最新更新日:2024/03/15
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学校教育目標<いのちの希ひ>  よく考え 粘り強い子  自ら気づき 進んでやる子 広い心で 思いやりのある子    

学校の沿革と教育目標

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1 学校の沿革 (地域に根ざす学校として再出発し34年)
 西穂高小学校(当時は西穂高尋常小学校)の創設は明治22年(1889)、今から131年前である。昭和41年に当地域にあった西穂高小学校と穂高小学校が統合して「穂高南小学校」が誕生した。統合22年目の昭和62年に、児童数の増加により穂高南小学校から分離して穂高西小学校が開校した。本校の建設が決まった時、当地には「学校が帰ってくるぞ」と言う喜びの声が一斉に起こったと言われる。再び地域の学校として歴史を刻み始めた本校であるが、二十余年の空白があり、旧西穂高小学校の名残を留めるものは視聴覚室に飾られている校歌(昭33制定で十年ほど歌われたのみ)と学校日誌等のわずかな文書が主なものである。
平成28年度、穂高西小学校が開校30周年という節目の年を迎え、各種の記念行事が行われた。荻原守衛(碌山)作「小児の首」(碌山美術館監修)がPTAから贈られ、記念式典で校歌「いのちの希ひ」の作詞者 川田殖先生の講演会が行われ、開校30周年記念誌も発行された。本年度は、開校34年目を迎える。
 背後には常念岳、蝶ヶ岳を初め北アルプスの峰々が美しくそびえることをイメージした瓦葺きの質実剛健な校舎は当時の建設委員会の願いであり、校地を取り巻くようにシナノキ、カツラ、オオバボダイジュなど地域の木々が植えられ、緑豊かな落ち着いた景観を呈している。中庭西には雑木林や池が作られ生き物とふれ合う活動の場が作られ、広い学校田は全校が関わっての田植え、稲刈りが行われ、米どころ安曇野の伝統を体験できる学習の場となっている。

2 教育目標(学校の宝「校歌 いのちの希ひ」に寄せて)
 本校の校歌は、哲学者の川田殖先生の作詞である。初代校長の臼井孝先生が、川田先生の講演に感動し、校歌を託すならこの方にと、「詩作は専門ではない」と固辞される中を懇願して生まれた校歌(冊子:「校歌誕生」より)である。「れんげ」「穂高の川」「常念」など地域の自然を題材にしつつも、「耐えること」「潤す(与える)こと」「広い心」など人としての崇高な理想を掲げている「いのちの希(ねが)い」がそこにある。校歌の発表会以来、毎年川田先生を本校に招き、子どもたちへ、私たち教職員へと進むべき道を愛語ともに語っていただいてきた。しかし、開校30周年記念の講演を最後に、ご高齢になられた川田先生の体調の配慮し、終演となった。
第3代校長西牧厚先生はこの校歌の心を教育目標と重ね合わせて、以下のように示した。本年度も教育目標を次のように設定する。
 (1)よく考え、粘り強い子
    ♪寒さに耐えて花開く、れんげのごとく咲かまほし♪
 (2)自ら気づき、進んでやる子
    ♪万のものをうるほせる、泉のごとく生かまほし♪
 (3)広い心で、思いやりのある子
    ♪世界をつつみ日をそそぐ、広き心を持たまほし♪


安曇野市立穂高西小学校
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住所:長野県安曇野市穂高柏原2728
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