強戸中フェスタから３週間が経ちました。今回は、合唱コンクールの生徒の感想を載せたいと思います。お読みいただくと、生徒の純粋な思いや心の成長を感じるとることができるのではないでしょうか。

３年女子
　大体の人はクラスがまとまったと言いますが、私はそれに加えて“学年の絆も深まった”ということが言えると感じました。金賞、銀賞がついてしまった時も、クラスのみんなが「よく頑張った」「悔しいけど楽しかった」そんな言葉がある他に、「○組の合唱もすごかった」「○組さんエアリス頑張ってね！」なんてお互いを称える言葉もありました。
　〜中略〜　お互いが頑張りあい、仲間がいるからここまでこれた、勝ちたいと思う相手がいるからこそ頑張れた、その勝ちたいと思う相手も、私たちと同じことを思っているのではないか。頑張れた理由は、学年の絆があって、クラスの思いがあって、それが１つになって、お互いに尊重し合った結果なのではないでしょうか。少なくとも私はそう思いました。きっと、体育祭のころもクラスが１つとなり、学年の絆は深まっていたと思います。普段話さない人と話したり、それがライバル相手でもクラスという１つのチームでも。
　〜中略〜　本気でぶつかりあうからこそ楽しかったと笑える日がくる、ライバルがいて、仲間がいて、同じ目標を掲げている人が集まるから諦めずに頑張ってこれたのではないでしょうか。

３年男子
　振り返ってみると、１年の時、２年の時は準備も何一つやらず、朝練も全く行かず、全て人に任せていた。しかし、今年は係を決めて、自分は会場準備で一番早くに行って、一番遅くその場から帰るという仕事を初めてした。今までは、一番遅くに行って、一番早く帰っていた。今年は全員が帰るのを待たなければならなかった。しかし、なかなか外に出ない人が少しいた。自分は「早く出ろよ」と思った。しかし、まだ中にいた人たちは、音程の確認や振り返りなどを話し合っていた。これは、去年までの自分だったら知らなかったことだった。それを見て、自分は自分の中で確認をし、振り返るようになった。
　〜中略〜　歌っている時に注意されたところがよみがえってきて、注意されたところを意識して歌うようになった。それは、去年までの自分だったらできなかったことで、とても成長したなと感じた。

３年女子
　私は３年○組が一番自由曲に対する思いが強かったんじゃないかなと思っています。中１、中２のとき、私は家で合唱の練習をしたときがありませんでした。だけど、今年は家で何回も歌を聞いて、何回も練習していて、自分に驚きました。私は本当に何に対しても無関心で、何かに熱く向かい合うことがないのですが、今年の合唱コンクールに向けた思いはとても強くて、３年○組の力ってすごいんだなと感じました。ここまで本気にしてくれたみんなに感謝です。