最新更新日:2024/03/15
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学校教育目標 自ら学ぶ 共に学ぶ 人から学ぶ

一学期終業式

 「おとなになってからあなたを支えてくれるのは、子ども時代の『あなた』」
一学期始業式で皆さんに「当事者意識が高い集団は、一人ひとりが大切にされます。まとまりがあります。互いに高め合います。困ったことが起きてもみんなで解決しようとします。」と話しました。そして「4月当初、先生たちの歓迎会の席で、揃っていたスリッパを見た私が感じた、この穂高東中学校職員集団の質の高さについて、より確かな成果をこの終業式で皆さんに紹介します。」と約束しました。27日一昨日の朝のことです。7時頃に複数の警察官の方が前庭を警備していました。教頭先生が「何かありましたか。」と尋ねると不審者情報が届けられたので、警備にあたっているということでした。教頭先生は、この内容を職員室にいる先生たちに伝えると先生たちは、校舎内はもとより校舎外に出て不審者情報に対応してくれました。最終的には、警察官が不審者と思われる方を発見し、事案は、解決しました。朝早く来るということは、やらなければいけない仕事があったということです。その仕事を捨てて、生徒を危険から守る。その役割は自分にあるという意識です。これは一例ですが、この「自分は穂高東中学校の職員であるという当事者意識」をすべての先生方が持っていてくれていることが、私はうれしいし、東中学校が充実した一学期になった要因であると確信しています。
集団の質を高めるうえで当事者意識が大切であるという話をしましたが、次に自分自身を成長させるための当事者意識について話します。先日、皆さんに教科ごとの授業評価をお願いしました。その結果を受けて先生たちは皆さんの学力向上のために授業改善を行います。しかし、学習の主体者は、先生たちではありません。皆さんです。皆さんは、「クマのプーさん」「ピーターラビット」知っていますか。テディーベアやディズニー映画でもおなじみですが、原作の訳をされた石井桃子さんは、こんな話をされています。「子どもたちよ。子ども時代をしっかりと楽しんでください。おとなになってからあなたを支えてくれるのは、子ども時代の「あなた」です。」繰り返します。「子どもたちよ。子ども時代をしっかりと楽しんでください。おとなになってからあなたを支えてくれるのは、子ども時代の「あなた」です。」あなたたち皆さんの今の生活が大人になった時の自分を作ることになるということです。モロコシを自分でゆで上げ、塩を振り、熱い熱いと言いながら食べる。吹き出す汗の中を仲間と声をからしながら部活動に熱中する。夏を制する者は受験を制するという言葉を信じ、問題を解きまくる。中学校1年生、2年生、3年生それぞれの「今」に心を込めて尽くすことが、明日の自分を作ることになるという自覚をもってください。明日の自分を作るのは今の自分の生活ぶりであるという自分の人生の当事者意識を持ってください。30日間の夏休みが始まります。どんな自分づくりができるのか試してみましょう。

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学校行事
3/13 3年生を送る会 3年同窓会入会式
3/14 3学期終業式
3/15 卒業証書授与式 離任式
3/17 公立高校後期選抜合格発表
安曇野市立穂高東中学校
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