取手市教育委員会

SQS MarkReader2.1のバージョンによる精度の違いについて

SQS MarkReader2.1の最新版(MarkReader-2.1.3-SNAPSHOT-jar-with-dependencies.jar)について

  • 現在、SQSのページ(http://dev.sqs2.net/)からMarkReader2.1の最新版(MarkReader-2.1.3-SNAPSHOT-jar-with-dependencies.jar)をダウンロードして利用しています。

  • 2.1.1のバージョンと比較して、マークの認識精度が向上し非常によい結果が得られています。 スキャナの基本設定情報
      保存形式:TIFF(1ページ/1ファイル)
      カラーモード:白黒
      解像度:300 dpi
      読取濃度:5(濃い)

  • 現在、2.1.1のバージョンをお使いの場合は、2.1.3のバージョンのご利用をお勧めします。

SQS MarkReader2.1の読み取り精度に関する設定について

  • SQSでは、マークシート形式の調査票(記入済み)をドキュメントスキャナでtiff形式の画像ファイルに変換して保存し、原稿PDFファイルとともにSourceフォルダを作成します。次に、起動したMarkReader2.1の画面内へSourceフォルダをドラッグ&ドロップして集計処理を実行します。

  • このとき、調査票(記入済み)画像ファイルのマークした箇所が全体的に薄かったり、不十分な箇所があった場合には、未記入エラー・重複回答エラーとして誤認識され、これらのカウント数が多いほどマークの認識精度が問題となってきます。

  • MarkReader2.1では、マークの認識に関する設定ファイルにて設定値(しきい値)を変更することにより、マークの認識精度を向上させることができます。

  • MarkReader2.1の読み取り精度に関する設定を変更するための手順書を作成しました。
     MarkReader2.1_読み取り精度に関する設定変更手順[1.18MB]

段落 注意書き ※スキャンした画像ファイルの品質が低い場合には、充分な効果が得られない場合があります。 この場合には、ドキュメントスキャナ等の設定(濃度/コントラスト/解像度/画像モードなど)を変更し、再スキャン等が必要となります。

SQS MarkReader2.1の最新版(MarkReader-2.1.1-SNAPSHOT.jar)について

  • SQSのページからMarkReader2.1の最新版をダウンロードして集計処理を行ったところ、「マークの読み取りエラーが予想以上に多い結果となった。」という事例がありました。
    調査した結果、MarkReader2.1のファイル名が「MarkReader-2.1.1-SNAPSHOT.jar」となっていて、バージョンが一つ新しくなっているようです。以前のバージョンと比較して見ると、確かにマークの認識に差が出ました。そこで、設定ファイルにて設定値(しきい値)を変更してみたところ、マークの認識精度が向上しました。

  • SQSでは、スキャナにてマークシートを読み取る際の設定(濃度、解像度など)によって、マークの認識精度が低くなってしまうことがあります。その場合には、SQS資料&ツール集ページに掲載の「MarkReader2.1の読み取り精度に関する設定変更手順」を参考に、設定値(しきい値)の変更をお試しください。
    ただし、スキャンした画像ファイルの品質自体が低い場合には、充分な効果が得られない場合がありますのであらかじめご了承ください。