二学期(後期)始業式式辞(10/15)
今日からは二学期(後期)にチャンネルが切り替わります。
今度は、来年の3月23日の終業式の日まで99日間です。 後期は、今月の25日に文化祭、 11月は15日に「学びの上所小」教育研究発表会 28日に上所フェスティバル 冬休みを挟んで 1月は書き初め展、 2月には6年生への感謝の会 3月24日は卒業証書授与式 などが予定されています。 二学期(後期)も、いろいろなことがあります。いろいろな勉強をします。 いろいろな勉強を通して、3月には「がんばったなあ」と言えることが5つ以上あるようにしてください。 人間は、出来るようになることによって成長します。 みなさんも、「やればできる」で終わらせないで、「やったからできたのだ」と言えるようにしてください。チャンネルを切り替えるとはそういうことです。 チャンネルを切り替えることが今日の仕事です。 切り替わった証拠は、みなさんが立てた二学期(後期)のめあてに現れます。みなんがどんな成長をするか、先生方は今日から半年間、しっかり応援します。 二学期(後期)の終わりと共に、6年生は中学生に、1年生は2年生にとそれぞれ進級します。上の学年の人は、下の学年の人たちのお手本となるようにしましょう。学級の思い出づくりもがんばってください。みんなで心を合わせて一つのことを成し遂げることが、よい思い出になります。 これから秋、冬を迎えます。暗くなるのも今以上にはやくなります。自転車運転だけでなく、交通事故や事件に遭わないように気をつけましょう。 みんなで力を合わせて、すばらしい二学期(後期)にしましょう。 文責;校長 遠藤英和 1学期終業式式辞(10/9)
おはようございます。今日で「前期」が終わります。1年間のちょうど半分が終わりました。その前期をふりかえってみます。
4月7日の始業式、4月8日に124人の1年生を迎える入学式を行って以来、2年生以上は104日、1年生は103日学校に通いました。この間、5月に運動会、6月には5年生の胎内自然体験教室、7月には、6年生の佐渡修学旅行、7月25日から8月27日まで夏休み、9月に四つ葉じゃんぼ遠足など、たくさんの学校行事がありました。もちろん、教室での授業をはじめ、学級や学年での行事もありました。 先生方も、私を含7人の先生方が上所小に仲間入りしました。 1年生は、この6ヶ月間で、自分でできるようになったことがたくさんあります。それはたくさん勉強したことが身に付いたからです。1年生のみなさん、立派でした。1年生のみなさん一人ひとりが成長したのです。 2年生から6年生のみなさんも、新しくわかったこと、できるようになったことがあるはずです。 さて、自分のことについて、どんな点が成長したのか、心の中で3つ言えますか。 今、言えない人は、今日の内に考えておいてください。時間は止まってはくれません。 今しなければならないことをきちんとしておくことが、みなさんの未来を決めます。 その「しなければならないこと」をはっきりさせるためにも、ふりかえることは大切です。 前期のみなさんの学校生活をふりかえって、これから取り組んでほしいことを伝えます。これは、(他)人のことではなく、自分のこととして考えてください。 その1 今以上に、友だちへのかかわり方を工夫してください。 私は、いじめや人の道にはずれた行いは許しません。 みなさんは、困っている人、悩みをもっている人を見ると、「助けてあげる」といいます。「助ける」とはどういうことでしょう。相手の気持ちをよく考え、「きっとこんなことをしてほしいと考えているんだよなあ」とか「〜だから、そう思ったんだと思うよ」というふうに考えてあげてください。 そうすると、アドバイスのアイディアが浮かんできます。 また、「自分がされていやなことは決して人にしない」ことも大切です。 友だち思いの上所小学校の子どもになってください。 その2 授業中は、燃えてください!集中してください! 私は、頭のよさはどんどんつくれると思っています。 時々、みなさんの学習のようすを見させて頂きました。 そのとき、みなさんに気付いてほしいことが見つかりました。 それは、「授業を受ける」のではなく、「先生といっしょにつくる」ということです。 教室には、先生とみなさんがいます。どちらがいなくても授業にはなりません。 なぜ、みんなで勉強するかと言うと、「すばらしい友だちの考え」や「すばらしい気持ち」に出会えるからです。いろんな考えを比べたり、仲間分けしたり、選んだりすることを通して、自分が「よりよい自分」になるからです。 そういう学習をすることで「幸せな気分」が味わえるからです。 よく考え、自分の意見をもち、人の考えを聞き取り、それと比べて答えるような、意見のやりとりのある授業が「いい授業」です。 「先生といっしょにつくる」授業には、ルールがあります。 ルールが守れない人は、人に注意を受けます。当然です。 ルールを守ってこそ、「いい授業」になるのです。後期は、各学級で、「学習のやくそく」がどうなっているか確かめて、スタートしてください。また、毎日先生といっしょにチェックしてください。 さて、今日渡される前期の通知表は、先生方からみなさんへのメッセージです。そして、みなさんの頑張った姿をおうちの方へ伝えるものです。通知表に書かれた内容、成果を自分でも点検して、特に不十分な学習内容についてじっくり復習してください。また、 自分の性格や行動について、「どうしたらよいか」自分でも方法を見付けてください。 私は、人間であるからには、生まれてからその命を全うするまでが勉強だと思います。勉強は、みなさんがこれから生きる上で、役に立つものです。そして、役に立てるものです。「自分を幸せにする学習」を続けてください。 「もうだめだ!」と思った瞬間にどう踏ん張れるかで、その人の値打ちと実力が発揮されます。そのときの武器になるのが「勉強」です。 さて、休み明けからの後期がはじまります。後期の学校生活での、みなさんのがんばりを楽しみにしています。お話を終わります。 文責;校長 遠藤 英和 10月の全校朝会講話「心で感じてほしい3つのこと」(10/1)
涼しくなってきました。みなさんも毎日の健康を考えて、楽しい10月にしてください。
今日は、みなさんの心で感じてほしい3つのことをお話しします。 1つめです。 いじめはいけません。許しません! もし、「いじめ」があったときは、先生方全員が解決のために動きます。 いじめを解決することはとても大事なことなのです。なぜなら、いじめは「だれ1人幸せにしない」からです。 もし、今日もどこかで上所小の子どもたちがかかわった「いじめ」が起きているとすれば、かかわった人ばかりでなく、みなさん全員に自分を振り返ってもらいます。先生方も同じです。 いじめがあると、とても心が痛みます。 そして、お家の人も含めて多くの人が、心を痛めます。みなさんは、人の苦しみが見えますか。見ようとしないといけないのです。感じようとしないといけないのです。 強く繰り返します。 いじめは「誰1人幸せにしない行為」です。 私たちは、見逃してはいけません。同じ学級で過ごすお友だちとは、認め合い、支え合ってください。失敗を笑ったり、自分の考えと違っているから、その人を仲間はずれにしたりしてはいけません。これは、みんなで取り組まなければならないことなのです。 2つめです。 言葉づかいが乱れていないかチェックしてください。 最近、みなさんの言葉づかいが気になっています。 その1つが、先生方や友だちに対する言葉づかいです。 とてもほめられた言葉ではない、ていねいでない言葉を耳にしました。私は、その子にその場で注意しました。でも、先生方からも似たような声が寄せられました。 言葉づかいの乱れは、生活の乱れと関係がありますという話をよく聞きます。それはうそではないと、私は思います。 逆に、心のこもったあいさつ、笑顔のあるあいさつをしてくれると、気持ちよくなります。一日を過ごすとき、気持ちよく一日を過ごすか、不愉快に一日を過ごすか、みなさんはどっちがいいですか。私は迷うことなく、気持ちよく一日を過ごしたいです。 そのために、言葉づかいとマナーは守っていきましょう。 これもまた、自分をよりよくする習慣づくりの学習です。 今日から、相手の気持ちをさわやかにできる「言葉づかい」を考えて、実行していきましょう。お礼を言いたい、謝りたい、尋ねたいという素直な気持ちがまず先にあり、その気持ちを言葉で表すことです。 3つめです。 学校生活での学びを大切にしていますね。 みなさんには、心があります。その心でたくさんのことを学んでいます。 学んだことを使うことによって、自分自身を高めることができます。4月からみなさんは、たくさんのお勉強や行事を通して、やり遂げてきました。よくがんばっていますね。 校長先生もうれしくなることがたくさんありました。共通しているのは、そこにみなさんの笑顔があるということです。 笑顔はやはりいいですね。心もあたたかくなります。 今日は、いじめの話や言葉づかいの話をしましたが、多くのみなさんが、学校生活を笑顔で過ごしていることがうれしいです。 みなさん、笑顔は増やしましょうよ。いいですか。 これから、先生たちは、言葉づかい、何気ない行動や表情、物品の取り扱い等を注意して見守り、気になる言葉づかいはその場でしっかりと指導していきます。注意されたら直しましょう。ほめられたら、続けてみてください。 10月の合い言葉にある「なりたい自分」をこの10月で見付けていきましょう。 文責;校長 遠藤 英和 |
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