縁起がよいイモ・さといも(12/8)

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今日の献立
 ごはん 冬野菜の呉汁 車麩のカツ 切り干し大根の焼きそば風炒め
 みかん 牛乳

 呉汁に入っている「さといも」は,日本にはとても古くからあるイモです。じゃがいもやさつまいもが日本に伝わる1000年も昔から食べられてきました。
 わたしたちが食べているのは,さといもの茎に栄養がたまって大きくなった部分です。さといもは「親いも」ができると,その親いもに子いもがつき,子いもに孫いもがつきます。
 親から子,孫へと続いていく里いもの姿から,「子孫繁栄(家が代々続いていくこと)」の縁起がよい食べ物とされ,お祝いやお正月のお料理によく使われます。
 
文責:栄養士 伊藤

わたしは何でしょう(12/7)

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今日の献立
 わかめごはん 雪見汁 はたはたの米粉空揚げ アーモンドキャベツ
 牛乳

 わたしは何でしょう?
 わたしは,バラや桜の仲間で,5〜6mの木にできます。みなさんは,わたしの実を食べるのではなく,わたしの種の中に一つずつ入っている「仁」という部分を食べています。
 わたしはアメリカのカリフォルニアで,たくさん作られています。日本にやってきたのは,江戸時代です。今から65年くらい前から,日本でもよく食べられるようになりました。
 給食には,みなさんが大好きなシャキシャキサラダや,あえ物の中に入っていますよ。
 わたしは何でしょう?
正解はこちら。

チャンプルー(12/4)

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今日の献立
 大麦めんのうま煮風あんかけ くきわかめチャンプルー
 スイートポテト 牛乳

 今日は,沖縄の料理「チャンプルー」です。チャンプルーは,沖縄地方の方言で「混ぜこぜにした」という意味です。豆腐や野菜だけでなく,さまざまな材料を炒めた料理です。
 入る材料がゴーヤだったら「ゴーヤチャンプルー」,そうめんだったら「そうめんチャンプルー」,キャベツ(タマナー)だったら「タマナーチャンプルー」など,いろいろあります。
 めんが給食の時は,かむ回数が少なくなりがちです。そこで,今日のチャンプルーには,かみごたえがある「くきわかめ」が入っています。めんもチャンプルーもよくかんでいただきましょう。

文責:栄養士 伊藤

畑の肉(12/3)

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今日の献立
 いりこ入り菜めし 春雨スープ 鶏肉とさつまいもの揚げ煮 みかん
 牛乳

 今日の給食には,「畑の肉」と呼ばれる食べ物を使っています。スープに入っている豚肉や,揚げ煮の鶏肉ではありませんよ,何か分かりますか?
 それは,大豆です。
 大豆には,お肉に負けないくらいの栄養がたくさん詰まっていることから,「畑の肉」と呼ばれます。
 今日は黄色い色の大豆ですが,黒や黄緑色をした大豆もあります。黒い大豆は,お正月に食べる「黒豆」のことです。
 お餅にかけて食べる「きなこ」は,大豆から作られます。ほかにも,豆腐や納豆などの食べ物や,和食の味つけに欠かせないしょうゆやみそも,大豆から作られます。

文責:栄養士 伊藤

かきのもと(12/2)

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今日の献立
 ごはん かつおふりかけ 肉じゃが わかめとかきのもとのごまサラダ
 牛乳

 かきのもとは,食べることができる菊です。菊を食べる食文化があるのは,新潟と東北地方と一部の北陸地方だけだそうです。
 新潟県の中でも,私たちが住む下越地方では「かきのもと」と呼んでますが,中越地方では「おもいのほか」と呼びます。
 かきのもとも,おもいのほかも,珍しい名前ですね。この名前は,昔,垣根の根本に植えていたから「かきのもと」,食べてみたら「おもいのほか」おいしかったから,といわれています。
 シャキシャキした歯ざわりの「かきのもと」。酢の物にしたり,他の野菜とあえて食べますが,今日はサラダにしてみました。お味はいかがですか?

文責:栄養士 伊藤

かぜをひかないために(12/1)

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今日の献立
 ごはん かきたまみそ汁 いかの竜田揚げ 野菜きんぴら 牛乳

 今日から12月です。寒くなってきましたね。
 かぜをひいている人はいませんか?かぜをひかないようにするには,丈夫な体でいることが大切です。
 丈夫な体でいるには,どんなことに気をつけたら良いと思いますか?
 まずは,好ききらいをしないで何でも食べること。栄養のバランスをしっかりとることができ,かぜの菌に負けない体になります。
 そして,食事の前の手洗いとうがいをすること。かぜの菌が体の中に入ってこないようにします。
 12月の楽しい毎日を元気に過ごせるように,「しっかり食べる」「手洗い・うがい」を心がけましょう!

文責:栄養士 伊藤

昆布と松前(11/30)

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今日の献立
 ごはん いものこ汁 さんまの松前煮 もやしのごまだれあえ
 ドリンクヨーグルト

 さんまの松前煮。松前ってなんだろう?どんな味なのかな?と思った人もいることでしょう。
 さんまと一緒に煮ている物に注目してみてください。昆布が入っていますね。このように昆布を使った料理には,「松前」の名前がつくものが多くあります。
 では,なぜ「松前」がつくのでしょう?松前は,北海道にある土地の名前です。松前地方は,昆布の名産地だったことから,昆布を使った料理の名前には「松前」がつくようになりました。
 さんまと一緒に,昆布をおいしくいただきましょう。

文責:栄養士 伊藤

カミナリウオ(11/26)

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今日の献立
 ごはん けんちん汁 はたはたの米粉空揚げ 切り昆布の煮付け
 みかん 牛乳

 「はたはた」は,これからが旬の魚です。
 普段は海の底にいるはたはた。冬になると卵を産むために群れになって,日本海の海岸までやってきます。その時期の海は,波が荒れて,冬の雷がゴロゴロ鳴ります。そこから,はたはたは「カミナリウオ」とも呼ばれます。
 はたはたは,秋田県の「県の魚」として有名ですが,新潟の海でもたくさんとれます。今日の給食のはたはたも,新潟でとれたものです。骨まで食べられるように調理員さんが上手に揚げました。よくかんで丸ごといただきましょう。

文責:栄養士 伊藤

良いマナーは健康にも◎(11/27)

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今日の献立
 ごはん みそワンタンスープ 大豆と鶏肉のくるみがらめ 即席漬け
 牛乳

 食事をするときの行儀…食事のマナーを守ることは,実は私たちの体のためにも大切です。
 たとえば,「食事をする時の姿勢」。姿勢が悪いと,食べた物の消化が悪くなります。みなさんの今の姿勢は,どうですか?
 次に「食べ物を口に入れすぎていませんか」。入れすぎてしまうと,よくかんで食べることができなくなってしまいます。また,食べ物がのどにつまりやすくなります。
 そして「ばっかり食べ」。好きなものばっかり…おかずばっかり…で食べていては,栄養が偏ってしまいます。
 正しい食事のマナーは,周りの人と楽しく食事ができるとともに,自分の健康にもつながります。今から少しずつ身につけていきましょう。

文責:栄養士 伊藤

カレー粉は…(11/25)

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今日の献立
 カレーピラフ クリームスープ フレンチサラダ 牛乳

 今日のピラフは,カレー粉を使いました。香りやスパイシーなところが,食欲をそそりますね。
 カレー粉を見たことはありますか?黄色くサラサラした粉です。
 カレー粉は,20〜30種類以上の香辛料(スパイス)を混ぜ合わせて作ります。香りをつける「クミン」や「クローブ」,カレーの色をつける「ターメリック(うこん ともいいます)」,辛みをつける「とうがらし」や「こしょう」などが使われていますよ。
 日本にカレー粉がやってきたのは,約150年前の明治時代に,イギリスから伝わりました。みなさんは,カレー味のどんな食べ物や料理を知っていますか?

文責:栄養士 伊藤

和食とだし(11/24)

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今日の献立
 五目ごはん すまし汁 大豆コロッケ ひたし ミルクデザート 牛乳

 「和食」。
 日本人が昔から伝えてきた食文化の「和食」が,今,世界中から注目されています。
 和食の味わう中で,もっとも大切なものが「だし」です。だしは,昆布やかつお節などを,水やお湯を使って「うまみ」を引き出したものです。さまざまな料理の味の決め手になります。
 今日の給食の「すまし汁」を,ひとくちいただいてみましょう。かつお節を使って,だしをとりました。かつお節の風味がわかりましたか?
 今日は「和食の日」。だしのおいしさをきっかけに,和食にはどんな食べ物や料理,良さがあるか,調べてみましょう。

文責:栄養士 伊藤

「ごちそうさま」の意味(11/20)

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今日の献立
 ごはん 秋野菜の煮物 ちりめんじゃこの佃煮 風味漬け
 乾燥プルーン 牛乳

 食事が終わったときのあいさつ「ごちそうさま」。
 ごちそうの「ちそう」という言葉には,「食事の用意をするために,あちこち走り回る」という意味があります。「ちそう」された食事に,感謝の意味をこめた「ご」と「さま」がつき,「ごちそうさま」のあいさつになりました。
 食事をいただくまでには,料理を作った人だけではなく,食べ物を飼育したり栽培したりする人や,運ぶ人,加工する人,売ったり買ったりする人など,とても多くの人が関わっています。
 食事の最後は,関わった人たちへの感謝の心をこめて,「ごちそうさま」のあいさつを言いましょう。

文責:栄養士 伊藤

わたしは何でしょう(11/12)

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今日の献立
 ごはん 豆腐のみそ汁 豚肉とれんこんの黒酢炒め 白菜漬け 牛乳

 わたしは何でしょう?
 水気が多い土地と,夏の暑さが好きなわたしは,泥の中で育ちます。夏には大きな葉っぱにピンクの花が咲きます。みなさんが食べているところは,わたしの茎の部分です。
 わたしには,レモンに負けないくらいのビタミンCが含まれています。風邪の予防にもってこいのわたしです。
 最後に大ヒントです。わたしには,穴があいています。「穴から未来を見通す」ことができるので,縁起が良いと,お正月やおめでたい時によく食べられています。
 わたしは何でしょう??
正解はこちら。

金太郎の金時(11/19)

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今日の献立
 ごはん かみかみ豚汁 ちくわの磯辺揚げ 金時豆の甘煮
 新潟の梨(新興) 牛乳

 今日は給食室でコトコト、ゆっくりじっくり煮た「金時豆の甘煮」です。金時豆は,外側の皮が赤紫色をした豆です。水に浸してゆでると,2倍くらいに増えます。
 金時豆には,私たちが体を動かしたり,体温を維持したりするパワーのもとが含まれていますよ。
 昨日のきんぴら丼のお話に登場した坂田金平のお父さん,金太郎こと,坂田金時を覚えていますか?
 金時豆の「金時」は,この坂田金時から名前がつきました。ふだんは,ふくよかで色白な金時が,いざ戦いの場に出ると,体が真っ赤になったことから,赤いものに「金時」という名前がついたといわれています。

文責:栄養士 伊藤

もっといいぃ〜歯(11/18)

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今日の献立
 きんぴら丼 にら玉スープ ふかしいも 牛乳

 11月8日は,「いい歯(118)の日」でした。いい歯になるには,よくかんで食べることが大切です。
 今日11月18日の給食は,もっといいぃ〜歯(1118)になってもらうため,「きんぴら丼」です。ごぼうやれんこん,メンマなど,かみごたえのある食べ物を使いました。

 ところで,きんぴら丼の「きんぴら」の名前は,金太郎(坂田金時)の息子「坂田金平(さかたのきんぴら)」からついたそうです。坂田金平は,並ぶ人がいないほど,強くて勇敢な人だったそうです。ごぼうは体を丈夫にすると考えられ,力強い金平の名前にあやかって,ついたのだろうといわれています。
 みなさんもよくかんで食べて,丈夫な歯と体を作りましょう。

文責:栄養士 伊藤

食事の前には,手洗い(11/17)

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今日の献立
 梅ごはん 里いもと白菜のみそ汁 チキンのカレー煮
 シャキシャキサラダ 牛乳

 水が冷たく感じる時期ですね。
 手を洗うとき,指先をちょっとだけ洗ったり,水だけで洗って終わりにしたりしていませんか?手のひらや指と指の間,つめには,よごれがたまりすく,細菌がたくさんついています。
 食事の前には,石けんやシャボネットを使って,よーく泡立てて洗い,冷たいけどがんばって,水でしっかり洗い流しましょう。
 今週の給食には,ふかしいもや梨が出て,手で持って食べます。汚れたままの手で食べることがないようにしましょう。
 そして,洗った手をふく,清潔なハンカチも毎日忘れないでね。

文責:栄養士 伊藤

レーズン(11/13)

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今日の献立
 レーズン米粉パン 野菜スープ プレーンオムレツ ジャーマンポテト
 牛乳

 今日の米粉パンに入っているレーズンは,ぶどうを干して作られます。
 1kgの生のぶどうからできるレーズンは,どのくらいになると思いますか?200gくらいになるのだそうです。
 干すと,ぶどうの中の水分が減ります。すると,ぶどうに含まれる栄養がギュッと濃くなります。レーズンには,体を動かす力のもとになったり,おなかの調子をよくしたり,体にたまった塩分を外に出したりする栄養が詰まっています。
 濃くなるのは栄養だけではありません。ぶどうが持つ甘みも濃くなります。
 今日はもぐもぐよくかみながら,味わってみてください。

文責:栄養士 伊藤

鮭の日(11/11)

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今日の献立
 ごはん もずくスープ 鮭の南蛮漬け ひじき入りごまあえ
 みかん 牛乳

 今日11月11日は,鮭の日です。
 鮭という漢字のつくりを分解すると,「十一十一」になることから,「鮭のまち」でもある村上市の制定委員会で決まりました。
 鮭は「捨てるところがない」といわれるほど,頭からしっぽ,骨まで,いろいろなところを使った料理があります。無駄なく食べるための,昔の人の知恵と工夫が生かされています。
 今日は,鮭の形にも注目してみましょう。お餅のような四角い形をしていますね。この切り方は「もち切り」といいます。他の県にはない,新潟独特の切り方です。

文責:栄養士 伊藤

ガンバと哲夫の世界(11/10)

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今日の献立
 ごはん
 ガンバの好物「じゃがいも」がたっぷりのみそ汁
 哲夫がお刺身で食べた「ナンバンエビ」のから揚げ
 哲夫が行った長岡の郷土料理・煮菜(にな)
 型抜きチーズ
 牛乳

 今日は,新潟市生まれの斎藤惇夫さんの世界です。
 斎藤惇夫さんのお話といえば,ねずみのガンバが活躍する「冒険者たち」。主人公のガンバは,じゃがいもが大好物。今日はみそ汁に入っていますよ。
 2010年には,28年ぶりの新作「哲夫の春休み」というお話が生まれました。小学校最後の春休みに,長岡にやってきた哲夫の物語です。哲夫が食べた「ナンバンエビ」や「煮菜(右の画像)」を,みなさんも体験してみましょう。

 読書旬間は,まだまだ続きます。たくさんの本を読んで,いろいろな世界に出会いましょう。その中に出てくる食べ物や料理に注目して読むと,お話がより楽しくなりますよ。

文責:栄養士 伊藤

【ごんぎつね】のお話から(11/4)

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今日の献立
 ごんが兵十に届けた「栗」のごはん
 きのこ汁
 弥助のおかみさんが買った「いわし」の生姜煮
 菊浸し
 牛乳

 読書旬間が始まりました。今日から10日までの給食は,新潟県出身の作家の作品より,お話にちなんだ食べ物や,お話の中に出てくる料理が登場します。

 今日の給食は,「ごんぎつね」のお話です。
 ごんぎつねは,新美南吉さんという方が,お話を作りました。上所小学校の図書館には,黒井健さんが絵を描いた「ごんぎつね」の本があります。
 黒井健さんは,新潟市の出身です。やさしく,やわらかな絵で,私たちをごんぎつねのお話の世界につれていきます。

 給食で,お話の世界をより楽しむ1週間にしましょう。

文責:栄養士 伊藤
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学校行事
3/24 第107回卒業式
3/25 学年末休業開始 離任式
新潟市立上所小学校
〒950-0971
住所:新潟県新潟市中央区近江3丁目2番1号
TEL:025-283-7258
FAX:025-283-7259