冬至のななくさ&トナカイ調理員さん(12/22)
今日の献立
チキンライス パンプキンスープ 星型オムレツ 塩キャベツ クリスマスデザート 牛乳 今日は冬至です。 冬至には風邪を引かないように,かぼちゃを食べて栄養をとったり,ゆずを入れたお風呂に入って体を温めたりする風習があります。 「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれる「ん」が二つついた食べ物を食べると,「運」を呼びこめると言われます。それらは,なんきん(かぼちゃ),にんじん,れんこん,ぎんなん,きんかん,かんてん,うんどん(うどん)の七つです。 そのうちの二つを今日の給食で使いました。どの食べ物か気づきましたか? 今年の給食は,今日で終わりです。みなさん,よいお年を元気にお迎えください。 ※新年の給食は,1月8日(金)から始まります。7日(木)は給食がありませんので,ご注意ください。 【画像上】給食の画像にあるかわいいツリーは,6年生の女の子が作って,給食室へプレゼントしてくれました!ありがとう!! 【画像下】今日実施したドリームパスの「全校で残ったデザートをもらえる権」!!プレゼントを持ったサンタ校長先生とトナカイ調理員さんが,4年3組に登場しました♪ 文責:栄養士 伊藤 かばやき(12/21)
今日の献立
ごはん たぬき汁 さんまの蒲焼き ひじきの炒め煮 りんごジュース 「かば焼き」という名前は,どのようについたのでしょう? 二つ紹介します。 かば焼きは,魚を開いて,骨を取った魚に,タレをつけて焼いて作ります。昔は,竹串にそのまま刺して,丸焼きにしていました。その形が「がま」という植物の穂に似ていたところから「がま焼き」と呼ばれ,「かば焼き」に変わったといわれます。 もう一つは,焼き上がったときの色や形が「かば」の木に似ているから,「かば焼き」と呼ばれるようになりました。 どちらも植物の姿から名前がついたとはおもしろいですね。 文責:栄養士 伊藤 ル レクチェ(12/16)
今日の献立
ごはん のっぺい汁 いわしのゆず味噌煮 白菜漬け ル レクチェタルト 牛乳 新潟が誇る冬の果物,「ル レクチェ」を知っていますか?。 ル レクチェはフランス生まれの西洋なしです。姿は,黄色いしずくのような形をしています。 今から100年以上も前,南区の白根の果物農家が,フランスより苗木を取りよせて,栽培が始まりました。 ル レクチェの栽培は,とても難しいことから,今ではフランスでもほとんど作られていないそうです。生産される量が少なく,「幻の果物」と呼ばれていました。 ですが,近年,農家の方のたくさんの努力のおかげで,おいしいル レクチェが新潟で作られるようになり,わたしたちも食べることができるようになりました。 ※「ル レクチェ」は,「ル」と「レ」の間に,間をあけて表記するように決められているそうです。 文責:栄養士 伊藤 エネルギーのもと ごはん(12/17)
今日の献立
ごはん じゃがいものオイスターソース煮 えびシューマイ 大根とわかめのサラダ 牛乳 みなさん,ごはんとおかずを交互に食べていますか? ごはん(お米)の中には,パワーのもととなる「でんぷん」が多く含まれています。 ごはんをよくかんで食べると,口の中で,ごはんとだ液が混ざって,甘くなります。この甘くなったものが,おなかの中で「でんぷん」から「ブドウ糖」に変身します。そして,「ブドウ糖」は,脳が活発に動くための「エネルギーのもと」に変身します。 給食でごはんをしっかり食べると,脳からエネルギーがわいて,午後からの勉強や運動を,元気いっぱいにすることができます。 今日もごはんをしっかりいただきましょう! 文責:栄養士 伊藤 納豆時の医者いらず(12/18)
今日の献立
ごはん 納豆 みそおでん ごま酢あえ 牛乳 納豆は,冬の季語(冬を表す言葉)の一つです。 今では一年中食べることができる納豆ですが,昔は,収穫した大豆を冬の保存食にしてきました。ゆでたり,蒸したりした大豆を,稲刈りをした後のわらに包んで,発酵させて作られていました。 納豆のネバネバは,「納豆菌」から作られます。納豆菌はわらの中にいて,大豆を発酵させ,栄養を豊かにし,大豆を食べやすくします。 「納豆時の医者いらず」ということわざがあるそうです。昔の人は,寒い季節でも納豆があれば元気に過ごせると,知っていたのでしょうね。 文責:栄養士 伊藤 よくかむと,いいことがいっぱい(12/15)
今日の献立
ごはん 肉豆腐 ちりめんじゃこの佃煮 ごぼうサラダ 牛乳 ごぼうサラダを食べるとき,ほっぺに手を添えてみましょう。 歯とあごが動いているのが分かりますか?これが「かんで食べる」ということです。 よくかんで食べると,こんないいことがあります。 【その1】あごが鍛えられて,重たい物を持ったり,走り出したりするときの力を,グッと引き出します。 【その2】だ液がたくさん出て,虫歯を予防します。 【その3】脳に行き渡る血液が増えて,記憶力がアップします。 このほかにも,病気をふせいだり,食べ物の味がよく分かるようになったり,いいことがたくさんあります。 今日はごぼうを味わいながら,しっかりかんでいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 2つのいも(12/14)
今日の献立
ごはん 白菜のみそ汁 ハンバーグのケチャップ煮 ダブルポテトサラダ 牛乳 今日のダブルポテトサラダには,2種類のいもを使っています。 どんないもか分かりますか? じゃがいもとさつまいもです。どちらのいもにも,風邪から体を守るビタミンCという栄養がたくさん含まれています。 いもは土の中に大きく育ちます。わたしたちが食べているのは,根っこ・茎・つる・葉っぱ,どの部分でしょうか? 実は,いもによって食べる部分が違います。じゃがいもは茎の部分が,さつまいもは根っこが太って大きくなります。 今日は,じゃがいもとさつまいもの食感や味を,それぞれくらべながらいただいてください。 文責:栄養士 伊藤 三に昆布(12/10)
今日の献立
ごはん さつま汁 鮭の焼き漬け 昆布豆 りんご 牛乳 昆布は,幅が広い海藻なので,昔は「ヒロメ(広芽)」と表されていました。それが音読みになり,「こんぶ」と呼ばれるようになったという説があります。おめでたいことをみんなに知らせる「お披露目」という言葉は,「ヒロメ」の言葉がもとになったと言われています。 戦国時代には,「一に打ちアワビ,二に勝ち栗,三に昆布」と,戦いに出る前の武将のラッキーアイテムに,昆布が登場していました。「敵に打ち勝ち,よろこぶ」という語呂合わせですが,当時の武将たちには大切なアイテムでした。 栄養豊富で,縁起がよい食べ物とされる昆布。残さず食べて,みなさんもハッピーを呼び込みましょう。 文責:栄養士 伊藤 成長期の牛乳(12/11)
今日の献立
中華風混ぜごはん もずくスープ 春巻 ひじきサラダ 牛乳 給食に毎日登場する牛乳。牛1頭から1日にとれる牛乳は,牛乳びんで何本くらいになるでしょう? 答えは,100本から150本です。1リットルのパックにすると,20本から30本になります。 牛乳には,カルシウムやたんぱく質,ビタミンなどの栄養が多く含まれています。毎日,骨が少しずつ伸びて丈夫に成長している小学生にとって,牛乳に含まれている栄養は大切です。小学生から中学生の間に,骨をじょうぶにしておくと,将来,大人になって骨折しにくくなります。 寒い日は,飲みづらいかもしれませんが,一口ずつ口の中で温めながら飲んでくださいね。 文責:栄養士 伊藤 キーマ(12/9)
今日の献立
キーマカレーライス ツナサラダ 福神漬け 牛乳 ※ごはんは,麦ごはんです。 今では「日本の国民食」として親しまれているカレー。 日本人は一年の間に,約78回カレー味のものを食べているそうです。 カレーと言えばインドですね。インドからイギリスやヨーロッパに伝わったカレーが,今から150年くらい前の日本に伝えられました。 今日はキーマカレーです。「キーマ」というのは,インドのヒンドゥー語で「ひき肉」という意味です。お肉をすりつぶしたり,細かく切ったりしたものを「ひき肉」といいます。ひき肉は油で炒めると,ポロポロになり,小さい粒になります。 お皿の中のキーマ,見つけられたかな? 文責:栄養士 伊藤 縁起がよいイモ・さといも(12/8)
今日の献立
ごはん 冬野菜の呉汁 車麩のカツ 切り干し大根の焼きそば風炒め みかん 牛乳 呉汁に入っている「さといも」は,日本にはとても古くからあるイモです。じゃがいもやさつまいもが日本に伝わる1000年も昔から食べられてきました。 わたしたちが食べているのは,さといもの茎に栄養がたまって大きくなった部分です。さといもは「親いも」ができると,その親いもに子いもがつき,子いもに孫いもがつきます。 親から子,孫へと続いていく里いもの姿から,「子孫繁栄(家が代々続いていくこと)」の縁起がよい食べ物とされ,お祝いやお正月のお料理によく使われます。 文責:栄養士 伊藤 わたしは何でしょう(12/7)
今日の献立
わかめごはん 雪見汁 はたはたの米粉空揚げ アーモンドキャベツ 牛乳 わたしは何でしょう? わたしは,バラや桜の仲間で,5〜6mの木にできます。みなさんは,わたしの実を食べるのではなく,わたしの種の中に一つずつ入っている「仁」という部分を食べています。 わたしはアメリカのカリフォルニアで,たくさん作られています。日本にやってきたのは,江戸時代です。今から65年くらい前から,日本でもよく食べられるようになりました。 給食には,みなさんが大好きなシャキシャキサラダや,あえ物の中に入っていますよ。 わたしは何でしょう? チャンプルー(12/4)
今日の献立
大麦めんのうま煮風あんかけ くきわかめチャンプルー スイートポテト 牛乳 今日は,沖縄の料理「チャンプルー」です。チャンプルーは,沖縄地方の方言で「混ぜこぜにした」という意味です。豆腐や野菜だけでなく,さまざまな材料を炒めた料理です。 入る材料がゴーヤだったら「ゴーヤチャンプルー」,そうめんだったら「そうめんチャンプルー」,キャベツ(タマナー)だったら「タマナーチャンプルー」など,いろいろあります。 めんが給食の時は,かむ回数が少なくなりがちです。そこで,今日のチャンプルーには,かみごたえがある「くきわかめ」が入っています。めんもチャンプルーもよくかんでいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 畑の肉(12/3)
今日の献立
いりこ入り菜めし 春雨スープ 鶏肉とさつまいもの揚げ煮 みかん 牛乳 今日の給食には,「畑の肉」と呼ばれる食べ物を使っています。スープに入っている豚肉や,揚げ煮の鶏肉ではありませんよ,何か分かりますか? それは,大豆です。 大豆には,お肉に負けないくらいの栄養がたくさん詰まっていることから,「畑の肉」と呼ばれます。 今日は黄色い色の大豆ですが,黒や黄緑色をした大豆もあります。黒い大豆は,お正月に食べる「黒豆」のことです。 お餅にかけて食べる「きなこ」は,大豆から作られます。ほかにも,豆腐や納豆などの食べ物や,和食の味つけに欠かせないしょうゆやみそも,大豆から作られます。 文責:栄養士 伊藤 かきのもと(12/2)
今日の献立
ごはん かつおふりかけ 肉じゃが わかめとかきのもとのごまサラダ 牛乳 かきのもとは,食べることができる菊です。菊を食べる食文化があるのは,新潟と東北地方と一部の北陸地方だけだそうです。 新潟県の中でも,私たちが住む下越地方では「かきのもと」と呼んでますが,中越地方では「おもいのほか」と呼びます。 かきのもとも,おもいのほかも,珍しい名前ですね。この名前は,昔,垣根の根本に植えていたから「かきのもと」,食べてみたら「おもいのほか」おいしかったから,といわれています。 シャキシャキした歯ざわりの「かきのもと」。酢の物にしたり,他の野菜とあえて食べますが,今日はサラダにしてみました。お味はいかがですか? 文責:栄養士 伊藤 かぜをひかないために(12/1)
今日の献立
ごはん かきたまみそ汁 いかの竜田揚げ 野菜きんぴら 牛乳 今日から12月です。寒くなってきましたね。 かぜをひいている人はいませんか?かぜをひかないようにするには,丈夫な体でいることが大切です。 丈夫な体でいるには,どんなことに気をつけたら良いと思いますか? まずは,好ききらいをしないで何でも食べること。栄養のバランスをしっかりとることができ,かぜの菌に負けない体になります。 そして,食事の前の手洗いとうがいをすること。かぜの菌が体の中に入ってこないようにします。 12月の楽しい毎日を元気に過ごせるように,「しっかり食べる」「手洗い・うがい」を心がけましょう! 文責:栄養士 伊藤 昆布と松前(11/30)
今日の献立
ごはん いものこ汁 さんまの松前煮 もやしのごまだれあえ ドリンクヨーグルト さんまの松前煮。松前ってなんだろう?どんな味なのかな?と思った人もいることでしょう。 さんまと一緒に煮ている物に注目してみてください。昆布が入っていますね。このように昆布を使った料理には,「松前」の名前がつくものが多くあります。 では,なぜ「松前」がつくのでしょう?松前は,北海道にある土地の名前です。松前地方は,昆布の名産地だったことから,昆布を使った料理の名前には「松前」がつくようになりました。 さんまと一緒に,昆布をおいしくいただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 |
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