最新更新日:2024/04/23
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入学式に向けて準備をしています

「姿勢」に関する講演会

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 9月14日(木)6時間目に理学療法士の尾内勝治先生を講師としてお招きし、姿勢についてお話をしていただきました。強戸中では「ケガの多さ」「視力の低さ」「授業中の集中力の低さ」が、健康診断結果やアンケート等から健康課題として挙がっており、今回はそれらの原因の1つでもある「姿勢」について見直すことを目的としました。
講演会では、実際に自分のいい姿勢をとってみる、腕回し運動や四股といった体ほぐしの運動をやるなど、活動を取り入れながら正しい姿勢について考えることができました。また何名かの生徒にはモデルとして協力してもらい、頭の重み(5kg)をメディシンボールで体験し、首の負担について考えるなど楽しみながら話を聞くことができました。生徒からは、「姿勢がこんなに大切なものだとは知らなかった」「机や椅子の高さが合っているかを、友達と一緒に見直していきたい」「悪い姿勢はいろいろな悪影響をおよぼすことがわかった。意識して直していきたい」など様々な感想を得ることができました。
 本当のいい姿勢とは、「背筋まっすぐ」ではなく「その作業や目的に合った、疲れにくい構え」「適度に力が抜けていて、いつでも自由に動かせる格好」であり、実はあいまいなものです。ただ、良くない姿勢の例として「長時間同じ格好でいる」「いつも猫背でいる」などが挙げられます。良くない姿勢でいると、筋肉が固まりケガをしやすくなる、目のピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が固まり視力が低下する、脳への血流量が減り集中力が低下するなど様々な悪影響が出てきます。いい姿勢を保つために大切なことは、『自分の姿勢に合った環境(机・椅子等)を整える』『体の状態を整える(体ほぐし運動・ストレッチ・5〜15分以内に体勢を変える等)』ことです。
 まずは意識をするところから始めていきましょう!これを機に、ぜひご家庭でも姿勢について一緒に考えてみて下さい。