夏休みの調理員さん(7/30)![]() ![]() ![]() いつものように,帽子をかぶり,白衣に着替えて,お仕事開始です。 食器や食缶などに破損はないかを,一つ一つ点検します。 配膳車や台車,冷蔵庫や消毒保管庫,換気扇をピカピカに洗います。 給食室から出るゴミを保管する小屋を徹底的に掃除します, 各階の配膳室の床をみがいて(用務員さんが壁をペンキで塗り替えしてくださいました!),明日のワックスがけに備えます。 ここには記しきれませんが,お仕事はまだまだ続きます! 先日は,教育委員会が主催する調理員研修会に全員で参加して,一日,衛生管理や安全についての研鑽を深めてきました。 また,学校でも調理の手引きや洗浄・消毒マニュアルなどをもとに,毎日全員で勉強会もしています。 夏休みの調理員さん,調理はありませんが,毎日大忙しです! 文責:栄養士 伊藤 「ウ」で夏ばて予防(7/24)![]() ゆでうどん 肉汁 きつね餅の煮付け 切り干し大根の梅酢あえ すいか 牛乳 今日は「土用の丑」。「丑の日にウの字がつくものを食べると夏ばてをしない」という言い伝えがあります。 いよいよ始まる夏休み。みなさんが夏ばてしないで,元気に過ごせるように,今日の給食には,4つの「ウのつく食べ物」を使いました。どんな食べ物か分かるかな? 一つ目は「うどん」です。暑いときでも食べやすく,素早くエネルギーになります。 二つ目は「梅干し」です。梅干しの酸っぱさが体の疲れをとり,体に悪い菌が増えるのを防ぎます。 三つ目はきゅうり,四つ目はすいかです。どちらも「瓜(うり)」の仲間で,食べると体を冷やすはたらきがあります。 今日の給食もしっかり食べて,元気に夏休みをむかえましょう。 ※夏休み前の給食は今日が最終日です。休み明けは,9月1日(火)より始まります。8月31日は給食がありませんので,ご注意ください。 4月より,給食への御理解と御協力をいただき,ありがとうございました。9月からもよろしくお願いいたします。 文責:栄養士 伊藤 東アジアの食べ物(7/23)![]() ![]() ![]() ごはん コーンとレタスのスープ 東アジア風バンブーハウス炒め 東アジアのフルーツで作ったデザートのセレクト 牛乳 18日から新潟市で始まった「水と土の芸術祭」。 万代島緑地に,芸術祭のシンボル「バンブーハウス」があることを知っていますか?見かけた人もいるのではないでしょうか? バンブーとは,竹のことです。 今日は,竹にちなんだ食材「たけのこ」を炒め物にしました。味つけは「オイスターソース」を使っています。オイスターソースは,中国の調味料です。中国だけではなく,日本や台湾,タイ,ベトナムなどアジアのいろいろな国で,その土地の料理の味つけに使われています。 アジアの食べ物や料理はどんなものがあるか,夏休みに調べてみるのも楽しいですよ。 ※今日のデザートは,【マンゴープリン】【ももゼリー】【ハスカップゼリー】の中から,1つ選びます。人気が一点集中するかと思いましたが,マンゴーは239人,ももは248人,ハスカップは259人…と,学級の中では差がありましたが,学校全体では大きな差はなく,面白いなあと感じました。調理員さんは,いつもよりも少し緊張しながら,間違えないよう数えてくださいました。 文責:栄養士 伊藤 新潟の枝豆は日本一(7/22)![]() 枝豆ごはん かきたま汁 いかの磯辺天ぷら 野菜のきんぴら アップルシャーベット 牛乳 枝豆は,大豆を若いうちに収穫したものです。 新潟の人は,日本一枝豆を食べるそうです。そのまま食べるほかに,最近では枝豆を使ったお菓子やスナックもありますね。 新潟県は枝豆を作る面積も日本一。5月から10月までの間,「弥彦娘」や「黒埼茶豆」,「さかな豆」など月ごとに種類が変わります。枝豆は収穫したあと,気温が高い時間においていると,おいしさが減ってしまうそうです。なので,枝豆農家の方は,日の出前の朝方や,日が落ちた後の時間に収穫しています。 今日の枝豆ごはんは,新潟市の白根地域でとれた「湯上がり娘」という種類の枝豆を使って作りました。 文責:栄養士 伊藤 とうもろこし(7/21)![]() 夏野菜のカレーライス フルーツ漬け とうもろこし 牛乳 ※ごはんは麦ごはんです。 これからおいしい時期を迎えるとうもろこし。 今日の給食は,新潟市の赤塚で,昨日の午前中に収穫したばかりのとれたてのとうもろこしです。 そのとうもろこしの皮をむくお手伝いを,今日の朝,さくら・たいようのみなさんからしてもらいました。さくら・たいようのみなさん,お手伝い,ありがとうございました!! とうもろこしは,日本では,おかずやおやつで食べていますが,メキシコでは,「トルティーヤ」という薄いパンにして食べます。ほかにも,ポップコーンに使われるとうもろこし,馬や牛,鶏が食べるとうもろこしなど,種類がいろいろあります。 文責:栄養士 伊藤 うりうり(7/15)![]() ドライカレーライス くきわかめのサラダ メロン 牛乳 ※ごはんは麦ごはんです。 かぼちゃ,きゅうり,すいか,メロン… この野菜や果物は,どれもつるが伸びたところに育ちます。 これらの野菜や果物は漢字で書くと,どれも「瓜(うり)」という字が入ります。 (かぼちゃ→南瓜,きゅうり→胡瓜,すいか→西瓜,メロン→甜瓜) そして,どれも今の時期にたくさんとれる物です。水分を多く含んでいるものが多いので,体を冷ますはたらきがあり,夏バテの予防になります。 今の時季には,「瓜」の漢字が入る食べ物が,まだまだあります。どんな食べ物かな?調べてみましょう。その一つが,明日の給食に登場しますよ。 文責:栄養士 伊藤 じゃがいも(7/14)![]() ごはん 肉じゃが ちりめんじゃこの佃煮 きゅうりの甘酢あえ 牛乳 富士山(3776メートル)よりも高いところにあるアンデス山脈。 アンデス山脈は,高さが4000メートルもあります。 そんな寒くて乾燥したところが,今日の肉じゃがの主役「じゃがいも」の生まれ故郷です。 1492年,コロンブスがアメリカ大陸を発見し,たくさんの作物が海を渡る中,じゃがいもは,約500年前にヨーロッパへ伝えられました。 日本には,約400年前の江戸時代に,オランダ人が「ジャカルタから来たいも」として,長崎に伝えました。「ジャカルタから来たいも」が,「じゃがたらいも」と呼ばれ,次第に「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 文責:栄養士 伊藤 糸うり(7/16)![]() ごはん 夏野菜の呉汁 ホキの竜田揚げ 糸うりの花火サラダ アーモンド 牛乳 昨日の「瓜」のお話を覚えていますか? 今日の給食に登場する「瓜」の漢字が入る食べ物は,「糸瓜」です。 糸瓜は,夏にとれる新潟県に伝わる独特の野菜です。「そうめんかぼちゃ」や「なますうり」,「なますかぼちゃ」などと呼ばれます。 かぼちゃの仲間なので,皮がかたく,ゆでるとかぼちゃの香りがします。英語では,「スパゲティメロン」と言うそうです。 食べるときは,種をとって水からゆでます。そうすると,実がそうめんのように細長くほぐれてくる不思議な野菜です。 文責:栄養士 伊藤 潟でとれる食べ物 じゅんさい(7/17)![]() わかめごはん 潟の恵み じゅんさいスープ 車麩と夏野菜の揚げ煮 きゅうりづけ 牛乳 明日から新潟市で「水と土の芸術祭2015」が始まります。 芸術祭では,鳥屋野潟や福島潟,佐潟,上堰潟の「潟」が会場の一つになっています。 新潟には「潟」のつく地名が,新潟市内にも市外にもたくさんあります。どんなところにどんな名前の地名があるでしょう? 今日のスープには,「潟」でとれる食べ物「じゅんさい」が入っています。 じゅんさいは,水のきれいな所にしか育ちません。新潟市東区松園にある「じゅんさい池」でも,じゅんさいが育っているそうです。 透明なゼリーのような膜で覆われて,つるんとした食感が楽しいじゅんさい,味わっていただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 にらでスタミナアップ!(7/13)![]() ごはん もずくスープ ますのレモンソースかけ ごまびたし ミルクデザート 牛乳 今日は,夏のスタミナアップ野菜「にら」の話です。 にらは,じょうぶで作りやすく,刈りとった後,再び新しい葉が伸びて,1年に何回も摂ることができる野菜です。 今は野菜として食べていますが,むかしは,風邪の予防や疲れを回復して元気を出す薬として使われていました。 にらと肉や豆腐を一緒に食べると,にらのにおいの素「アリシン」が,肉や豆腐と合体して,スタミナがアップする力を生み出します。 暑さに負けず元気に過ごしたい人,運動をがんばりたい人におすすめの野菜です。 文責:栄養士 伊藤 わたしは何でしょう(7/8)![]() ごはん わかめのみそ汁 なすとかぼちゃの肉みそかけ しそ風味たくあん おやつ大豆 牛乳 わたしは何でしょう? わたしは,8月までの間,畑でたくさんとれます。畑では,つるが四方八方に伸びて,黄色い花がさいた後,実が実ります。 わたしの黄色い実には,目や皮膚を守ったり,風邪を予防する栄養がたくさんあります。わたしの皮はとてもかたいので,冬まで保存することができます。 わたしは,日本に16世紀にポルトガル人に,カンボジアで作られた野菜として伝えられました。わたしの名前は,カンボジアが関係します。 わたしは何でしょう? ペロット完食レンジャー5年生からの「もったいない」(7/9)![]() ![]() ごはん あおさのみそ汁 厚揚げのごまだれ シャキシャキサラダ 冷凍パイン 牛乳 「もったいない」。 生活の中で,無駄をしそうになったときのいましめとして,この言葉を日本人は大切にしてきました。 この日本語が,世界の共通語として広まっています。 4月に比べて,食べ残る量が増えてきました。給食は食べると栄養になります。食べなかったら,ゴミになってしまいます。 食べ物は,食べ物になる前,全てに命がありました。その命をいただいて,私たちは食事をすることができます。 たくさんの命を粗末にしないために,残しそうになったときは,「もったいない」の言葉を思い出して,あと一口食べるようにしましょう。 ※毎日のお昼の放送で,給食委員会「ペロット完食レンジャー」の5・6年生がペアになり,「今日のポイント」として全校に紹介しています。 昨日・今日・明日は5年生コンビが頑張ります!今日は,読み方に工夫をして,とても聞きやすい声とスピードで聞かせてくれました! 文責:栄養士 伊藤 切り違いきゅうり(7/10)![]() ![]() ![]() ごはん 沢煮わん 鶏肉と大豆のくるみがらめ きゅうりの甘辛 牛乳 新鮮なきゅうりには,トゲトゲがついていますね。 このトゲトゲは,なぜあるのでしょう? きゅうりは,実が熟すまでは食べられたくないため,自分の実にトゲトゲを作って,周りから身を守ります。熟すとトゲトゲはなくなって,種が大きくなります。でも,人間は,未熟なほうがおいしいので食べています。 今日のきゅうりは,めずらしい形をしていますね。この形は「切り違い」という切り方で,きゅうりを切りました。切り方にちょっと工夫が加わると,料理が華やかになって,食事も楽しくなりますね。 ※今日は3年生と6年生の給食がない日だったので,きゅうりに一手間加えました。昨日の夜,家で練習して予習をしてきた調理員さん。今日は「切っていたら,だんだん楽しくなってきました!」とニコニコしながら切っていた調理員さん。初めての試みでしたが,上手に作ってくださいました。 文責:栄養士 伊藤 七夕そうめん(7/7)![]() ![]() ごはん 味付け海苔 七夕汁 いわしのかばやき ごまあえ 七夕デザート 牛乳 今日は七夕。七夕は,古くから行われている日本のお祭り行事です。日本の大切な節句を表す「五節句」の一つです。 七夕には「そうめん」。平安時代の宮中では,七夕の儀式に,そうめんがお供え物にあったという記録があります。 この日にそうめんを食べるのは,「そうめんを天の川に見立てた」という説や,「細く長いそうめんを糸にたとえて,はた織りが上達するように」という願いがこめられている説があります。 今日の七夕汁は,星がたくさん流れる天の川をイメージして作りました。 文責:栄養士 伊藤 watermelon(7/6)![]() マーボー丼 中華サラダ すいか 牛乳 「ウォーターメロン(watermeron)」。 今日のくだもの,すいかのことです。名前のとおり,すいかの90%が水分です。すいかを食べると,体に水分が補給されて,ほてった体が冷やされます。 すいかを食べると甘いですね。この甘みには,つかれた体が元気を取りもどす栄養があります。夏のおやつにおすすめです。 新潟県は,全国6位のすいかの産地です。新潟市の海がそばの砂地の畑でとれる「新潟すいか」や,南魚沼市の「八色すいか」など,私たちの近くにおいしいすいかが,たくさんあります。 文責:栄養士 伊藤 にぎすのアングレーズ(7/3)![]() ![]() ![]() 米粉アップルチップパン 米粉のクリームスープ にぎすのアングレーズ ひじきサラダ 牛乳 「アングレーズ」 この言葉を初めて聞いた人もいるのではないでしょうか? アングレーズという言葉は,フランス語です。「イギリス風の料理」という意味があります。パン粉をまぶして焼いた料理などのことを言います。 給食では,油で揚げた後,特製ソースをかけたところに,香ばしく炒ったパン粉をふりかけました。 今日の魚は,「にぎす」といいます。白身でやわらかい,おいしい魚です。このにぎすは,新潟市の港でとれたものです。 今日は,新潟のおいしい魚をイギリス風の食べ方で,味わいましょう。 文責:栄養士 伊藤 たこで豊作祈願(7/2)![]() ![]() 中華丼 ごま酢あえ 冷凍みかん 牛乳 ※ごはんは,麦ごはんです。 今日は「半夏生(はんげしょう)」です。 半夏生とは,夏至(今年は6月22日)から数えて11日目に当たる日で,こよみの一つです。 むかしの人は,この日までに田植えを終わらせるようにしていました。この日を超えてしまうと,稲が十分に育たず,秋に収穫できる量が半分まで減ってしまうからです。 関西では,「田に植えた苗が,たこの足のように四方八方へ根を張り,稲が実りますように」と願いをこめて,たこを食べる地域があります。 今日は,中華丼の具に,たこが入っています。今年のお米が,豊作になるよう願いながら,いただきましょう。 文責:栄養士 伊藤 ごぼうの話(7/1)![]() ごはん 鉄火みそ 夏野菜の卵とじ 即席漬け 牛乳 夏野菜の卵とじには,ごぼうをたっぷり使いました。 ごぼうを食べる国は,日本と韓国,台湾,中国の一部といわれています。 ごぼうは,平安時代に中国から薬草として日本に伝わりました。なので,1000年以上の歴史があります。 食べるようになったのは,江戸時代前後からです。武将の伊達政宗や「徳川家康の知恵袋」ともいわれた僧の天海の食事に,ごぼうがよく登場しました。 ごぼうには,おなかの調子をととのえる栄養のほかに,スタミナのもとになる栄養もふくまれ,夏バテをふせぎます。 文責:栄養士 伊藤 すいかのしましま(6/30)![]() ![]() ごはん もやしのみそ汁 鮭チーズフライ 五目豆 すいか 牛乳 今日は,今年初めてのすいかの登場です。 すいかは,水はけがよい砂の畑で,これからたくさんとれます。 すいかにはなぜ、しましまの模様があるのでしょう? アフリカのカラハリ砂漠で生まれたすいか。カラハリ砂漠は気温が高く,水も少ないところです。そこですいかは絶滅しないよう,鳥たちに食べてもらい,ふんと一緒に種をほかの土地へ落としてもらうため,模様をつけたといわれます。 黒いしましま模様は,鳥たちが高い空から見つけやすくするための,すいかからのサインだったのです。 文責:栄養士 伊藤 |
新潟市立上所小学校
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