『「見えにくい」ってどんなこと?」

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 10月20日と25日の2回に分けて、本校3年生を対象に『「見えにくい」ってどんなこと?』という弱視理解の授業を実施しました。
20日の土曜授業では、手作りのシミュレーション眼鏡を身に付け、弱視の子供たちが見えにくさのために苦手としている活動の中から、1文字を読む・書く、2ものさしの目盛りを読む、3ハサミで線に沿って切る、4キャッチボール、5食事の盛りつけの5つを取り上げ、弱視体験を行いました。
 「ます目や線がうすくて見えない」「具が見えなくて上手くできない…」等の声が多く聞かれました。そうした体験から、子供たちは、「文字は大きくて太い方が、線は太くて、こい方が見やすい」「黒地に白でかかれた目盛りのものさしが見やすかった」「声をかけ合うとボールをキャッチしやすかった」など、それぞれが“やりやすくなる工夫”を発見していました。
 25日には、見えにくいとどんなことで困るのか、その時にどうするのか、紙芝居を見せたり、実際に使う道具を提示して使ってもらったりしました。また、20日の振り返りから、見えにくいことは「大変そう」「つらいと思う」といった感想があったことを受け、見え方が違うだけであることに気付いてもらおうと、絵本の読み聞かせも行いました。
 2時間の学習を終えて、子供たちからしてみると、見えづらい(見えない)ことはやはり、「大変そう」だと感じたようです。しかし、今後見えにくさのある人と実際に出会った時に、その違いや工夫を話し合って、みんなが心地よく過ごすための方法を共に考えていってほしい、今回の体験がその種蒔きとなっていたらと願っています。

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