小中連携各校HP

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この夏季休業中に,夏休み算数スクール,学びの広場サポートプランを全小学校で実施しました。


各小学校では,「先生役」となった中学生が小学生にアドバイスをする様子がたくさん見られました。


8月最終週に学習を実施している小学校のHPには,その様子が掲載されていました。


中学生が小学生に学習アドバイスをする取組は,本市で進めている小中連携事業の一環です。



B問題とは

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きょう(8/26)のTV,新聞等で,全国学力学習状況調査(以後全国学テ)結果が報道されました。


全国学テは,今年の4月に,小学校6年生,中学校3年生が受けた調査です。


全国学テは,国語と算数(数学)のA問題とB問題からなります。



さて,児童生徒が解く問題を,文部科学省のHP等で,ぜひ見てみることをお勧めします。A問題,B問題とも出題のねらいがあります。


写真はB問題の一例です。


見ますと分かるとおり,B問題は活用力を見る問題で,生活の中の事象が問題となっているものが多くあります。


B問題は,問題の意味を読み解く力が必要です。これが読解力につながって行きます。


問題を読み,答とその根拠を見い出すことの大切さが分かる出題です。児童生徒と同様に実際に解いてみますとよりいっそう感じます。



連携してのフォーラム

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きょう(8/26)は,市内の中学校を会場に,小学生と中学生の代表が参加してのフォーラムがありました。


フォーラムでは,中学校生活に関する情報を,各小学校の代表に分かりやすく伝える場面がありました。


小学生は,小学校の生活と中学校の生活との違いを学び,また,関心の高い内容を中学生に質問をするなどして積極的に学ぶことができました。


こうした小中学校の連携は素晴らしいと思います。




柔軟な思考力!

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「32校が出場するトーナメント戦で,優勝が決定するまでには,何試合おこなわれるでしょうか?」という問題が出たときのことです。

(但し「引き分け再試合」は考えない)



筆者は必死に写真のようなトーナメントを書き,1つ,2つ・・・と数えました。


ところが隣の人が「はいっ,分かりました。」と。その間,ものの1秒。


その人の説明がまたすごかったのです。


「答は31試合。1試合実施すれば1校が敗退する。31試合実施すれば31校が敗退する。32校中残った1校が優勝だから全試合数は31。」



お見事!


その人の‘柔軟な思考力’に筆者はいたく感激しました。

自分には,こんなすごいもののとらえ方はできないなぁと思いました。


さて熱闘続いた甲子園大会決勝。大阪桐蔭が全49校の頂点でした。

きょうの決勝が今大会48試合目。






研修 学級経営講座

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きょう(8/22)は,指導課主催の学級経営講座がありました。


参加した市内小中学校の教員は,意欲的に研修に参加し,新学期にすぐに活用できる研修内容に耳を傾けました。


学級経営ということで,児童生徒への言葉かけをどのようにするか,児童生徒のよさをどのように認めていくかなど具体的な内容でした。


講師の先生からは講話やグループごとの意見交換時にアドバイスをいただきました。

学 ノートを交換

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ノートを交換して,お互いに見るという学習活動の写真です。


PISA型読解力でも,「情報の取り出し」「評価=吟味」「共有」は重要な力として指摘されています。


授業の中で


・言語活動の取り入れ

・児童生徒同士の交流

・話し合い活動

・比較検討してより良い解決方法の発見

・算数的活動


などを授業者が取り入れる時に,それらがより有効となる活動のひとつが「ノート交換」で,写真に示しました。


児童生徒は,相手のノートをよく見ます。ノートには相手が考えたことのあしあとが記されています。


算数(数学)の立式にも,国語のキーワードにも,理科の実験観察の着眼点にも,相手の考えが記されているのがノートです。


写真のような「ノート交換」という活動を取り入れることによって,その後の学習活動の広がりと深まりが増します。


「ノート交換」は,小学校低学年から中学校3年生まで有効です。ちなみに写真は,小6,小1です。


授業の中のささやかな活動ですが,効果は大きいと言えます。



学 ノート指導こそ

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「ひっさんの横線は定規で引きましょう」

このささやかな‘ノート指導’を「する・しないの差」は大きいのです。


実例が上の2枚の写真です。

【写真上】ある担任の先生が「ひっさんの横線」未指導時の児童のノート

【写真下】同じ担任の先生が「ひっさんの横線」指導後の児童のノート



BEFORE−AFTERの典型のようです。

匠の技は,たいへんシンプル。

「ひっさんの横線は定規で引きましょう」の指導を厳しく。継続的に。



その担任の先生に「AFTER」後にうかがったら次のとおりでした。


・計算ミスが少なくなったことは○つけしながら驚くばかり。


・ノートに児童が自信をもつようになった。ノートを開いて嬉しそう。


・指導前は「横線ぐらい」と思っていたがそれは勘違いだった。


・保護者から驚きと感謝の声が届くようになった。


・テストのはじっこに書くひっさんも横線を定規で引くので点数UP。


・百の位,千の位など「位取り」がずれなくなった。


・ひっさんと隣のひっさんが,くっつかなくなった。



感嘆の声。

たかが横線?されど横線!なのです。

ノート指導は,ささやかなところから始めるのがコツです。

もちろん家庭学習の時にもできます。
















テーマは街の中 3

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取手駅東口。

【写真上】の彫刻は題「シュプリンゲン」,東京芸術大学の先生の作品です。

アートの街とりでを感じさせます。

取手駅は東西口とも,緑豊かな場所です。



【写真下】はアートギャラリーを反対側から写したものです。

ここも緑がいっぱいです。



【写真中】台宿から駅へ向かう通りにはきれいな百合の花が。


本HPは茨城県取手市からは離れたところの方からのアクセスも多くあり,いつも見ていただきありがとうございます。m(_ _)m



学 分からなさに・・

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分からなさに寄り添うことが子供に勉強を教える時のコツです。


例 写真左の 5943÷7


◆「5943の数字全部」を見てしまう子は「分からない」と感じます。

◆「5だけ」を見る子は「分かるぞ,解けるぞ」と感じます。



教える側として,子供の「分からなさに寄り添う方法」例=写真中。



写真中は「よけいな情報を隠す」という方法。シンプルに指で隠しています。

よけいな情報が隠れることにより子供は持っているスキルが使えます。


「え〜と,5の中に7は入ってないからぁ」という思考スキルです。

そこで写真右,59という情報までを示す。

「え〜と59の中には,7が8コだな。『しちは56』っと。良し。次は〜」


単純な教え方です。しかし分からない子供には有効な指導方法です。


一般に子供が苦手なのは「見ないようにする」ことです。9以下ずらっと見えているわけですから子供に「見ないように」は難しい。


上記の方法の‘さりげなさ’は優れています。


「全部を見ないで,ここだけに着目すればぁ〜だから」ができることイコール勉強のコツをつかむことです。


スーパームーン現る

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いつも見ている月が,大きく見えるスーパームーンが現れました。

1 月が地球の周囲を回る楕円軌道上で地球に近い位置にあること

2 満月であること

この2つの条件が重なって,ひとまわり大きく見えるスーパームーンになります。


(NASAは,再接近時刻と満月時刻が1時間未満という短さから,エキストラ・スーパームーンと名づけました。)



天候に左右される天体ショー。

今回も関東はなんと台風による雨。


写真は,偶然にも11日午後7時頃に撮影できた「1日遅れのスーパームーン」です。1日遅れではありますが,十分に美しい満月でした。

(撮影場所 茨城県取手市 撮影者 筆者)


研修 ICT教育

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きょう(8/8)は,夏季研修として,指導課主催ICT教育デジタル教科書を活用した授業実践研修が行われました。


デジタル教科書を活用すると,児童生徒の学習のめあてに合わせて,より分かりやすい授業展開ができます。


きょうは具体的な教材をもとに,教員が体験したり指導方法を確認したりしました。


視覚的に把握しやすいこと,動きが伴うことで理解しやすいことなど,デジタル教科書のよさを理解できました。



学 授業「1%の」

自由研究に多少役立つと思い,筆者の「1%の・・」授業について書きます。



まず【写真上】を提示。

筆者「この水色のものは何だろうか?」

生徒「?・・・乗り物?」「道を均すローラー?」「機械?」



次に【写真中】を提示。ひとの足が写っているので思考が広がった。

生徒「え,足? 何か,ひとが使う物?」「何これ?」



筆者「ヒントは『生活に必要なものを運搬中』です。」

生徒「わかった! 食べ物!」「水?」「どうして丸いの?」




最後に【写真下】を提示。

生徒「引っ張ってる!」「何で?」「生活に必要なものって?」



筆者

「こうして引っ張って転がして運搬します。中は水です。この容器にはペットボトル500ミリリットルで1000本ぶんの水が入ります。」


「地球は水の星ですが,多くが海水。飲めません。あとはヒマラヤなど高地にある雪や氷。高地で固まっているためそれも飲めません。」


「たった1%が人間が飲める水。地球上の全水量の1%だけが川,湖,地下水などです。しかしそうした水が必ずしも家の近くにはありません。」


「地球上の多くのひとたちは『水を運搬する』作業が生活の一部です。写真の水色容器は運搬作業の過酷さをいくらかでも軽減する発明品です。」


「実は日本のような水道設備は,地球規模で見ると少ないのです。」(終)




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自由研究 スーパー

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「お米は,どこに置いてあるかな?」

とスーパーマーケットで,子供に尋ねると,

「ここ,ここ!」と子供は,喜んで教えてくれると思います。




そんな時,

「ほんとだね。ところで,どうして,お米はここに置くのかな?」

と子供に尋ねると,今度は子供はかなり考えます。


この考えている時間が大事です。いきなり「正解」を出す子供も立派ですが,あれこれ考える時こそ子供の思考力が高まります。



分からない場合はもちろん教えます。次のような答が良いかもしれません。

「レジに近いからだよ。」

「?」

「お米って重いでしょ。レジに近いとそのぶん楽でしょ。」

「!」



スーパーマーケットは,自由研究の対象としてとても興味深い場所です。

保護者であればお子さんと「自由研究の目」で回るとおもしろいと思います。



もう1問。

「子供のお菓子売り場と大人のお菓子売り場,違いは何か?」

その場で考えても良いし,売り場に行ってみるのも良いと思います。



答え:子供のお菓子売り場は子供の手が届く所に商品がある→上の写真参照




最後にもう1問。

「店内に,消火器は何台置いてあるかな?」


(正確に言うと,売り場面積が違うと,台数も違うので,

「消火器Aと何メートル(何歩)離れたところに消火器Bがあるか?」

のほうがより正しいかも。「消火器が置いてあるとは知らなかった」という

人もいます。大人でも子供でも。そこが面白い所です。)




さて,消火器の答は,皆さんのお近くのスーパーマーケットで。







自由研究 歌詞

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このブログの4/28に,アナ雪の歌詞の話題を掲載しました。

アナ雪のメガヒットにより,その第2弾です。



ところで「英語を日本語に置き換える」ことの熟練の技として,映画の字幕スーパーがあります。

字幕スーパーの第一人者である戸田奈津子さんによると・・・


映画「第三の男」の中で,

I shouldn't drink it. It makes me acid.

という台詞があり,戸田さんが見た映画では,この台詞の字幕は,

「今夜の酒は荒れそうだ」

と表記されていて,その訳の見事さに感銘を受けたそうです。


状況にぴったり,気持ちが台詞に表れており,長さ(秒数)もぴったり。

日本語は,比較的,言葉を少なくせざるを得ない言語なのですが,それをふまえて上手な翻訳に驚いたそうです。



同様に驚くのは,4月からの人気が続く,アナ雪のテーマソング。

♪すこしも寒くないわ

♪The cold never bothered me anyway

並べてみると,「こ」→ cold

「ないわ」→ anyway

で,アナの口の動きに合っている上に,場面,メッセージ性,長さが合致。

プロの技としか言いようがありません。

もちろん,サビの,Let it go , let it go .
に合わせて歌詞は,ありの〜 ままの〜

口の動き,メッセージ性ほかぴったりです。

ちょっと変わった自由研究でした。



テーマは街の中 2

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テーマ別街歩きの続編。



テーマ 壁とアートと環境と

場所  関東鉄道常総線戸頭駅付近



壁面に,写真のような装飾ペイントがなされており,散策していると,ハッとします。


戸頭駅から南側に歩くと,いくつかの場所でこの装飾ペイントに出会うことができます。


ペイントの題材は,模擬ドアや本棚などが選んで描かれており,明るい感じで「遊び心」満載です。



話は大きくなりますが,西洋美術史では,教会や聖堂の壁に描かれた壁画が,広く市民に愛され,文化的な価値が高く,技巧も高く評価されています。

日本美術史では,ふすま絵,屏風などに尾形光琳はじめ並み居る絵師が腕をふるいました。

最近は,都心などで,広い壁をアートの場として活用し,場の環境を作り出している場所がたくさんありますね。


取手では上記の「戸頭」はおすすめの場所のひとつです。




研修 教育講演会

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昨日(7/31)は,教委指導課主催の特別支援教育講演会がありました。

今年2月に発効した障害者の権利に関する条約に基づいて,特別支援教育に関する取組が進んでいる現状を講師の先生が説明してくださいました。

270名という市内教職員の約半数もの参加がありました。

充実した講演会となりました。

中学生が先生

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算数スクール,学びの広場サポートプランが,現在,それぞれの小学校で行われています。

これは,算数の学力を定着・向上させる事業です。

本市では,この事業に,多くの中学生が「先生役」として参加しています。写真のように,小学生の学習サポートをしてくれます。

小中学校間の連携(小中連携)を進めている本市の取組のひとつです。
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