テーマは街の中に

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テーマを決めて街を歩くことで地域散策の楽しみが増えます。


【筆者の今日の散策 写真上中下】は,

テーマ 街の中のアート

場所  取手駅周辺


です。取手駅周辺にはクリエイティブなアートがたくさんあります。


【写真上】駅西口に降りて南(利根川方面)へ少し歩くと,この壁画があります。タイトルは「とねがわず」です。


【写真中】駅西口に降りてすぐのところに,この像があります。タイトルは「梟家族」です。


【写真下】駅西口のロータリー中央部に,この像があります。タイトルは「和」(NAGOMI)です。


<いずれも平成26年7月30日朝撮影>




さて,児童生徒は,長期の夏休み中です。

テーマは街の中にあります。児童生徒と地域散策をされてはいかがでしょうか?

◆川越(テーマ 小江戸)

◆成田(テーマ 門前町)

なども取手近くではおすすめの街です。





図工美術 文字

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レタリングのすすめです。

夏休み中は,ポスター,自由研究などで,文字を書くことが増えます。

児童生徒の書く文字は,それぞれに味わいがあって良いものです。



文字を際立たせたい時に,レタリングをしてみることもおすすめです。

【写真】は明朝体(みんちょうたい)の例(作成途中)。


◆文字の「芯」になる線は,垂直は垂直で,斜めは斜めで角度を揃える。

◆ヨコは細く,タテは太くする。

◆「とめ」は盛り上がる。


これに気をつけるだけで完成します。

アピール度はぐんと増します。



研修 市内巡検

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きょう(7/25)は,教委指導課による市内巡検が行われました。


これは取手市内の文化財や歴史的な建造物などを巡る研修です。


きょうは,埋蔵文化財センター,三仏堂,地蔵けやき(高源寺),歴史資料収蔵所などを見学しました。


参加者は,新任の先生および希望する教職員です。


有意義な研修となりました。

歴史 立行司

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大相撲は今場所もいよいよ大詰め。けさ(7/24)の時点では,1敗に2力士が並び優勝回数も注目される場所となっています。


さて,行司に注目して大相撲を見ると歴史や文化が見えて来ます。


立行司(たてぎょうじ)は終盤の取組のみ裁きますが,その前,その前と・・・行司の装束を追って見ていくと色も形も足元も異なります。


立行司は,木村庄之助,式守伊之助の二人ですが,この名前は立行司としての名前であって,本名ではありません。


これまでに30人以上の立行司がいることから,場内には「第○代 木村庄之助です 式守伊之助です」のようにアナウンスされます。


立行司だけが持って土俵に上がるものに短刀があります。これは大相撲が江戸時代から続く歴史的伝統的慣習です。


この短刀は「行司さしちがえ」(軍配の誤り)があったならば,切腹する覚悟で,ということを示す短刀です。TVをよく見ると見えます。


もちろん切腹はありませんが,立行司のさしちがえがあった場合には,立行司が相撲協会に申告をするのは事実です。


「残ったぁ,残ったぁ」も発するタイミングが重要で,「残った」の意味は,「ワザをかけられても踏ん張って土俵に残った(残れ)」のかけ声です。


軍配の房,装束の色,烏帽子の意味など,相撲の行司を歴史と文化の観点で調べてみると興味深いものがありますよ。



理科 橋の強さ

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【写真上】のような橋を見ることがあります。

橋のアーチ部分を,子供たちに注目させてみてください。

このアーチ部分こそ,橋(橋梁)の強さを出す構造です。



【写真中】のように定規や固めの紙などでアーチを作ると,その上部はたいへん強く,かなりの重量に耐えることができます。

この原理を生かしたのがアーチ型の橋です。

この原理は古くは紀元前から知られて建築に生かされていました。



試しに【写真下】のように,水平にしてしまうと,力はまったく失われて,写真のように重量に耐えられません。



旅先でこんな橋を見かけたら,子供たちにお話ししてみてください。

橋の多い都内の隅田川などにかかる橋も多くがアーチ利用です。

名刺1枚でも強さの実験ができますよ。




市内小中終業式

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きょう(7/18)は,取手市内小中学校の第1学期終業式。

明日から夏休みになります。

児童生徒が充実した夏休みを過ごせるよう願っています。
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算数 九九の表

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「小学生のとき,九九の表で,数字の並びを『ななめ』に見ていたら,ハッとしたんです。」


この言葉は,先日開催された数学オリンピックで,みごとに金メダルを獲得した日本の高校生のコメントです。


それでは,上の写真の九九の表を見てみましょう。


確かに,色をつけた部分はもちろんのこと,どの列をななめに見ても,規則性があります。この規則性に気づいたのです。


下の写真はちがった方向をななめに見たものですがやはり独特の規則性があります。

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体育 投力

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投げる力(投力)を伸ばすのは,


・投げる方向が分かる

・スナップをきかすことが分かる,できる

・腕のしなりを支える体の動きの保持ができる


が大切です。



投力を伸ばす学習活動例はいくつかあります。


写真で紹介したのは,ロープを「斜め上方」に張ったものです。これによって「投げる方向」が児童生徒が分かります。


そのロープに「バトン」を通すことで,バトンの上がる高さが目で確認でき,しかもバトンは戻って来るので,繰り返し練習がしやすくなります。


学 資料の見せ方

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児童生徒に,学習資料を提示するときのコツです。

例 自動車工場や製鉄所のような大きな工場はものすごく広大であることをつかませたい場面。


1 【写真上】のように工場そのものは紙などで隠す。(ICTならより簡単)


2 工場わき(左側)にあるグラウンド(広場)は見せて,サッカーができる程度の広さがコレというのを理解させる。


3 紙をめくると【写真下】のように工場が現れ,広大さの把握が容易。


4 事前にグラウンド(広場)を尺度としてもたせた点が指導のコツ。


これは,情報番組,ニュース番組の基本的な手法であり,学習指導に生かせます。

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国語 言葉の誤用が

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W杯は,途中起用されたゲッツェのトラップボレーシュートで決まり。ゲッツェは大役を果たしました。


さてこの「役」に関する言葉の誤用に「役不足」があります。



次は誤用です。

「このたび本営業部へ着任しました**です。課長として役不足ではありますが,一生懸命頑張ります。」


「役不足」を「力不足」の意味で使用していると思われる誤用。


「役不足」とは,その人は力があるのに,その力に見合った役割が与えられていないことを指す言葉で,本人でなく他人が使うのが通例。


自分で「役不足」と言ってしまっては,何をえらそうに!となります。



誤用・誤表記の例

×的を得る ○的を射る

×綺羅星の如く ○綺羅,星の如く(きら,ほしのごとく)

×間髪を入れず ○間,髪を入れず(かん,はつをいれず)

×コミニュケーション ○コミュニケーション

×怒り心頭に達す  ○怒り心頭に発す


◆「間髪」「綺羅星」→ ×の使用のほうが多い!のが現状




「とんでもございません」も誤りなのですが,多くの方が「とんでもない」のていねいな言い方として使っています。


「とんでもない」の「ない」は「無い」ではありません。「きたない」の「ない」が「無い」でないのと同様です。


「きたない」を「きたございません」と言わないのと同様に「とんでもございません」は誤用。


もし,ていねいに言うなら「とんでもないことでございます」が正しいのです。



文化庁の調査で,誤用が多数で「本来は誤用なのだが・・・」という例もあり,まさに言葉は生きているとも言えますが。



・情けはひとのためならず


・鳥肌が立つ


などがその例です。


「鳥肌が立つ」は本来は「ぞっとする」なのですが,最近は「あまりに素晴らしくて感動」の場面で使われる例が目立ちます。


誤用は「噴飯もの」(可笑しくて吹き出す)なのですが,この「噴飯もの」でさえ「頭に来る,文句を言わないでいられない」の意味に誤用されています。

防災 釜石の奇跡

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藤代庁舎エントランスでは,東日本大震災と復興についての写真展(パネル展示:県南生涯学習センター)が行われています。



これに関連し「釜石の奇跡」と称された出来事を紹介します。


3.11大地震の直後,釜石市の小中学生は,津波が来るから避難だ,という判断のもと,すみやかに高台等への避難をしました。


小中学生の避難行動は,一般市民より断然速く,小中学生の避難行動を見て避難をした人もおおぜいいました。




釜石市の小中学生はなぜこうした賢明な判断ができたのでしょうか?




それは防災教育の成果でした。群馬大学の先生を講師として,津波の発生と避難行動について日頃から勉強していたからでした。


しかも市内には,午後2:46に,帰宅していた小中学生もおり,避難行動が学校からではなく,その子らは自分が居た場所からの行動でした。


小中学生が,住民に声をかけたり,小さな子の手を引いた例もありました。



こうして「被害ゼロ」(但:学校管理下での被害)という奇跡が起きたのでした。



加えて「津波てんでんこ」という古来からの教えがありました。「津波の時はてんでんばらばらに逃げろ」という教えです。


たとえ家族であっても互いに探さず,あらかじめ決めた場所へ,てんでんに避難する。そして避難した場所で家族は会える。


「釜石の奇跡」から学ぶことは多い,そう思いました。

◆臨時休校◆

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台風8号の接近により風が強くなって来ました。

写真は,10日(木)午後2時半の教育委員会前の木々です。

今後,猛烈な風雨が予想されます。

児童生徒の安全確保の観点から市教委にて次の通り決定されました。



  7月11日(金)小中学校とも臨時休校


気象予報などを見ながら,被害が無いよう備えたいと思います。

学 書き添え効果

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学(まなび)シリーズです。


児童生徒が,解き方を,ボード(小黒板)に書いて,それをもとに発表するという場面があります。


上の写真は,式に『移項』や『因数分解』などを生徒が書き添えた例です。


この書き添えにより,ここで『移項』という処理があり,ここで『因数分解』という処理がありということが,他の生徒にも分かりやすくなります。


発表の際も,分かりやすい説明となり効果的です。

モラル 軽率アクセス

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【写真右】は,6月,熊本県の高校3年生女子生徒が,ネット上で知り合った静岡県の男性に危害を加えられた事件の記事です。


最近の少年事件では「ネット上で知り合った」が多いのが特徴。


児童生徒のスマホ等からアクセスできるサイトには,こうした事件につながりかねない危険なサイトもたくさんあります。


フィルタリングをかけることが大切ですが,フィルタリングをすり抜ける手法でサイトが作成されている例も多いのが実態です。(隠語など)


子も親もフィルタリングを過信せず,危険を察知する判断力をもつことが重要です。




児童生徒のスマホ等の使用にある2つの問題。

1 自分がどこの誰か特定されてしまう個人情報を安易に掲載すること

2 軽率に危険なサイトにアクセスすること


これらに関しては情報モラル教育で小中学校で指導しています。


「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイト(プロフィールサイト)に,免許証そのものの写真を掲載する高校生の危険な例などが課題です。



児童生徒がスマホを操作するのは帰宅後ですので,各家庭で子へ指導が伴うことで有効な教育となります。


ネット機器がこれほど生活に入り込んで来ている現代,スマホ使用の際の「我が家のルール」は大切です。


「我が家のルール」が実践できた子は「自分のルール」もつくることができるのではないでしょうか。


【写真左】市内小学校保護者対象の情報モラル講話の様子


学 SHOW&TELL

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学(まなび)シリーズです。まず SHOW & TELL は,「見せて語る」というプレゼンテーションの基本スキル(技能)です。


基本スキルなので場に応じてさっと使いこなせる汎用性があります。




【写真上】は,小学校1年生が,算数で「どちらが多い?」「ちがいはいくつ?」を勉強している様子です。


男の子はノートに図をかいて,「1対1対応」の考え方を基盤に「ならべてくらべると,こっちがこれだけおおい」と説明しています。




この説明は見事です。相手意識,目的意識があります。


つまり男の子は「考えたこと」を「図に表して」(見える化),相手に提示しながら,考えを言葉にしています。




こうしたスキル(技能)は,どの教科でも,どの学年でも使うことが必要で,早く身につければ学習も活動もそれだけ深まります。


説明の見事さゆえ【写真下】のように,聞いていた子が,ノートを指して意見交換ができています。

理科 北極星&七夕

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【写真上】北の空に位置を変えない星,それが北極星。

北極星は,こぐま座の尾にあたる二等星。

一年中,不動の場所にあるので,「自分のウチからはあの方向に見える」というのが分かればいつでも容易に見つけることができます。

高さは35度くらいです。



さて「動かない北極星」なのですが,約12000年後には「動いてしまう」のです。

宇宙全体は,膨張を続けていて,星の位置も少しずつ変わっていきます。

そして,12000年後に,今の北極星の位置に来るのは,こと座のベガ。



こと座のベガ=織女=おりひめ星です。

わし座のアルタイル=牽牛=ひこ星と1年に1度会うという星です。

これが七夕伝説です。



きょう(7/7)は,七夕。

【写真下】画面左上に光るのがベガ(未来の北極星),右下がアルタイル。


さあ,ベガはアルタイルに,今夜,会って,「実は,私,12000年後には,北極星になるのよ!」と告白するのでしょうか?

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取手の ICT教育

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取手市では,現在,次のようなICT教育を推進しています。


◆モデル校小中2校において,タブレットを活用した理科授業

 <タブレットのコンテンツ例>

※ウェゲナーの大陸移動説(南米の東端とアフリカ大陸の西端の形が組み合わさることを手がかりに大陸がつながっていたことの発見とその説)


※振り子の等時性(科学者が聖堂の天井からつり下げられたランプを見て発見)


このほかにも多数あり,小中学校の理科教育に生かすことができます。



◆学校版FACEBOOKにより,各校のWEBサイトの情報(ブログ等)は,スマホなどで手軽に閲覧可能



◆ウェブ会議(PC利用)の,常時運用により,全24校および市教委間の「TV会議システム」として活用


新聞等にも記事が掲載されました。


【写真】取手ICT教育に関する新聞記事,ウェブ会議用のヘッドセット,カメラ


自転車と,広島と

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先日,市内の中学生が,校外学習のため,自転車で藤代庁舎へ来ました。

その時の駐輪のしかたの素晴らしいことには感心しました。【写真参照】

こうした良い行いの一つ一つの積み重ねが成長ということだと思います。




広島に,筆者が,旅した時の話です。

ホテルは原爆ドームの近くで,また,野球場もすぐ近くでした。


ロビーには,バットやヘルメットなどの野球用具がありました。

いや「あった」のではなく「整然と並んでいた」のです。

千羽鶴もありました。これもまた整然と。



そうです。

夏の高校野球,広島県大会が行われていた時期で,筆者は,偶然にも,明日,決勝戦をする高校の野球部員と同じホテルだったのです。


整然と並んだ用具には,強豪校の名前が記されていました。もともと広島県は強豪校の多い県として有名です。



その晩から翌朝にかけて,驚く体験がたくさんありました。

整然と並んだ用具に驚いたのはもちろんのこと,野球部員と見ず知らずの筆者が,偶然にエレベーターを同時に待っていた時には,

「先,お乗り下さい,どうぞ。」

と声をかけられて驚きました。


大浴場では,入り口のスリッパを,向こう向きに並べ直している部員がいました。一般客のぶんです。

洗面台をきれいに拭いている部員もいました。



感心することしきりで,翌朝,ロビーに集まっていた野球部員に「きょうの決勝。頑張って!」と声をかけました。

すると,野球帽をさっと取って「ありがとうございます。」と,深く頭を下げて礼を言われました。青い帽子が今でも目に焼き付いています。


強いチームは礼儀正しい,これは本当です。



その日,夏の高校野球広島県大会決勝戦が行われました。

その高校が勝利! 甲子園出場を決めたのでした。



整然と並んだ自転車【写真】を見た時,あの日,ホテルのロビーに整然と並んだ千羽鶴,バット,ヘルメット・・・あの光景がよみがえりました。


学校訪問と研修

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市教委指導課では,指導主事による学校訪問を実施しています。


テーマ(主題)を設定して,KJ法等で授業改善を図る話し合いが行われる学校,また,他校の先生も授業を参観する学校もあります。


指導課では,授業力の向上を図るための助言を行っています。



連携 ウェブ会議

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きょう(7/1)から,市教委および市内小中学校間を結ぶ「ウェブ会議システム」が開始されました。


PCで,相手と向かい合いながら,会話ができるシステムです。


画面を通しての情報交換が容易になり,教委=学校間,小中学校間の連携が飛躍的に進みます。


このウェブ会議システムは,県内自治体で初の常時運用です。


教委指導課では,このウェブ会議システムを小中連携(一貫)教育において活用して,児童生徒の学習が広がるよう取り組みます。


【写真】市教委で本システムを使って各学校と交流する指導主事


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