教材 えっ? 脈拍で

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「時間」と「科学の実験」は切っても切れない関係にあります。


「ある一定時間において」と条件を決めることによって発見された科学の法則は数々あります。写真の「振り子の等時性」もそのひとつ。


振り子が一往復するのに要する時間は,振れ幅には関係しないこと,重さにも関係しないこと,長さにのみ関係するということです。


イタリアの聖堂の天井からつられたランプ台がゆら〜りゆら〜り揺れるのを見たある科学者が,おや?と思い発見したものです。


そのときの時間の計り方がユニーク。その科学者はとっさに「脈拍何回ぶん」の間にランプが一往復揺れるかを観察したのです。


すると低いランプと高いランプでは脈拍数が異なるのでした。


「脈拍」で「時」を確かめるひらめき!


きょう(6/10)は,時の記念日。



家庭科 味覚記憶

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「おいしい!」という感覚は舌と脳のつながりです。脳が休む睡眠中に舌にアイスクリームが乗っても「おいしい」感覚はありませんね。


さて味覚は15歳(もっと早いとの説も)位までに脳に記憶され,人は15歳までにおいしいと感じた味覚記憶でその後もおいしいと感じるそうです。これは味蕾の発達とも関連します。


これに関するエピソード。昭和46年,日本初の店頭ハンバーガー販売がスタート。場所は銀座。珍しさもあり賑わいましたが,リピーターは子どもや若者が大半でした。よって「ハンバーガーは若いひとの食べ物」という評価に。


しかしそれこそが重要でした。若い世代にヒットすればその後も食べ続けられるからです。科学的実証に基づくこの販売戦略は大当たりしました。




「おいしい」感覚は子ども時代に持たせたい。もちろん「おいしい=必ず高級料理」ではありません。例えば家庭科の授業でつくる「煮干しのだし汁」を子どもは「おいしい!」と目を丸くします。新鮮な野菜も同様。味蕾も発達します。


「おいしい」は「素材のよさ」です。WASYOKUと今や呼ばれるようになった和食は素材重視。そして世界文化遺産です。


食文化,子どもの未来は子どもの味蕾から!


文学的な(?)オヤジギャグでした。【写真は農水省HP食文化紹介】



道徳 ユーモアが

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昔,ある作家が,出版社に手紙を出しました。

自分の書いた小説がよく売れているかを尋ねる手紙でした。
 
手紙は,たった1文字。


  ? 


だけ。もちろん「売れてますか?」という意味。
 


そこで出版社は作家へ返事を書きました。

その小説はよく売れていたので,

手紙にはこう書きました。


  !


これまた1文字。もちろん「すごく売れています!」の意味。
 



? ! は‘ 世界で最も短い手紙のやりとり ’と言われています。

なんとも味わい深いユーモアを感じます。作家にも出版社にも。


この小説は「レ・ミゼラブル」。

作家はヴィクトル・ユーゴー。

名作として世界中に広がりました。





環境教育 G7と塩飴

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ベルギーでG7先進国会議が開催中です。


G7の議題のひとつが気候変動。


ヒマラヤ山脈周辺の気流や気温が日本列島の気候に影響があるなど気候変動は一国の課題ではありません。(=気候の接続性)


近年の竜巻,ゲリラ豪雨はこわいですが,これらも気候変動と関連があるものの予測の確度はまだまだだそうです。


つくば市北条の竜巻はつい2年前。筆者はその2ヶ月後に北条を通りましたが,ブルーシートで覆われた家屋がたくさんありました。


この地域の学校では竜巻を想定した避難訓練を実施。竜巻発生時には,

◆室内であれば窓とともにカーテンも閉めること

◆屋外では高学年が低学年の手を引いて一緒に避難すること

などのポイントを押さえての訓練でした。


熱中症も心配です。


私たちのからだは夏に向けて暑さに順応できる仕組み(=暑熱順化)が備わっています。5〜6月は順化が不十分で熱中症が増えます。


熱中の「中」はあたる(中毒=毒にあたる,と同)で,熱のためからだの体温調節がうまくいかなくなった状態になります。


からだの調節機能の回復には塩が効果的です。土日のお出かけなどで長時間戸外で過ごす時などは水分+塩飴が良いそうです。



保健 虫歯はなぜ?

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6024は60歳になっても自分の歯が24本あるように

8020は80歳になっても自分の歯が20本あるように


という運動です。本数は学会で決めた「この本数があればじゅうぶん健康に生活できる」という数です。


(統計では、残念ながら「目指すこの本数の約半分が平均」との現状)


歯は硬〜いエナメル質でおおわれています。さてそれが虫歯になるとは? それは次の様なちょっと怖〜い仕組みです。


1 食べかすが歯に付着する。(食べかすをプラークと言う)


2 付着した食べかすを栄養にしてミュータンス菌が増殖する。


3 増殖したミュータンス菌の働きでプラークが酸に変化する。


4 その酸が歯の表面のエナメル質を溶かす。


5 溶かされた所が穴になる。(=虫歯という状態)


よって虫歯の防止には333が効果的。いちにち3度、食後3分以内に、3分間歯を磨いてプラークを除去する。


もちろん歯の質は個人個人で異なります。自分の歯を知り自分で守りましょう。


きょう(6/4)は虫歯予防デー。今週は歯と口の健康週間。【写真】




教員研修 研究推進

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きょう(6/3)は、市教委指導課による研修講座がありました。


各教科、道徳、特別活動等に関する専門性を高めるための研修です。


市研究推進委員が参加し、はじめに、教材をどう生かすか、授業をどう組み立てるかに関する研修(講義)を行いました。【写真】


続いて今年度の推進委員会の取り組みについて指導主事から説明を行いました。今年度も確かな学力につながる研修を進めます。




理科 光の屈折

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【写真上】では左のジャイアンと右のスネ夫が少ししか写っていません。

「全員を写したいけど端の人が入らない!」という場面を皆さんも経験しているのではないでしょうか? 特に室内では。

そんな時カメラの前へメガネを置くと【写真下】のように端が入ります。これが光の屈折です。

メガネは近視用の凹レンズ。凹レンズを通った光は屈折しカメラ内に入って来ます。これでジャイアンもスネ夫もバッチリ。
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運動会 市内小学校

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市内小学校では先週末および今週末に運動会が開催される学校が多くあります。


校庭には元気に競技や演技に取り組む小学生の姿が見られました。


家庭および地域の皆さんの参観や応援もたくさん見られました。


教材 麦秋

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【写真】のようにあたり一面が黄金色に輝く小麦畑が見られる時期になりました。


麦秋(ばくしゅう)の候を迎えています。


取手市内でも何ヶ所か小麦を生産している畑がありこの時期は実った麦の穂が風にそよぐ風景が見られます。


「麦秋」とは初夏のこの時期が麦にとっては「実りの秋」であることを表すことばです。


麦は収穫後には麺類(うどん・そば・ラーメン)やパンやお菓子(和洋菓子)の原料となります。


そのほかにも醤油の原料や学校給食の「麦ごはん」になります。


麦秋を楽しめるのも収穫までのあと少しの間ですよ。



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