令和4年度 多摩地区訪問 〜奥多摩町立氷川小学校を訪ねて〜




令和3年度 多摩地区訪問 〜青梅市立成木小学校を訪ねて〜




多摩地区訪問及び隔遠地校研究協議会が,6月25日(金)に青梅市立成木小学校(荒井雄一校長)にて開催された。大字弘一郎会長以下役員と事務局,隔遠地校研究協議会員が訪問し,隔遠地校の教育への理解を深めるとともに,現状と課題を把握し,今後の東京都公立小学校長会の活動に役立てるため,授業参観と施設見学を基にした協議が行われた。
1 青梅市立成木小学校の概要
青梅市北部の成木地区に位置し、 東西約11.0km、南北約2.5km、面積22.6k?という 広大な面積を学区とする。東部には加治丘陵に囲まれた平坦地が広がり、 中・西部は関東山地の山なみが続き、そのほぼ中央を成木川
と都道(青梅―秩父線、青梅―軍畑―飯能線)が走っている。
四季折々の自然景観はすばらしく、 東京近郊では近年少なくなった日本の原風景がここには今なお健在である。
それぞれが120余年の歴史を持つ3校が統合して平成8年度に開校した学校である。 新たなる校風の樹立をめざして意欲的に教育活動に取り組む職員と 協力的な父母、地域とで学校づくりを進め、開校18年目に入り更なる発展を目
指している。
2 学校見学(授業見学・施設見学)
コロナウイルス感染症対策に十分配慮して、5校時に短時間で全学年の授業参観を行った。どの学級も、少人数を生かしたきめ細やかな授業が展開されていた。
3 協議会
(1)開会 野村友彦副会長
(2)あいさつ 喜名朝博会長
多摩地区訪問は,隔遠地校の抱える課題等について把握するよい機会である。都小校長会として,いただいた課題を都教育委員会他各方面にも伝え,その解決を支援していきたい。
八王子市教育委員会教育長 安間英潮様
本市は面積では山手線内の3倍の広さがあり、小中学校合わせて108校ある。少子化の課題に伴い、学校規模も小さくなり、学校の再編、老朽化への対応が最重要課題となっている。隔遠地校の八王子市の3校は、重大な役割を担っており、本日の協議の中でも、隔遠地校であるからこそのメリットを生かせる方策などを提案していただきたい。
(3)隔遠地校の課題
<隔遠地校研究協議会出席者>
(1)開会 小池?一副会長
(2)あいさつ 大字弘一郎会長
青梅市教育委員会教育長 岡田 芳典 様
(3)隔遠地校の課題
<隔遠地校研究協議会出席者>
青梅市立成木小学校長 荒井雄一(訪問校・会長)
檜原村立檜原小学校長 乙津秀敏 (副会長)
八王子市立上川口小学校長 田邉佳伸 (副会長)
八王子市立美山小学校校長 原市 裕 (庶 務)
奥多摩町立氷川小学校長 松井 良 (庶 務)
青梅市立第七小学校長 森田哲生 (会 計)
八王子市立恩方第二小学校長 中込順子
日の出町立大久野小学校長 小原正弘
奥多摩町立古里小学校長 拝原茂行 (多摩島しょ部長)
(4)協議
(5)閉会 荒川元邦副会長
令和2年度 多摩地区訪問
コロナ感染症予防対応のため訪問中止
令和元年度 多摩地区訪問 〜八王子市立上川口小学校を訪ねて〜



多摩地区訪問及び隔遠地校研究協議会が,6月17日(月)に八王子市立上川口小学校(島田金男校長)にて開催された。喜名朝博会長以下役員と事務局,隔遠地校研究協議会員が訪問し,隔遠地校の教育への理解を深めるとともに,現状と課題を把握し,今後の東京都公立小学校長会の活動に役立てるため,授業参観と施設見学を基にした協議が行われた。
1 八王子市立上川口小学校の概要
明治8年に開設された学校である。児童数は53名で,各学年単学級で構成されている。歴史ある地域と伝統ある学校で今年度開校144年目を迎える。
古くから残る八王子の伝統文化を継承している。上川西部町会には、今熊神社の獅子舞があり、上川中部町会には田守神社の雨乞いの獅子舞がある。東部町会では、上川口小の子ども獅子舞を継承し夏祭りで踊っている。
教職員は,3名の主幹教諭と3名の主任教諭,5名の教諭で構成され、若手からベテラン教員とバランスがとれている。
2 学校見学(授業見学・施設見学)
5校時に全学年の授業参観を行った。各学年とも子供たちは落ち着いて熱心に取り組んでいた。6校時にはクラブ活動を参観するとともに施設の状況などを見学した。
3 協議会
(1)開会 野村友彦副会長
(2)あいさつ 喜名朝博会長
多摩地区訪問は,隔遠地校の抱える課題等について把握するよい機会である。都小校長会として,いただいた課題を都教育委員会他各方面にも伝え,その解決を支援していきたい。
八王子市教育委員会教育長 安間英潮様
本市は面積では山手線内の3倍の広さがあり、小中学校合わせて108校ある。少子化の課題に伴い、学校規模も小さくなり、学校の再編、老朽化への対応が最重要課題となっている。隔遠地校の八王子市の3校は、重大な役割を担っており、本日の協議の中でも、隔遠地校であるからこそのメリットを生かせる方策などを提案していただきたい。
(3)隔遠地校の課題
<隔遠地校研究協議会出席者>
八王子市立上川口小学校長 島田金男(訪問校・副会長)
檜原村立檜原小学校長 乙津秀敏(会 長)
八王子市立美山小学校長 松田寿大(副会長)
青梅市立第七小学校校長 実森浩明(庶 務)
奥多摩町立氷川小学校長 松下静徳(庶 務)
八王子市立恩方第二小学校長 半田あつ子(会 計)
日の出町立大久野小学校長 上田忠之
奥多摩町立古里小学校長 拝原茂行
青梅市立成木小学校長 荒井雄一
(4)協議(主な話題)
(5)閉会 小池愼一郎副会長
平成30年度 多摩地区訪問 〜日の出町立大久野小学校を訪ねて〜


多摩地区訪問及び隔遠地校研究協議会が,6月18日(月)に日の出町立大久野小学校(南正紀校長)にて開催された。種村明頼会長以下役員と事務局,隔遠地校研究協議会員が訪問し,隔遠地校の教育への理解を深めるとともに,現状と課題を把握し,今後の東京都公立小学校長会の活動に役立てるため,授業参観と施設見学を基にした協議が行われた。
1 日の出町立大久野小学校の概要
明治7年に開設された学校である。児童数は313名で,通常学級,知的固定学級,特別支援教室で構成されている。大久野地区は自然に恵まれた地域で,日の出山,羽生山などの山林や平井川,北大久野川などの河川では,様々な種類の動物や植物を見ることができる。通学には徒歩の他,自転車,町営バス,バス,校(公)用車2台があり,学年や居住地域に準じて使用が許可されている。学校行事等に協力的な保護者・地域住民が多い。教職員の年齢構成は比較的バランスがとれており,2名の主幹教諭と7名の主任教諭,12名の教諭・非常勤教諭2名で組織されている。
2 学校見学(授業見学・施設見学)
5校時に全学年の授業参観を行った。各学年とも工夫された指導がなされ,児童も熱心に取り組んでいた。6校時にはクラブ活動を参観するとともに施設の状況などを見学した。
3 協議会
(1) 開会 嶋田晶子 副会長
(2) 挨拶 東京都公立小学校長会 種村明頼会長
多摩地区訪問は,隔遠地校の抱える課題等について把握するよい機会である。都小校長会として,いただいた課題を都教育委員会他各方面にも伝え,その解決を支援していきたい。
日の出町教育委員会教育長 小林道弘 様
町内は西部の大久野地区と東部の平井地区の2つに分かれている。「日本一の福祉の町づくり」や「安全・安心な町づくり」等の施策を進めており,町外からの転入者も増加している。これらの施策を進める中で,環境を活かした教育活動を進めているところである。
(3) 隔遠地校の課題
<隔遠地校研究協議会出席者>
日の出町立大久野小学校長 南 正紀
日の出町立大久野小学校副校長 池田貴博
日の出町立大久野小学校主幹教諭 古瀬義房
八王子市立美山小学校長 松田寿大
八王子立恩方第二小学校長 半田あつ子
八王子市立上川口小学校長 島田金男
奥多摩町立古里小学校長 石上和信
奥多摩町立氷川小学校長 松下静徳
檜原村立檜原小学校 乙津秀敏
青梅市立第七小学校副校長 山田一幸
隔遠地校は多くが明治初年頃の創立で,それぞれに長い歴史をもっている。豊かな自然環境や伝統文化を取り入れた特色ある教育活動に取り組んでいる一方,教員の確保には困難がある。
(4) 協議(主な話題)
・ 公募説明会には多くの教員が関心を示してくれるが,実際の異動までにはつながりにくく、人材の確保は大きな課題である。また,特別な配慮を必要とする児童が増えてきている中,専門性のある教員の配置が望まれる。
・ 専科教員が全科免許保有者でない場合,担任との週当たりの持ち時数に差異が生じてしまう。全科免許保有者の配置が望まれる。
・ ICTの推進では,隔遠地校でも自治体による差が生じている。環境の整備は今後も大きな課題となってくる。
・ 教員対象の研修会場が遠く,研修へ行くまでの時間がかかるため,校務運営に支障をきたすことがある。市部で実施したりビデオ研修をしたりしてもらえるとありがたい。もしくは小規模校が多いので,町村で合わせて1名の参加などの措置が望まれる。
(5) 閉会 戸倉 務 副会長
多摩地区訪問及び隔遠地校研究協議会が、6月18日(木)に八王子市立恩方第二小学校(半田あつ子校長)にて開催された。
大橋明会長以下役員及び多摩地区部員が訪問し、隔遠地校の教育への理解を深めるとともに、現状と課題を把握し、今後の東京都公立小学校長会の活動に役立てるため、学校見学と協議が行われた。
1 八王子市立恩方第二小学校の概要
明治6年創立。児童数58名。特認校として12年目を迎え市内全域から児童が通学している。特別な支援や配慮を必要とする児童も、小規模校ならではの教育環境できめ細やかな指導を受けている。30年以上続く全校児童の作文集「山の子」、ヤマメの増殖、夕焼け小焼けの里での飯ごう炊さんなど、特色ある教育活動を進めている。24年度からは、保護者がコーディネーターとなり、放課後子ども教室を実施している。
2 学校見学(授業見学・施設見学)
第5校時に全学年の授業参観を行った。どの学級も、少人数の特色を生かし、一人一人がのびのびと活躍する授業が展開されていた。
3 遠隔地校等研究協議会の概要
[遠隔地校研究協議会]
会 長 島田金男 八王子市立上川口小学校長
副会長 千葉貴樹 日の出町立大久野小学校長
花輪潤一 奥多摩町立古里小学校長
中嶋太 青梅市立第七小学校長
松田寿大 八王子市立美山小学校長
半田あつ子 八王子立恩方第二小学校長
内藤勝義 青梅市立成木小学校長
坂本正 檜原村立檜原小学校長
石上和伸 奥多摩町立氷川小学校長
(1)開会 副会長 今城 徹
(2)挨拶
○東京都公立小学校長会会長 大橋 明
多摩地区訪問は、隔遠地校のかかえる課題等について把握するよい機会である。都小校長会として、いただいた課題を都教育委員会他各方面にも伝え、解決を図っていきたい。
○八王子市教育委員会教育長 坂倉 仁
八王子市は4月より中核都市となり、市教育委員会でも初任者の任用前研修を行うなど、新たな取り組みも始まった。市内小学校70校、中学校38校のうち、コミュニティスクールとして50校を指定した。
(3)恩方第二小学校の現状と課題
(4)地域の課題
(5)協議会
(6)閉会 副会長 小黒 仁史