最新更新日:2017/05/04
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規律正しく生き生きとした生徒  何事にも粘り強い生徒  自分も人も大切にする生徒

PTA総会あいさつ

        「いろんな気持ちをいっぺんに持っちょる」
 今年、家庭訪問を1年生のみにしました。2,3年生で担任が替わり相談したいことがありましたら、遠慮なく学校に連絡をしてください。私には3人の子どもがいます。長男は穂高中、二男と長女はこの穂高東中学校で学びました。昨年のこの会PTA総会でも話しましたが、自分の子どもたちが学んだこの学校で勤務できることをありがたく思っています。
 先週、修学旅行がありました。体調を崩し、保健の片桐先生のお世話になった人は一人もいませんでした。充実した3日間であったということが想像できます。
 笹山久三(ささやま きゅうぞう)さんの「四万十川〜あつよしの夏〜」という小説があります。その一説を紹介します。生まれてきた子猫を今までずっと捨ててきたことを知っている息子あつよしが、今回子猫を隠しました。その時の父親と母親の会話です。「今までずっとアツの気持んの中に、子猫が捨てられても、自分は手を汚しとうないいう気持ちが一回もなかった言うたら嘘じゃろう。あいつじゃち馬鹿じゃないじゃけん、おまえの言うことも、ちったあわかっちょるけん。捨てられることを諦める気持ちはあるろう。そうか言うて、絶対いやじゃ思う気持ちもある。両方いっぺんに持っちょっても、ちっともおかしいこたぁない。それが子供じゃし、それが人間じゃ思うがよ」「子供は、いろんな気持ちをいっぺんに持っちょって、その状態のまま、いろんなことにぶつかる。ぶつかるたんびに、何か自分を変えていく。変わったけんいうて、いろんな気持ちをいっぺんに持っちょることは、いつまでもおんなじよ。ただ、その気持ちの内容が整理されたり、捨てられたり、ええ性質んなって残ったりして変わるがよ。子供が成長するいうがは、そういうことじゃないがか。現実、生きちょる以上、大人もおんなじじゃ思うがよ。ごちゃごちゃした気持ん中にゃあ、アツみたいに、自分の中で喧嘩をしよるような気持ちを一緒に持っちょることも多いけんど、その一方を、強調して見せたり、いっぺんにふたぁつの違う気持ちを持っちょるいうて暴き立てたりしたら、子供の成長を潰すことんなるけんね。」小説の舞台は、高知県です。土佐弁頑張って練習しましたが、どうだったでしょうか。
 子どもは自己決定をして「今日からやる」と言います。その時は覚悟を決めて「やる」と言っているんだけれども心の中には他の気持ちもあるということです。覚悟を持って決めて動き始めたこと、その事実を認めてあげましょう。コントロールできない時は、誰にでもあります。その繰り返しが成長だと思います。自己決定の選択の幅を広げたり、エネルギーを注いだりすることしか私たちにはできません。
 その選択の幅を広げたり、エネルギーを注いだりしてくれる支援を長野県や安曇野市がしてくれています。県の施策30人規模学級関係等で8名。安曇野市から4名。計12名の加配職員をいただいています。ありがたいことです。続いて放課後学習についてお伝えします。5月31日より基本的に毎週水曜日の放課後、数学と英語に限って実施します。今年で3年目になります。無料の学習塾と考えていただければと思います。本日案内を配布しましたので子どもさんと相談していただき、ふるって参加してください。
最後にひと言つけ加えさせていただきます。保護者の皆さんも私たち教職員も子育ての専門家です。でも今、目の前にいる子どもたちとかかわるという点では、皆初体験者です。今までの経験や知識を総動員して子どもたちの成長を支援していきますが、困難な状況との出会いも当然あります。そんな時こそ、子どもたちの成長のためにという同じ視点で環境づくりをしていければと思います。一緒にがんばりましょう。

1学期始業式

             「当事者意識」 
 先ほどは、気持ちのよい入学式を、新入生をふくめ全校でつくってくれて、ありがとうございました。こられた来賓の皆さんが、今年の東中学校もいいスタートが切れて、一年間楽しみですね。と話してくれました。うれしかったです。
 一学期の始業式に当たって皆さんに伝えたいことは「当事者意識」です。
 「給食当番」という道徳の資料があります。5時間目は、担任の宮川先生の授業でした。授業を始めようとした先生は、持ってきた教科書や資料を長机の上に置こうとされましたが、すぐ横にある台の上に移されました。ぼくは「おや?」と思ってすぐ前の机の上を見ると、こぼれた給食の汁などでひどく汚れたままになっていたのです。その時です。ぼくの席より後ろにいた芳枝さんが、すっと前に出てきて、「先生、気がつかないですいません。」と、小さな声で言いながら持ってきた台ふきで汚れをていねいにふき取って、何ごともなかったように自分の席に戻っていきました。ぼくは思いがけない光景を見て、はっとすると同時に、少し芳枝さんをでしゃばりのように思ったり、自分がやるべきだったかなあと思ったりして、なんとなくもやもやした気分になりました。という話です。
 ぼくは、なぜ芳枝さんをでしゃばりと思ったかな。
 ぼくは、なぜ自分がやるべきだったのかなあと思ったのかな。
でしゃばりと思った自分、自分がやるべきと思った自分、どちらも「当事者意識」の考え方があると思います。私たちは、気持ちよく学校生活を送るために仕事を分担しています。食器を運んだり、配ったり、台ふきをしたりすべてひとりではできません。役割を分担しています。楽しい給食にするためにひとつひとつが大事な仕事です。台ふきは、その日は、ぼくや芳枝さんの分担ではなかったかもしれないけれど楽しい給食にするために誰かがやらなければいけない大切な仕事です。自分に任された仕事とは、一人ではできないのでその人に代わって任された大事な仕事です。他の人がやっている仕事は、自分一人ではできないので他の人にお願いした仕事です。他の人がやっている仕事は、自分の仕事でもあるのです。これが「当事者意識」だと私は思います。他の人がやっている仕事や自分に任された仕事には、そんな意味があるのです。
 気持ちよく学校生活を送るための「当事者意識」、大事にしてほしいと思います。是非、意識してみてください。共にがんばりましょう。
              

入学式

              式辞
159名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
みなさんは、今日から穂高東中学校の生徒です。みなさんの輝く瞳、ピンと張った背筋に、新入生としての希望と決意を感じ、頼もしくうれしく思います。
 保護者の皆さま、お子様の中学生としてのスタートを心よりお祝い申し上げます。私ども職員一同、お子様をお預かりした大きな責任を果たすべく、最大限の努力をする決意であります。
 本日は、安曇野市長 宮澤宗弘 様をはじめ市議会議員の皆様、多数の本校にゆかりのあるご来賓の方々には、公私ともにご多用のところをご臨席頂きまして誠にありがとうございます。 
 昨年のしゃくなげ祭です。二十九になる私の息子が奥さんと一緒に尋ねてきました。彼は本校、この東中の卒業生です。私がうれしかったのは、自分が育ち卒業した学校を妻に是非見てほしいという気持ちです。彼にとって当時もそうだったのでしょうが、現在のこの穂高東中が自慢の学校であり、誇らしいのです。皆さんが今日入学した学校はそういう学校です。今、後ろにいて皆さんの入学を心待ちしていた二年生、三年生はもとより多くの卒業生が大切にしてきた自慢の学校です。私は、この穂高東中学校が大好きでなりません。
 新入生のみなさん、今日から始まる三年間の生活の中で、自らを鍛え、勇気を持って様々なことにチャレンジしていってください。うまくいかないこともあります。だからこそ、工夫をするんです。だからこそ、がんばっている人の気持ちがわかるのです。自分を育てるこの東中が皆さんにとって自慢の学校となることを期待します。
 保護者の皆さまにお願いがあります。どうぞ人との繋がりをこれからも大切にしてください。昨年PTA連合会の役員をされた方の言葉です。「この春、娘が中学校を卒業しました。振り返ると楽しかったこと、苦しかったこと、辛いこと様々なことを経験してきました。親として、どう声をかけるべきか、見守り励ますけれど私まで心が折れそうになってしまう。そんな時、仲間との他愛のない話の中で笑っているうちに、高く分厚い壁がひとつひとつゆっくりと崩れていく。人生、うまくいかないことなんてたくさんあるものだ。偶然の出会いとかけがえのない時間にこれほどまでに感謝したことはない。」うれしいことや困っていること、どうぞ家族や仲間にそして私たち学校職員に声をかけてください。子育ては、大変ですがとても大切で尊い営みです。子育て実践者としての誇りを持ってかけがえのないひとつひとつの時間を大切に重ねていきましょう。
終わりになりますが、本校には多くの彫像があります。庭に4点(「坑夫 稔り 伸びる 春の笛」)、昇降口に1点(「春の風」)、職員玄関に1点(「登頂」)、校長室に1点(「裸婦」)。実に七点もの彫像の数です。碌山美術館に続く本校は、文化芸術の豊かな教育環境です。更に今年は、本校の全教室に電子黒板が配置されます。情報活用能力の育成やより効果的な学習といったICT教育が展開されます。すぐれた文化に学び、豊かな感性を磨いてほしい、情報化時代に即した学びを獲得してほしいという地域の方々の思いをここで再確認すると共に、保護者の皆様や地域の方々のなお一層のご支援をお願いいたしまして、式辞といたします。 
                         平成29年4月5日
                 安曇野市立穂高東中学校長 平沢重人

安曇野市立穂高東中学校

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学校目標
 規律正しく生き生きとした生徒
 何事にも粘り強い生徒
 自分も人も大切にする生徒

平成13(2001)年
 碌山美術館に隣接した旧穂高中学校の校舎を受け継ぎ
 穂高西中と共に 穂高町立穂高東中学校として開校
平成17(2005)年
 町村合併により 穂高町立から安曇野市立に
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学校行事
5/24 2年宿泊学習2日目 3年写生会
5/25 2年休業日
5/27 1年PTA作業
5/29 人権教育旬間(5月9日まで)
5/30 尿検査1 鑑賞音楽会
安曇野市立穂高東中学校
〒399-8303
住所:長野県安曇野市穂高5119-2
TEL:0263-82-2230
FAX:0263-82-7418
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