最新更新日:2024/04/25
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5年生家庭科(ご飯と味噌汁)

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<Kの学校日記 vol.53>

1月21日(木) 快晴 

今日5年生は、1・2時間目に家庭科の授業がありました。
“ごはん”と“お味噌汁”という、和食の基本をやるとのことで、授業の様子を見せていただきました。

本来であればみんなで調理実習を行うところですが、今は出来ないため、家庭科の先生の実演形式で授業が進められました。

お味噌汁の出汁は、煮干しでとります。
頭やはらわたを除き、水に入れて火にかけます。
少しずつ、魚の香りがしてきました。「サンマのにおいがする」という表現をしていた子もいました。
透明な水が、黄金色になってきて、ますますいい香りがしてきます。

味噌汁の実は、今日は大根、ねぎ、油揚げの3つです。
まずは大根を入れます。
「さあ、次は何をいれるかな?」という先生の問いに、みんなで考えます。
火の通りにくいものはどちらかな?
ねぎもすぐに火が通りそうだけれど、油揚げは一度揚げてあるし…
みんなの予想は2つに分かれました。

正解は…油揚げでした!
よく見ると教科書に、『味や色、かおりを大切にする実は最後に入れる』と書いてあり、ねぎの香りを楽しむために、最後に入れました。
これでお味噌汁は完成!
「早い。もう出来た!」と驚いていた子もいました。

お米は、洗ったら水につけて30分吸水させます。
同じ分量のお米を2つ用意して、常に“炊く前のお米”と“炊くお米”の違いを確認していました。
吸水したお米は、だんだん白っぽくなってきました。

さて、ここからがお楽しみ!
しっかり吸水させたら、炊いていきます。

お鍋や炊飯器の中で、お米はどんな風に変化しているのだろう?
その様子が分かるように、透明なお鍋を使って炊いていきます。
普段なかなか見ることができない様子なので、ワクワクします。

お鍋を火にかけると、沸騰してきました。
そこで、中火にして様子を見ていると…
すごい勢いでブクブクと大きな泡がたち、鍋いっぱいに広がりました!
鍋の中は、泡だらけ!
驚きの表情の子どもたち。そのうち、「シャボン玉みたい」「集合体だ…」などと、色んな感想が出てきました。

調理の工程ごとに、子供たちは席に戻って学習ノートに気付いたことを書いていきます。
席から戻ってくると、お鍋のなかの泡はだいぶ消えていました。
「ご飯っぽくなってきた!」というある児童の感想の通り、一気に食べられるご飯っぽくなってきました。
はやる気持ちを抑え、ここから弱火でじっくり火を通していきます。

そして最後に、10分ほど蒸らしたら完成です!
蒸らしている間に、教科書を見ながら工程やポイントを振り返りました。

待ちに待った、炊きあがったご飯の、お鍋の蓋をあける瞬間!
炊飯器でもそうですが、炊き立てご飯の蓋を開ける瞬間には、心が躍ります。
ふわ〜っといい香りが広がり、とても美味しそうに炊けていました。

自分たちで調理をすることはできませんでしたが、目で見て、匂いを嗅いで、調理の工程をしっかり確認することが出来ました。
先生のパーフェクトなお手本を見ることが出来たのも良かったと思います。

調理の合間で、先生が洗い物をしていた時。
その様子を見て何人かの児童が、洗いあがった道具類を拭いたり、戸棚に片付けたりしていました。
なんだか、それが家庭での一コマのように見えました。

家庭科という教科の目的として、『学んだことを、家族の一員として生活で活かす』という事があるそうです。
子どもたちは、“誰かの役に立つ”という事が嬉しいのだという事。
そして役割を持つことは、そこが自分にとって安心する居場所となる、いくつかの要因の1つになりそうだな、と考えた時間でした。

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