畑の肉(12/3)
今日の献立
いりこ入り菜めし 春雨スープ 鶏肉とさつまいもの揚げ煮 みかん 牛乳 今日の給食には,「畑の肉」と呼ばれる食べ物を使っています。スープに入っている豚肉や,揚げ煮の鶏肉ではありませんよ,何か分かりますか? それは,大豆です。 大豆には,お肉に負けないくらいの栄養がたくさん詰まっていることから,「畑の肉」と呼ばれます。 今日は黄色い色の大豆ですが,黒や黄緑色をした大豆もあります。黒い大豆は,お正月に食べる「黒豆」のことです。 お餅にかけて食べる「きなこ」は,大豆から作られます。ほかにも,豆腐や納豆などの食べ物や,和食の味つけに欠かせないしょうゆやみそも,大豆から作られます。 文責:栄養士 伊藤 かきのもと(12/2)
今日の献立
ごはん かつおふりかけ 肉じゃが わかめとかきのもとのごまサラダ 牛乳 かきのもとは,食べることができる菊です。菊を食べる食文化があるのは,新潟と東北地方と一部の北陸地方だけだそうです。 新潟県の中でも,私たちが住む下越地方では「かきのもと」と呼んでますが,中越地方では「おもいのほか」と呼びます。 かきのもとも,おもいのほかも,珍しい名前ですね。この名前は,昔,垣根の根本に植えていたから「かきのもと」,食べてみたら「おもいのほか」おいしかったから,といわれています。 シャキシャキした歯ざわりの「かきのもと」。酢の物にしたり,他の野菜とあえて食べますが,今日はサラダにしてみました。お味はいかがですか? 文責:栄養士 伊藤 かぜをひかないために(12/1)
今日の献立
ごはん かきたまみそ汁 いかの竜田揚げ 野菜きんぴら 牛乳 今日から12月です。寒くなってきましたね。 かぜをひいている人はいませんか?かぜをひかないようにするには,丈夫な体でいることが大切です。 丈夫な体でいるには,どんなことに気をつけたら良いと思いますか? まずは,好ききらいをしないで何でも食べること。栄養のバランスをしっかりとることができ,かぜの菌に負けない体になります。 そして,食事の前の手洗いとうがいをすること。かぜの菌が体の中に入ってこないようにします。 12月の楽しい毎日を元気に過ごせるように,「しっかり食べる」「手洗い・うがい」を心がけましょう! 文責:栄養士 伊藤 昆布と松前(11/30)
今日の献立
ごはん いものこ汁 さんまの松前煮 もやしのごまだれあえ ドリンクヨーグルト さんまの松前煮。松前ってなんだろう?どんな味なのかな?と思った人もいることでしょう。 さんまと一緒に煮ている物に注目してみてください。昆布が入っていますね。このように昆布を使った料理には,「松前」の名前がつくものが多くあります。 では,なぜ「松前」がつくのでしょう?松前は,北海道にある土地の名前です。松前地方は,昆布の名産地だったことから,昆布を使った料理の名前には「松前」がつくようになりました。 さんまと一緒に,昆布をおいしくいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 カミナリウオ(11/26)
今日の献立
ごはん けんちん汁 はたはたの米粉空揚げ 切り昆布の煮付け みかん 牛乳 「はたはた」は,これからが旬の魚です。 普段は海の底にいるはたはた。冬になると卵を産むために群れになって,日本海の海岸までやってきます。その時期の海は,波が荒れて,冬の雷がゴロゴロ鳴ります。そこから,はたはたは「カミナリウオ」とも呼ばれます。 はたはたは,秋田県の「県の魚」として有名ですが,新潟の海でもたくさんとれます。今日の給食のはたはたも,新潟でとれたものです。骨まで食べられるように調理員さんが上手に揚げました。よくかんで丸ごといただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 良いマナーは健康にも◎(11/27)
今日の献立
ごはん みそワンタンスープ 大豆と鶏肉のくるみがらめ 即席漬け 牛乳 食事をするときの行儀…食事のマナーを守ることは,実は私たちの体のためにも大切です。 たとえば,「食事をする時の姿勢」。姿勢が悪いと,食べた物の消化が悪くなります。みなさんの今の姿勢は,どうですか? 次に「食べ物を口に入れすぎていませんか」。入れすぎてしまうと,よくかんで食べることができなくなってしまいます。また,食べ物がのどにつまりやすくなります。 そして「ばっかり食べ」。好きなものばっかり…おかずばっかり…で食べていては,栄養が偏ってしまいます。 正しい食事のマナーは,周りの人と楽しく食事ができるとともに,自分の健康にもつながります。今から少しずつ身につけていきましょう。 文責:栄養士 伊藤 カレー粉は…(11/25)
今日の献立
カレーピラフ クリームスープ フレンチサラダ 牛乳 今日のピラフは,カレー粉を使いました。香りやスパイシーなところが,食欲をそそりますね。 カレー粉を見たことはありますか?黄色くサラサラした粉です。 カレー粉は,20〜30種類以上の香辛料(スパイス)を混ぜ合わせて作ります。香りをつける「クミン」や「クローブ」,カレーの色をつける「ターメリック(うこん ともいいます)」,辛みをつける「とうがらし」や「こしょう」などが使われていますよ。 日本にカレー粉がやってきたのは,約150年前の明治時代に,イギリスから伝わりました。みなさんは,カレー味のどんな食べ物や料理を知っていますか? 文責:栄養士 伊藤 和食とだし(11/24)
今日の献立
五目ごはん すまし汁 大豆コロッケ ひたし ミルクデザート 牛乳 「和食」。 日本人が昔から伝えてきた食文化の「和食」が,今,世界中から注目されています。 和食の味わう中で,もっとも大切なものが「だし」です。だしは,昆布やかつお節などを,水やお湯を使って「うまみ」を引き出したものです。さまざまな料理の味の決め手になります。 今日の給食の「すまし汁」を,ひとくちいただいてみましょう。かつお節を使って,だしをとりました。かつお節の風味がわかりましたか? 今日は「和食の日」。だしのおいしさをきっかけに,和食にはどんな食べ物や料理,良さがあるか,調べてみましょう。 文責:栄養士 伊藤 「ごちそうさま」の意味(11/20)
今日の献立
ごはん 秋野菜の煮物 ちりめんじゃこの佃煮 風味漬け 乾燥プルーン 牛乳 食事が終わったときのあいさつ「ごちそうさま」。 ごちそうの「ちそう」という言葉には,「食事の用意をするために,あちこち走り回る」という意味があります。「ちそう」された食事に,感謝の意味をこめた「ご」と「さま」がつき,「ごちそうさま」のあいさつになりました。 食事をいただくまでには,料理を作った人だけではなく,食べ物を飼育したり栽培したりする人や,運ぶ人,加工する人,売ったり買ったりする人など,とても多くの人が関わっています。 食事の最後は,関わった人たちへの感謝の心をこめて,「ごちそうさま」のあいさつを言いましょう。 文責:栄養士 伊藤 わたしは何でしょう(11/12)
今日の献立
ごはん 豆腐のみそ汁 豚肉とれんこんの黒酢炒め 白菜漬け 牛乳 わたしは何でしょう? 水気が多い土地と,夏の暑さが好きなわたしは,泥の中で育ちます。夏には大きな葉っぱにピンクの花が咲きます。みなさんが食べているところは,わたしの茎の部分です。 わたしには,レモンに負けないくらいのビタミンCが含まれています。風邪の予防にもってこいのわたしです。 最後に大ヒントです。わたしには,穴があいています。「穴から未来を見通す」ことができるので,縁起が良いと,お正月やおめでたい時によく食べられています。 わたしは何でしょう?? 金太郎の金時(11/19)
今日の献立
ごはん かみかみ豚汁 ちくわの磯辺揚げ 金時豆の甘煮 新潟の梨(新興) 牛乳 今日は給食室でコトコト、ゆっくりじっくり煮た「金時豆の甘煮」です。金時豆は,外側の皮が赤紫色をした豆です。水に浸してゆでると,2倍くらいに増えます。 金時豆には,私たちが体を動かしたり,体温を維持したりするパワーのもとが含まれていますよ。 昨日のきんぴら丼のお話に登場した坂田金平のお父さん,金太郎こと,坂田金時を覚えていますか? 金時豆の「金時」は,この坂田金時から名前がつきました。ふだんは,ふくよかで色白な金時が,いざ戦いの場に出ると,体が真っ赤になったことから,赤いものに「金時」という名前がついたといわれています。 文責:栄養士 伊藤 もっといいぃ〜歯(11/18)
今日の献立
きんぴら丼 にら玉スープ ふかしいも 牛乳 11月8日は,「いい歯(118)の日」でした。いい歯になるには,よくかんで食べることが大切です。 今日11月18日の給食は,もっといいぃ〜歯(1118)になってもらうため,「きんぴら丼」です。ごぼうやれんこん,メンマなど,かみごたえのある食べ物を使いました。 ところで,きんぴら丼の「きんぴら」の名前は,金太郎(坂田金時)の息子「坂田金平(さかたのきんぴら)」からついたそうです。坂田金平は,並ぶ人がいないほど,強くて勇敢な人だったそうです。ごぼうは体を丈夫にすると考えられ,力強い金平の名前にあやかって,ついたのだろうといわれています。 みなさんもよくかんで食べて,丈夫な歯と体を作りましょう。 文責:栄養士 伊藤 食事の前には,手洗い(11/17)
今日の献立
梅ごはん 里いもと白菜のみそ汁 チキンのカレー煮 シャキシャキサラダ 牛乳 水が冷たく感じる時期ですね。 手を洗うとき,指先をちょっとだけ洗ったり,水だけで洗って終わりにしたりしていませんか?手のひらや指と指の間,つめには,よごれがたまりすく,細菌がたくさんついています。 食事の前には,石けんやシャボネットを使って,よーく泡立てて洗い,冷たいけどがんばって,水でしっかり洗い流しましょう。 今週の給食には,ふかしいもや梨が出て,手で持って食べます。汚れたままの手で食べることがないようにしましょう。 そして,洗った手をふく,清潔なハンカチも毎日忘れないでね。 文責:栄養士 伊藤 レーズン(11/13)
今日の献立
レーズン米粉パン 野菜スープ プレーンオムレツ ジャーマンポテト 牛乳 今日の米粉パンに入っているレーズンは,ぶどうを干して作られます。 1kgの生のぶどうからできるレーズンは,どのくらいになると思いますか?200gくらいになるのだそうです。 干すと,ぶどうの中の水分が減ります。すると,ぶどうに含まれる栄養がギュッと濃くなります。レーズンには,体を動かす力のもとになったり,おなかの調子をよくしたり,体にたまった塩分を外に出したりする栄養が詰まっています。 濃くなるのは栄養だけではありません。ぶどうが持つ甘みも濃くなります。 今日はもぐもぐよくかみながら,味わってみてください。 文責:栄養士 伊藤 鮭の日(11/11)
今日の献立
ごはん もずくスープ 鮭の南蛮漬け ひじき入りごまあえ みかん 牛乳 今日11月11日は,鮭の日です。 鮭という漢字のつくりを分解すると,「十一十一」になることから,「鮭のまち」でもある村上市の制定委員会で決まりました。 鮭は「捨てるところがない」といわれるほど,頭からしっぽ,骨まで,いろいろなところを使った料理があります。無駄なく食べるための,昔の人の知恵と工夫が生かされています。 今日は,鮭の形にも注目してみましょう。お餅のような四角い形をしていますね。この切り方は「もち切り」といいます。他の県にはない,新潟独特の切り方です。 文責:栄養士 伊藤 ガンバと哲夫の世界(11/10)
今日の献立
ごはん ガンバの好物「じゃがいも」がたっぷりのみそ汁 哲夫がお刺身で食べた「ナンバンエビ」のから揚げ 哲夫が行った長岡の郷土料理・煮菜(にな) 型抜きチーズ 牛乳 今日は,新潟市生まれの斎藤惇夫さんの世界です。 斎藤惇夫さんのお話といえば,ねずみのガンバが活躍する「冒険者たち」。主人公のガンバは,じゃがいもが大好物。今日はみそ汁に入っていますよ。 2010年には,28年ぶりの新作「哲夫の春休み」というお話が生まれました。小学校最後の春休みに,長岡にやってきた哲夫の物語です。哲夫が食べた「ナンバンエビ」や「煮菜(右の画像)」を,みなさんも体験してみましょう。 読書旬間は,まだまだ続きます。たくさんの本を読んで,いろいろな世界に出会いましょう。その中に出てくる食べ物や料理に注目して読むと,お話がより楽しくなりますよ。 文責:栄養士 伊藤 【ごんぎつね】のお話から(11/4)
今日の献立
ごんが兵十に届けた「栗」のごはん きのこ汁 弥助のおかみさんが買った「いわし」の生姜煮 菊浸し 牛乳 読書旬間が始まりました。今日から10日までの給食は,新潟県出身の作家の作品より,お話にちなんだ食べ物や,お話の中に出てくる料理が登場します。 今日の給食は,「ごんぎつね」のお話です。 ごんぎつねは,新美南吉さんという方が,お話を作りました。上所小学校の図書館には,黒井健さんが絵を描いた「ごんぎつね」の本があります。 黒井健さんは,新潟市の出身です。やさしく,やわらかな絵で,私たちをごんぎつねのお話の世界につれていきます。 給食で,お話の世界をより楽しむ1週間にしましょう。 文責:栄養士 伊藤 新米です!(11/2)
今日の献立
ごはん 大根のオイスターソース煮 揚げ餃子 もやしのナムル 牛乳 給食のごはんは,新潟市でとれた「キラキラ・コシヒカリ」というお米を使っています。そのお米が今日から新米になりました! 米という漢字は,八十八と書きます。お米が実るまでに,草取りや水の調整,肥料まきなど,88回くらいのたくさんの手間がかかるからです。お米がごはんとなって,私たちが食べるまでの間には,いろいろな手間や苦労があります。 ごはんをおいしく食べる秘けつは,よくかむことです。よくかむと,お米の甘みを感じることができますよ。 今日からは,新米のおいしさや,お米づくりの手間や苦労をしっかりかみしめながら,一粒残さずいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 忍者忍び列伝!(11/5)
今日の献立
タマネギ坊とアスパラ郎のお玉カレーライス 冬乃白菜と千休利のひじきサラダ 牛乳 ※ごはんは,麦ごはんです。 今日は,「忍者忍び列伝シリーズ」の登場した野菜を使った給食です。 このシリーズは,上越市出身の川端誠さんが書いた,痛快なお話と迫力ある絵の本です。 今日の給食には,本の題名にもなっている「怪僧タマネギ坊」や「あっぱれアスパラ郎」,「忍者にんにく丸」がいます。ほかにも,冬乃白菜や千休利,しょうが丸やお玉ちゃん,じゃがの一家の芋吉もいます。彼らが,どの話で活躍しているかは,ぜひ「忍者忍び列伝シリーズ」を読んでみてください。 川端誠さんのお話は,ほかに「十二支のおせち料理」や「りんごです」,「落語絵本シリーズ」などありますよ。 ※右の画像は,今日の図書館前の掲示物です。(ボランティアさん,ありがとうございます!) 文責:栄養士 伊藤 お話の世界と手作りゼリー(11/9)
今日の献立
ごはん 月夜のおすまし おばあさんのめがね風いかリングフライ 磯香あえ 赤いろうそく風手作りゼリー 牛乳 11月の全校朝会で,校長先生が「野ばら」のお話を読んでくださいましたね。今日は,野ばらを書いた小川未明さんのお話をもとに考えた給食です。 「日本のアンデルセン」と呼ばれる小川未明さんは,今から133年前の明治15年に,上越市で生まれました。 今日の給食は,「月夜とめがね」と「赤いろうそくと人魚」というお話の世界です。どちらも90年以上の昔に書かれたお話ですが,今も多くの人に親しまれています。 おすましは月夜を,いかリングフライはおばあさんのべっこう色のめがねを,ゼリーは赤いろうそくを表してみました。 ※読書旬間の特別献立は,お話の世界をおいしく作ってくださる,調理員さんのがんばりのおかげで実現しています。今日は初の試み・手作りゼリーにもチャレンジしました! 文責:栄養士 伊藤 |
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