はなんと全国1位!


はくさい,豚肉,レタス,かんしょ,梨は全国2位です。(ねぎ3位)




茨城県は,日本でも指折りの農産物産出額が多い県です。しかもこのように品目にバリエーションがあります。


茨城産の食材を確かめるのに,近くのスーパーで「箱」を見せてもらいました。【写真中】


「地産地消の大切さ」が,フードマイレージ,フードトレーサビリティの考え方と併せて推奨されている現代です。


「美味しい茨城」を児童生徒にどんどんPRしましょう。


カボチャは3位。【写真下】


先日,江戸崎カボチャが初出荷。







東京芸大と取手茨城

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美術図工が好きな子にぜひ見てほしいのが【写真上,中】の作品です。藤代庁舎1階に展示されています。


いずれも東京芸術大学の学生の作品です。取手には東京芸術大学取手校地があります(小文間)。【写真下】教委の名刺にも芸大が!


芸大と茨城のつながりは深く,芸大(当時の東京美術学校)設立者の一人が岡倉天心。天心と言えば五浦の六角堂ですね。


北茨城市五浦海岸の六角堂は3.11津波被害に遭ったものの再建されました。白波砕ける海岸の赤い六角堂再建に筆者は感激しました。


六角堂で構想を練った天心。この岡倉天心に師事したのが横山大観です。水戸生まれの横山大観は第1回文化勲章受章者。


映画「天心」で横山大観役を演じ,この5月「いばらき大使」に選ばれたのが歌舞伎俳優の中村獅童さんです。


保体 真央ちゃん骨休め

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私達のからだの骨は,約2年間で,すっかり入れ替わります。


骨細胞は日々働き「破骨細胞が少しずつ古い骨を砕く」のと同時進行で「骨芽細胞がそのぶんの新しい骨をつくる」のです。


簡単に言えば,体の中に「昔の骨」は1本もなく,ここ2年間位で摂取した栄養素(Ca等)で今の骨ができています。


‘無理・無謀なダイエット’を児童生徒がしてしまう場合がありますが,無理・無謀は2年後に「骨スカスカ」となってはね返って来ます。


【写真】は文科省「家族みんなで元気アップ」。「しっかり食べること」は,2年後の自分の骨づくりに直結します。


浅田真央選手が休養宣言をしました。フィギアの選手は,ジャンプ,スピン,ステップ,スラロームと華麗な演技をします。


しかしジャンプ着氷時,足への負担は体重の数倍。


ここらでちょっと‘骨休め’するのも良いのですね。



保健 薬物乱用防止

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児童生徒対象の薬物乱用防止に関しては,市内小中学校で継続的に啓発活動が行われています。

県警フレンド号(車内で薬物乱用について学ぶことができるバス)を活用した学習やライオンズクラブによる講話などです。


「ダメ。ゼッタイ。」これが薬物乱用防止のキャッチフレーズ。


かわいらしい文字が刻まれた錠剤の合成麻薬(MDMA)等は,比較的安価で入手できてしまうなど青少年に良くない環境にあるのが実態です。

今年も児童生徒の啓発が推進されています。薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

【写真】市内で実施された薬物乱用防止教室の様子(HPから)




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