朔旦冬至です!

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きょうは冬至のお話です。

きょう22日は冬至ですが特別な朔旦冬至(さくたんとうじ)です。



太陽がいちばん低く南の空を通るので昼がいちばん短いのが冬至で,きょうを経てまた太陽は高くなり始めます。言わば太陽のはじめの日。



月は周期的に新月から満月へ向かいます。その始めの日が1日です。カレンダーを見るときょうは旧暦11月1日。言わば月のはじめの日。


太陽のはじめと月のはじめがちょうど重なったきょうを朔旦冬至と言います。



朔旦冬至は19年に1度しかありません。昔からこの朔旦冬至はおめでたい日として祝われて来ました。


朔旦冬至(さくたんとうじ)のお話でした。


紙すき体験

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きょう(12/17)は,市内の小学校で,紙すき体験活動がありました。


写真のように,児童は,「こうぞ」など紙の原料となる植物の入った水を,すき上げて,ていねいにはがし取りました。


写真の3枚目が,出来上がった和紙です。これを乾かすと文字や絵が描けるようになります。


貴重な体験ができ,児童は驚いたり,感動したりしていました。6年生にとっては,この紙が「世界でひとつの卒業証書」となります。


挨拶 小中で

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中学生と小学生とで共にすすめる挨拶運動です。


取手市では,キャリア教育に基盤を置いた小中連携(一貫)事業を推進していますが,この小中連携挨拶運動はそのひとつです。


【写真】中学生が母校の小学校を訪れての登校時の挨拶のようす

大人気 電飾

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きょう(12/15)から,藤代庁舎前で,写真のようなイルミネーションの点灯が開始となりました。


ツリー状のものは高く,また,手前の光の部分は,なんと迷路になっています。さっそく小学生が歓声を上げて,入って行きました。


このイルミネーションは2月まで続きます。ぜひご覧ください。


同時に避難訓練

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写真は,取手市教委作成のリーフレットの一部です。


小中連携の取組のひとつとして,小学校と中学校が同時刻に避難訓練を行った実践です。


きょうだいで,上の子は中学校に在籍,下の子は小学校に在籍という場合があります。そうした場合のより良い引き渡しの訓練ができました。


本市で推進している小中連携の具体例をまとめたものがこのリーフレットです。


ノーベル賞授賞式

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スウェーデン・ストックホルムでのノーベル賞授賞式。3名の日本人の素晴らしいことには感激です。


これは青色LEDの発明とその活用による省エネルギー照明の実用化という功績がたたえられたものです。


LED(Light emitting diode)は,それ自体に電気を通す半導体で,電気を直接「光」に変えることができ発光効率が高いためです。

(これまでの白熱球等は熱エネルギーにも変換される=触ると熱い)



さて,スウェーデン王立アカデミーのコメントは粋です。いつもながら。

「20世紀は白熱球が灯ったが,21世紀はLEDが世界を照らすであろう。」



そして,日本では「科学甲子園ジュニア」で茨城県の中学生が全国優勝を遂げました。未来の科学者たちに栄光あれ。



どうする? スマホ

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きょう(12/8)は,市内小学校で,少年事件の増加と子供のスマホ使用との関連についての親子学習会がありました。


・無料通話通信アプリによる仲間はずれ

・深夜に及ぶメール交換

・危険なサイトや金銭被害

・個人情報掲載とストーカー事件



上記のように子供の危険なスマホ使用が誘発する事件が多く発生します。上手に活用すれば,とても便利なものなのですが・・・




きょうの講話(筆者が担当)では「スマホを持つ前にこそ」の話をしました。



◆「仲間はずれ問題」はそれ以前に身につけるべき思いやりの心が大切


◆「我が家のスマホルール」を事前に子に示すのが大切

 <中間期末テスト前は親が預かる>

 <家族で食事中は電話もメールもしない>

 <夜*時以降は使用しない>

 <お風呂場にスマホを持ち込まない>

 <ルールを守れないなら契約しない(解約する)> 

など各家庭で決めたもの


◆ママ友同士で,同じように子に指導する「協力体制」が大切



子育て世代の皆さんなら実感されている通り,「我が家で我が子にスマホをどうするか」は,現在,家庭教育の柱のひとつです。



情報化社会に生きる児童生徒にとって,近い将来,通信ツールはビジネスに必須のものとなることでしょう。



そうであればこそ,子供たちがスマホを賢く活用し,スマホに縛られない人間になるよう願っています。

A ・ L

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A・L(アクティブ・ラーニング)が新聞等で取り上げられています。(詳しくは,中教審答申を参照)


写真のようなアクティブな学びをする生徒の姿を見ると,学びと実践のつながりがよくおさえられていてすごい!と筆者は感じます。


さらには実社会で起きる「ある事象」を「何」を手がかりとして「どのように」理解していくかという学び方の大切さを感じます。


実社会で起きる「ある事象」の解決に模範解答はありません。「何を」「どのように」が問われます。例えば,


・災害と異常気象

・温室効果ガス増加と地球環境

・人口減社会と将来


などであり,これらの課題に立ち向かっていく児童生徒,地球規模の観点で時代を担っていく児童生徒に必要なのはアクティブな学びです。



【写真】教科書,資料(新聞記事等)で,基礎知識を習得し,事例に合わせて知識を活用した学習を実践中








がん教育講演会

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きょう(12/5)は,県保健体育課「がんの教育総合支援事業」に係る講演会が,市内中学校で開催されました。


講師の先生は,統計や分かりやすい資料に加え,中学生が学びやすいような三択式のクエスチョンなどをご用意くださいました。


きょうの講演は,がんに対する理解と患者に対する認識,そして命の大切さについて理解を深めるものでした。


はやぶさ2

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はやぶさ2が「世界一美しいロケット発射施設」と称される種子島宇宙センターから打ち上げられました。


今後6年間にわたる5200000000キロメートルの旅。


はやぶさ2がめざすのは惑星1999JU3です。地球と火星との間にある小惑星です。この惑星には水や有機物があるとされています。



「はやぶさ」の名前は,鳥のハヤブサから来ています。ハヤブサが空中から一瞬地上に接し,その瞬間に獲物を狙う,その動きに由来します。


はやぶさ2も,ハヤブサのごとく宇宙空間から1999UJ3に接地を試みます。上手く獲物(岩石)を捕らえられることを期待します。


6年後の2020年,東京オリンピックの年に,はやぶさ2は帰還します。




ここにもAED

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東京マラソンの応援に行った時,AEDを運ぶ人たちを見ました。



【写真上】のように,選手(なんと35000人!)と共に移動するために,コース上の所々を自転車で併走していました。



ところでAEDとはどういうものでしょうか?

Automated External Defibrillatorの略,自動体外式除細動器です。

使用するのは,心臓が不整脈(心室細動)になって,血液を送り出すことができない状態の時です。

この状態の時に電気ショックを加えると機能が回復することが多いのです。

使用すべきかどうかの判断はAED自体がします。




AEDはパトカーにもあります(一部)。【写真下】


こうして,安心安全のまちづくりやイベント開催がなされています。


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三重の先生方の視察

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きょう(11/28)は,三重県東員町立小中学校の校長先生方が,研修視察に見えました。


取手市で取り組んでいる小中連携(一貫)事業についてです。


市教委指導主事から本市の小中連携の考え方や実践を紹介し,のち質問に答えたり意見交換を行ったりしました。


視察に見えられた校長先生方には熱心に説明を聞いて頂き,東員町での取組も紹介していただきました。


ありがとうございました。



遠近感 2

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(続き)

この写真を題材とした遠近感はどうでしょうか?


「右下のひとたちを,隠して見ると,イチョウの葉だけになってしまう。」


「イチョウの葉を隠してみると,ひとだけになって絵にならない。」


「イチョウの葉の黄色と空の青のコントラストがきれい。」



こうした発言(気づき)が出ます。まさにそのとおりです。

前回勉強した「ストーンサークルと紅葉」の絵の学習の応用です。



このように,生徒は習得したものをもとに活用(発展)ができます。


描く際のポイントは,近景のイチョウの葉を堂々たる面積で,つまり右下の人間との大小関係を強調して描く「思い切りのよさ」となります。

(終)


遠近感 1

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風景画の画面構成においての遠近感の効果についてです。




学習目標 上の写真を題材として生徒が遠近感をつかむには?


1 右下のストーンサークルを指で隠してみる。

  →近景(木の葉)だけになる。もの足りない画面になる。



2 次は木を全部手で隠してみる。

  →ストーンサークルだけになる。風景画?という感じになる。



上記1,2は生徒に「話」でなく「目」でとらえさせたい。

両対象が互いに効果を及ぼしていること,これがポイント。



3 最後に画面上の「葉の面積」と「ストーンサークルの面積」を比較する。

  →圧倒的に葉の面積が大きく,ストーンサークルは驚くほど小さい。


上記3の時に色の対比もつかませたい。赤・黄とグレーの対比である。

遠いもの,近いものは面積の大小で描き分ける,これがポイント。


  



1,2,3の学習活動で,生徒は遠近感の効果とは?が分かります。



本学習のキーワード

・片方を隠して見てみるもう片方の対象

・占める面積の大小比較

・色の比較



これを基盤に画面構成の理解,効果的な遠近感のある絵画作成へ進みます。


(続く)





落下防止=理科机

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写真は,理科実験机上の良い例です。(写真は実験後)


理科の実験では,試験管,びん,顕微鏡,自動はかり,シャーレ,プレパラートなどを使用します。

これらは「落下による破損」に注意が必要です。


そこで,「もし器具が転倒したとしても落下しない」ように,より内側に置くことをふだんから指導しておくと身につきます。


30CMの高さの器具ならば,机の端から30CM+αは内側に置くなどです。



授業の導入

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授業の始まりの部分を,導入と呼びますが,この導入時には,


・具体物を示す

・学習課題のポイントを示す

・疑問形で児童生徒に問いかける

・資料を教師が読む(範読)

・テーマに沿った語りから始める


など,いくつかの効果的な方法があります。


この写真では「等分」ということを示すため,リボンを活用しています。


導入と終末の効果をセットで考えて,終末時に導入時の「具体物」を再度提示する方法もあります。

身近なものから,学習の広がりが生まれます。


視線をつかむ

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児童生徒の「視線を集約した中で見せる,聞かせること」は,授業の基本です。

「目が集中していること」を確かめて,活動を始めるのです。


「授業で,確実におさえさせたい大切なことは教室前面の中央で語る」ということまで,実践している学校もあるほどです。


「児童生徒が手にものを持ったままの時は,放させる」「目に語り,目で聞かせる」という先生もいます。


いずれにしても,授業の中で,ここは!という場面では,この写真のように,視線をつかんで,演じる,語ることが大切です。



演じる,語るに関連して「幸福の黄色いハンカチ」「鉄道員」等で「目の語り」を感じさせた高倉健さんが亡くなりました。83歳。

名俳優の演技に学ぶこと多く,それは授業にも通じるものでした。




幼児の視野は

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【写真上】この「幼児視野体験メガネ」は,幼児の見えている範囲(チャイルドビジョン)が,狭いことを体験できる教具です。



これを使って学習したのは,中学校3年生。

中3では,家庭科で,幼児とのふれ合いについて学習します。幼児がどのような視野で生活しているかはこうした体験を通すと実感できます。



幼児は,中学生(または大人)を,下から見上げるように見るので,像は大きく視野全体に広がって見えます。



そこで,しゃがんで対応することで,幼児とのコミュニケーションが取りやすくなります。

しゃがむことは,目を合わせやすくなることにもなります。



この授業で,視線の優しさ,声の大小,軽く触れる,ほほえみながら聞くなどのコミュニケーションを中学生は学びました。

【写真下】幼児の身長に合わせた高さで見る学習をしています。


本時のふりかえり

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授業の終了時に「今日の学習をふりかえって」を書くことがあります。

学習活動の自己評価です。



児童生徒が,それを書く時に,


◆キーワードを入れて書く


を指示した結果は下のようになります。


◆児童生徒のふりかえり例 


<違い>をキーワードとして,絵の鑑賞をした授業で,



「日本画と西洋の絵画を比べると,遠近感に違いがありました。」

「墨絵は,色彩が無いぶん,線の太さに違いがあるのが分かりました。」

「筆のタッチが,セザンヌとルノワールではずいぶん違いました。」



「今日の学習をふりかえって」の内容



「本時の学習の目標」に合致



<違い>といったキーワード意識が無いと,次のようになりがちです。


「いろんな絵を鑑賞しました。」

「ぼくは日本画が好きになりました。」


のように,本時の学習の目標はそれはそれ,感想はこれはこれになってしまうことが多いのではないでしょうか。


【写真】キーワードを示した指導案です。参考になります。



メモできる子供は

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写真は,聞きながらメモをしている児童(5年生)のノート。

メモできる子供は,学ぶ力のある子供です。



ノートのメモ内容を見ても分かるとおり,


・キーワードを書いている

・何がすごいのかを理解して書いている

・適切な表記をしている(引用とか,具体的とか)


筆者の経験では,

・話す力よりも聞く力をつけることは難しい

・聞いて書き取る力をつけることはさらに難しい

と思います。


この写真の先生が,日頃から児童に力をつける授業をしていることが分かります。

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