「質の高い教育を目指し健やかな体をつくり、
　　　　　心豊かで確かな学力を持った生徒を育成する」
　　　　　　　　−『熱く、温かく、優しく』を合い言葉に−

　平成２４年度は新入生１０９名を迎え、生徒数３５７名　教職員４３名でスタートしました。平成24年度のスタートに当たり、「合い言葉」を『熱く、温かく、優しく』と確認しました。『熱く』は、何事にも情熱的に、熱い気持ちで臨むことです。『温かく』は、ホンワリと包み込まれているような安全で安心感が感じられる学校にすることです。そして『優しく』は、全ての人に、そして全ての物に優しくすることです。この合い言葉の基に教育目標「質の高い教育を目指し健やかな体をつくり、心豊かで確かな学力を持った生徒を育成する」を目指す日々の教育実践を積み重ねていきたいと考えています。

　基本的な生活目標は三つです。
　１　「挨拶をする」
　　　「挨拶」は心と心をつなぐ「接着剤」です。「おはようございます」と気持ちよく
　　　挨拶を交わすと元気になります。
　２　「時間を守る」
　　　時間を守ることは言い換えれば時間を大切にすることにつながります。私た
　　　ちにとって時間は無制限にあるものではありません。また突然何が起こる
　　　かもわかりません。日頃から時間を守り、時間を有効に使うようにします。
　３　「自らが進んで掃除をする」
　　　掃除され整理整頓が行き届いている場所で活動する時は、気持ちよく活動
　　　できます。また自ら進んで掃除をしたり片付けをすると、校舎を汚したり
　　　物を壊したりしなくなります。

　また、学校の教育目標は『質の高い教育を目指し、健やかな身体をつくり、心豊かで確かな学力を持った生徒を育成する』です。この教育目標実現に向け具体的に以下のように整理しています。
【目指す生徒像】
　○身体をきたえる生徒
　○自ら学び、考え、判断し行動する生徒
　○自他を大切にする生徒

【目指す教師像】
　○生徒一人ひとりの可能性と良さを最大限に延ばす教師
　○思いやりの心を持ち、情感豊かな教師
　○研鑽と修養に基づく協働する教師
　○地域・保護者から信頼される教師

【目指す学校像】
　○生命や人権を尊重する学校
　○安全で美しい学校
　○今日的課題を追究し、実践し活気ある学校
　○地域に開かれ、信頼される学校

　結びにあたりまして、私たち教職員一同、『熱く、温かく、優しく』を合い言葉に、全力を挙げて、安心・安全で信頼される学校づくりの推進と、生徒一人一人の３年間を見通した日々の教育活動の充実に取り組んでいく決意をしています。
　皆様方の御理解と御協力・御支援を心からお願いいたします。

　平成24年４月
　　　　　　　　木津川市立泉川中学校長　　濱　喜代巳