金太郎の金時(11/19)
今日の献立
ごはん かみかみ豚汁 ちくわの磯辺揚げ 金時豆の甘煮 新潟の梨(新興) 牛乳 今日は給食室でコトコト、ゆっくりじっくり煮た「金時豆の甘煮」です。金時豆は,外側の皮が赤紫色をした豆です。水に浸してゆでると,2倍くらいに増えます。 金時豆には,私たちが体を動かしたり,体温を維持したりするパワーのもとが含まれていますよ。 昨日のきんぴら丼のお話に登場した坂田金平のお父さん,金太郎こと,坂田金時を覚えていますか? 金時豆の「金時」は,この坂田金時から名前がつきました。ふだんは,ふくよかで色白な金時が,いざ戦いの場に出ると,体が真っ赤になったことから,赤いものに「金時」という名前がついたといわれています。 文責:栄養士 伊藤 もっといいぃ〜歯(11/18)
今日の献立
きんぴら丼 にら玉スープ ふかしいも 牛乳 11月8日は,「いい歯(118)の日」でした。いい歯になるには,よくかんで食べることが大切です。 今日11月18日の給食は,もっといいぃ〜歯(1118)になってもらうため,「きんぴら丼」です。ごぼうやれんこん,メンマなど,かみごたえのある食べ物を使いました。 ところで,きんぴら丼の「きんぴら」の名前は,金太郎(坂田金時)の息子「坂田金平(さかたのきんぴら)」からついたそうです。坂田金平は,並ぶ人がいないほど,強くて勇敢な人だったそうです。ごぼうは体を丈夫にすると考えられ,力強い金平の名前にあやかって,ついたのだろうといわれています。 みなさんもよくかんで食べて,丈夫な歯と体を作りましょう。 文責:栄養士 伊藤 食事の前には,手洗い(11/17)
今日の献立
梅ごはん 里いもと白菜のみそ汁 チキンのカレー煮 シャキシャキサラダ 牛乳 水が冷たく感じる時期ですね。 手を洗うとき,指先をちょっとだけ洗ったり,水だけで洗って終わりにしたりしていませんか?手のひらや指と指の間,つめには,よごれがたまりすく,細菌がたくさんついています。 食事の前には,石けんやシャボネットを使って,よーく泡立てて洗い,冷たいけどがんばって,水でしっかり洗い流しましょう。 今週の給食には,ふかしいもや梨が出て,手で持って食べます。汚れたままの手で食べることがないようにしましょう。 そして,洗った手をふく,清潔なハンカチも毎日忘れないでね。 文責:栄養士 伊藤 レーズン(11/13)
今日の献立
レーズン米粉パン 野菜スープ プレーンオムレツ ジャーマンポテト 牛乳 今日の米粉パンに入っているレーズンは,ぶどうを干して作られます。 1kgの生のぶどうからできるレーズンは,どのくらいになると思いますか?200gくらいになるのだそうです。 干すと,ぶどうの中の水分が減ります。すると,ぶどうに含まれる栄養がギュッと濃くなります。レーズンには,体を動かす力のもとになったり,おなかの調子をよくしたり,体にたまった塩分を外に出したりする栄養が詰まっています。 濃くなるのは栄養だけではありません。ぶどうが持つ甘みも濃くなります。 今日はもぐもぐよくかみながら,味わってみてください。 文責:栄養士 伊藤 鮭の日(11/11)
今日の献立
ごはん もずくスープ 鮭の南蛮漬け ひじき入りごまあえ みかん 牛乳 今日11月11日は,鮭の日です。 鮭という漢字のつくりを分解すると,「十一十一」になることから,「鮭のまち」でもある村上市の制定委員会で決まりました。 鮭は「捨てるところがない」といわれるほど,頭からしっぽ,骨まで,いろいろなところを使った料理があります。無駄なく食べるための,昔の人の知恵と工夫が生かされています。 今日は,鮭の形にも注目してみましょう。お餅のような四角い形をしていますね。この切り方は「もち切り」といいます。他の県にはない,新潟独特の切り方です。 文責:栄養士 伊藤 ガンバと哲夫の世界(11/10)
今日の献立
ごはん ガンバの好物「じゃがいも」がたっぷりのみそ汁 哲夫がお刺身で食べた「ナンバンエビ」のから揚げ 哲夫が行った長岡の郷土料理・煮菜(にな) 型抜きチーズ 牛乳 今日は,新潟市生まれの斎藤惇夫さんの世界です。 斎藤惇夫さんのお話といえば,ねずみのガンバが活躍する「冒険者たち」。主人公のガンバは,じゃがいもが大好物。今日はみそ汁に入っていますよ。 2010年には,28年ぶりの新作「哲夫の春休み」というお話が生まれました。小学校最後の春休みに,長岡にやってきた哲夫の物語です。哲夫が食べた「ナンバンエビ」や「煮菜(右の画像)」を,みなさんも体験してみましょう。 読書旬間は,まだまだ続きます。たくさんの本を読んで,いろいろな世界に出会いましょう。その中に出てくる食べ物や料理に注目して読むと,お話がより楽しくなりますよ。 文責:栄養士 伊藤 【ごんぎつね】のお話から(11/4)
今日の献立
ごんが兵十に届けた「栗」のごはん きのこ汁 弥助のおかみさんが買った「いわし」の生姜煮 菊浸し 牛乳 読書旬間が始まりました。今日から10日までの給食は,新潟県出身の作家の作品より,お話にちなんだ食べ物や,お話の中に出てくる料理が登場します。 今日の給食は,「ごんぎつね」のお話です。 ごんぎつねは,新美南吉さんという方が,お話を作りました。上所小学校の図書館には,黒井健さんが絵を描いた「ごんぎつね」の本があります。 黒井健さんは,新潟市の出身です。やさしく,やわらかな絵で,私たちをごんぎつねのお話の世界につれていきます。 給食で,お話の世界をより楽しむ1週間にしましょう。 文責:栄養士 伊藤 新米です!(11/2)
今日の献立
ごはん 大根のオイスターソース煮 揚げ餃子 もやしのナムル 牛乳 給食のごはんは,新潟市でとれた「キラキラ・コシヒカリ」というお米を使っています。そのお米が今日から新米になりました! 米という漢字は,八十八と書きます。お米が実るまでに,草取りや水の調整,肥料まきなど,88回くらいのたくさんの手間がかかるからです。お米がごはんとなって,私たちが食べるまでの間には,いろいろな手間や苦労があります。 ごはんをおいしく食べる秘けつは,よくかむことです。よくかむと,お米の甘みを感じることができますよ。 今日からは,新米のおいしさや,お米づくりの手間や苦労をしっかりかみしめながら,一粒残さずいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 忍者忍び列伝!(11/5)
今日の献立
タマネギ坊とアスパラ郎のお玉カレーライス 冬乃白菜と千休利のひじきサラダ 牛乳 ※ごはんは,麦ごはんです。 今日は,「忍者忍び列伝シリーズ」の登場した野菜を使った給食です。 このシリーズは,上越市出身の川端誠さんが書いた,痛快なお話と迫力ある絵の本です。 今日の給食には,本の題名にもなっている「怪僧タマネギ坊」や「あっぱれアスパラ郎」,「忍者にんにく丸」がいます。ほかにも,冬乃白菜や千休利,しょうが丸やお玉ちゃん,じゃがの一家の芋吉もいます。彼らが,どの話で活躍しているかは,ぜひ「忍者忍び列伝シリーズ」を読んでみてください。 川端誠さんのお話は,ほかに「十二支のおせち料理」や「りんごです」,「落語絵本シリーズ」などありますよ。 ※右の画像は,今日の図書館前の掲示物です。(ボランティアさん,ありがとうございます!) 文責:栄養士 伊藤 お話の世界と手作りゼリー(11/9)
今日の献立
ごはん 月夜のおすまし おばあさんのめがね風いかリングフライ 磯香あえ 赤いろうそく風手作りゼリー 牛乳 11月の全校朝会で,校長先生が「野ばら」のお話を読んでくださいましたね。今日は,野ばらを書いた小川未明さんのお話をもとに考えた給食です。 「日本のアンデルセン」と呼ばれる小川未明さんは,今から133年前の明治15年に,上越市で生まれました。 今日の給食は,「月夜とめがね」と「赤いろうそくと人魚」というお話の世界です。どちらも90年以上の昔に書かれたお話ですが,今も多くの人に親しまれています。 おすましは月夜を,いかリングフライはおばあさんのべっこう色のめがねを,ゼリーは赤いろうそくを表してみました。 ※読書旬間の特別献立は,お話の世界をおいしく作ってくださる,調理員さんのがんばりのおかげで実現しています。今日は初の試み・手作りゼリーにもチャレンジしました! 文責:栄養士 伊藤 心がほっこり(11/6)
今日の献立
ごはん 「南からの手紙」のスキー汁 「れもんいろのちいさいいす」の卵焼き ごま酢あえ 「夕やけりんご」の信州のりんご 牛乳 「スキー汁」は,スキーの練習で冷えた体を温めるために食べられてきた上越の料理です。今日のりんごは,新潟県のお隣の県,長野県(信州)でとれたりんごです。今日の給食は,杉みき子さんのお話の世界です。 杉みき子さんは,上越市の高田の出身です。高田は,雪が多くつもる地域です。お話には,雪国ならではの風景や,そこに暮らす人々の様子が,目に浮かぶように描かれています。また,人と人の思いやりを描いたお話も多くあり,読むと心がほっこりあたたかい気持ちになります。 給食で食べた味を思い出しながら,杉みき子さんのお話を読んでみましょう。 文責:栄養士 伊藤 今の成長には(10/30)
今日の献立
ポークカレーライス ヨーグルトあえ 福神漬け 牛乳 ※ごはんは,麦ごはんです。 今日は午後から,来年入学する1年生の健康診断があります。 みなさんは,自分が健康診断を受けたときのことを覚えていますか?あれから,すっかり背も伸び,歯が乳歯から永久歯に変わるなど,体も心も大きく成長しました! それには,毎日の食事で食べた栄養が積み重なって,今の成長につながっています。体が大きく成長すること,健康に毎日を過ごせることは,昨日今日ではつくれません。苦手な食べ物にも,健康につながる栄養がつまっていますよ。まずは一口,チャレンジしてみましょう。 これからは,将来の自分の健康のことも考えながら,食事をしましょう。 文責:栄養士 伊藤 背中の青い魚(10/29)
今日の献立
ごはん 手まり麩のみそ汁 さばのごま照焼 茎わかめのきんぴら 新潟の梨(新高) 牛乳 今日の魚は,さばといいます。さばの姿を見たことはありますか? さばは,背中が青い魚です。なので,漢字では「魚」へんに「青」と書きます。 さばをはじめ,背中の青い魚には,魚にしかない栄養があります。ひとつは,「DHA(ドコサヘキサエン酸)」。脳の働きをよくする栄養です。もうひとつは,「IPA(イコサペンタエン酸)」。からだの血液が順調に流れるようにして,病気をふせぎます。 将来,病気にならないために,ごはんと一緒に魚をすすんで食べましょう。 文責:栄養士 伊藤 大根まるごと(10/28)
今日の献立
大根菜めし さつま汁 ししゃもフライ 白菜漬け 牛乳 日本で一年に作られる大根の量は,約145万トン。全国9位の新潟県で作られる大根の量は,約5万2000トンです。 これからおいしい旬をむかえる大根。そのまま料理で食べたり,漬け物や切り干し大根でも食べたりしますね。 大根は,白い根っこの部分だけではなく,緑色が鮮やかな葉っぱの部分も食べることができます。葉っぱには,からだを丈夫にする栄養がいろいろ含まれています。 今日は,新潟市でとれた大根の根っこの部分はさつま汁に,葉っぱをごはんに使いました。大根のおいしさをまるごと味わってみてください。 文責:栄養士 伊藤 朝ごはんを食べないと…(10/27)
今日の献立
ごはん 味付け海苔 肉団子のみぞれスープ さつまいもと大豆の揚げ煮 牛乳 今朝,朝ごはんを食べて学校に来ましたか?起きらなくて,朝ごはん食べてこなかったよ…という人は,いませんか? 朝ごはんを食べないということは,昨日の晩ごはんから今日の給食まで約17時間もの間,おなかに食べ物は入っていません。 すると,力がわかず,午前中をがんばることができません。がんばる力が出ないので,気持ちがイライラしたり,ボーッとしがちです。グーッと,おなかの音が鳴っちゃうんじゃないかと気になって,勉強にも集中できません。 朝ごはんは,午前中のやる気と元気,そして健康の源です。毎日,しっかり食べて登校しましょう。 文責:栄養士 伊藤 栗名月・豆名月(10/23)
今日の献立
栗ごはん 白菜と打ち豆のみそ汁 車麩のカレーカツ コーン入りひたし みかん 牛乳 9月に十五夜のお月見があったのを覚えていますか?あさって10月25日は,もうひとつのお月見「十三夜」です。 むかしは,十五夜のお月見だけをして,十三夜を見ないのは,縁起が悪いとされていたので,必ず十三夜のお月見もしていたそうです。 十三夜の時期には,大豆や栗が収穫されます。そこから十三夜は,「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。 十三夜には少し早いですが,今日の給食には,豆や栗を使いましたよ。みそ汁には,うさぎが横を向いた姿のにんじんも入っています。みかんで満月をイメージしました。 日曜日の夜,空を見上げてみましょう。きれいなお月様を見ることが出来るといいですね。 文責:栄養士 伊藤 盛る?よそう?(10/21)
今日の献立
きのこごはん 大根の呉汁 ホキの竜田揚げ ひじき入りごまあえ 牛乳 みなさんは,「ごはんを盛る」と言いますか? 「ごはんをよそう」と言いますか? 山盛や大盛,てんこ盛りなどといった言葉から,「盛る」には,「山のような形にする」という意味があります。 「よそう」には,「身だしなみを整える」という意味があります。ここから,食べ物を器に整えて用意することを,「装う(よそう)」と言うようになりました。 給食当番でごはんの係になったとき,お家で食事のお手伝いをするとき,「ごはんをよそう」気持ちを心にとめて,してみましょう。 文責:栄養士 伊藤 きりざい(10/19)
今日の献立
ごはん のっぺい汁 ニギスのフライ きりざい 牛乳 きりざい。 初めて食べる人もいるかもしれません。ごはんと一緒に,いただきましょう。 きりざいは,新潟県の魚沼地方でむかしから食べられてきた郷土料理です。「きり」は切る,「ざい」は野菜の菜のことです。野菜を細かく切って混ぜ合わせて作ります。 むかしは,冬の間の食糧が少なかったり,肉や魚をあまり食べることができなかったりしました。そんな時代に,たんぱく質が豊富な納豆はごちそうでした。その納豆をできるだけ大事に食べるため,野菜や漬け物を細かくきざんで入れて,量を増やして食べた,むかしの人の知恵から生まれた料理です。 文責:栄養士 伊藤 わたしは何でしょう(10/16)
今日の献立
米粉めん きのこの米粉クリームソース ツナとブロッコリーのサラダ 牛乳 わたしは何でしょう? ヨーロッパ生まれのわたしは,今から120年くらい前に日本にやってきました。日本人がわたしをよく食べるようになったのは,今から40年くらい前からです。 わたしは,つぼみのときに食べるとおいしいです。時間が経つと,わたしのつぼみの色は,黄色に変わっていきます。 わたしの仲間には,キャベツやカリフラワーがいます。仲間の中で,わたしは栄養の量をダントツに多く持っています。 わたしは何でしょう? 食べる・動く・寝る(10/22)
今日の献立
ごはん もずくスープ じゃがいものきんぴら ちりめんじゃこの佃煮 牛乳 健康に毎日を過ごすために,大切なことが3つあります。 一つ目が「食べる」,食事です。食事は,毎日の生活に必要なエネルギーをとり,体を作ります。一日三回の食事を,決まった時間に,きちんと食べることは大切なことです。 二つ目が「動く」,運動です。体を動かすと,筋肉がついて,骨が強くなり,体力がつきます。 三つ目が「寝る」,睡眠です。寝ることは,心や体のつかれをとるだけでなく,丈夫な体を作るためにも大切です。みなさんは,寝ている間にも体が大きく成長します。夜ふかしをしないで,十分に寝るようにしましょう。 文責:栄養士 伊藤 |
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