寒い日にぴったりでした。(1/30)![]() ごはん キムチ豚汁 里芋コロッケ アーモンドあえ 牛乳 キムチ豚汁は,いつもの豚汁のみそを少し減らして(中学年7.0gのところを6.5g)キムチを汁ごと加えました。キムチの使用量は1人5gです。給食なので,ほんのり辛さを感じる程度ですが,子どもたちはキムチに抵抗がない印象です。辛味成分の「カプサイシン」には,体温を上昇させる効果があります。今日は晴れているけれど,とても寒い1日だったので,キムチ豚汁を食べて,体が温まったのではないでしょうか。また,体温が上がると免疫力も高まるので,風邪予防にも効果がありそうです。 文責:栄養教諭 野澤 給食週間特別献立〜現代〜(1/27)![]() ごはん 白菜と里芋のみそ汁 さばのごまケチャップソースかけ のり酢あえ 牛乳 今週は,給食の歴史を振り返る献立を実施してきました。最終日の今日は,現代の給食です。「現代の給食」で調べると「世界の料理」「セレクト」「バイキング」などが特徴としてあがります。これらは平成のはじめには,すでに頻繁におこなわれていました。だから,本当に最近の給食というと,地産地消を推進し,郷土料理,行事食といった日本の食文化を伝える役割が以前よりも強くなっているものであり,今日の減塩献立のように,食に関する健康問題を提起し,どのように解決していくかを考えてもらう役割なども担っているといった,さまざまな期待を背負っているものだと,捉えています。 今日の献立は,減塩を目的としたものです。すべての料理に工夫をしました。みそ汁にはダシやコクが出る「うち豆」「大豆ペースト」を加えたので,みその量を減らすことが出来ました。(中学年のみその量は7.0gですが,今回は6.5gに)主菜は,さばのから揚げに,(1人分)ケチャップ8g,中濃ソース2.4g,砂糖1.2g,白すりごま4g,水3.2gを加熱して作ったソースをかけました。すりごまが入ることで,ごはんが進む,コクのある濃厚なソースになりました。副菜は,ほうれんそう,もやし,にんじんをゆでて冷却したものに,ツナを加えて食べやすくし,しょうゆと酢を1:1で加え,そこにきざみのりを入れて香りを加えるとともに,味が流れないようにしました。献立1食分の食塩相当量は1.7gとだいぶ少ないのですが,うす味とは思えない,しっかりとした味で好評でした。 文責:栄養教諭 野澤 給食週間特別献立〜昭和52年頃〜(1/26)![]() ごはん あさりとわかめのスープ ポークカレー 塩もみ 牛乳 今日は昭和52年頃の献立を作りました。全国的には,昭和51年から米飯給食が始まりました。新潟市教育委員会のホームページに「給食の歴史」を紹介しているコーナーがあり,そこを見ると,新潟市内は昭和52年から米飯給食が開始とありました。(12校で月1程度)その後昭和57年から週1回実施とあり,当時の画像も載っていました。 米飯給食が導入されたことで,給食の人気メニュー「カレーライス」が誕生しただけでなく,全体のバリエーションが豊かになったそうです。ごはんが主食の日本だから,献立も立てやすかったのだろうと思います。当時の画像を探している中で,今回のカレーライスにスープという,汁もの2品のような献立があったことを知り,作ってみました。しかし,牛乳もあるため,「おなかいっぱい!」と言っている子が多かったです。 文責:栄養教諭 野澤 給食週間特別献立〜昭和38年頃〜(1/25)![]() ソフトめん ミートソース きゅうりの甘酢あえ チーズ 牛乳 今日は昭和40年代(献立表には38年頃と記載)の献立を作りました。戦後の給食の主食はとにかく「コッペパン」一択で,その頃のパンは,今のものとは異なり,あまり人気がなかったそうです。そこで,新たな主食として,ソフトめんが開発されたそうです。正式名称は「ソフトスパゲッティ式めん」今日のようにミートソースや,カレーソースをかけて食べたようです。今日は普段の給食のミートソースに欠かせない大豆と粉チーズは加えず,シンプルな材料で作りました。ちなみに,脱脂粉乳から牛乳へと切り替わったのもこの頃です。 「昨日給食に出た脱脂粉乳の栄養成分などを自学で調べた子がいたよ」と高学年の担任から聞きました。牛乳との違いなどもわかったそうで,その子にとって,給食が「生きた教材」となったのだと嬉しくなりました。 文責:栄養教諭 野澤 給食週間特別献立〜昭和25年頃〜(1/24)![]() コッペパン いちごジャム さめの竜田揚げ キャベツサラダ りんご 脱脂粉乳 今日は昭和25年頃の献立を作りました。大きな戦争の後,アメリカから支援物資として脱脂粉乳が贈られました。当時の給食は,これをお湯で溶き,ミルクとして飲んでいました。その頃の脱脂粉乳とは多少異なりますが,今日ば砂糖を加え,お湯に溶かして提供しました。 その脱脂粉乳ですが,今日は食べる前から「それは何?」という質問をたくさん受けました。大人も子どもも,もの心がついてから,飲んだ記憶はないようです。だからみんな興味津々です。調理員さんは,大量に溶かすとだまになりやすいからと,お湯を入れながら,ミキサーである程度ドロドロにしてから,熱湯に溶かしこんでいました。ただ,最後に温度を上げるために加熱する段階で焦がしてしまい,焦げたにおいが最後まで残ってしまいました。そして,このにおいを脱脂粉乳本来の香りと思い込んで「苦手!」と感じた人が多かったようで,そこがとても残念でした。ですが,これからも給食の歴史も感じることができるよう,工夫していきます。 文責:栄養教諭 野澤 給食週間特別献立〜大正12年頃〜(1/23)![]() 五色ごはん 栄養みそ汁 みかん 牛乳 今週は学校給食週間です。学校給食の意義や役割について理解や関心を高めることなどを目的に,毎年全国でさまざまな行事が行われています。上所小学校では,給食委員会の子どもたちが,昔の給食を紹介するポスターを作ってくれました。ポイントは,当時の給食に使われている食材を使ったキャラクターを描いていることです。子どもたちの発想力の豊かさに改めて驚かされました。 献立は,昔の給食から代表的な時代をとりあげていきます。今日は大正12年頃の献立です。この年,関東大震災が起きて,栄養失調の子どもが増えました。そこで,国は子どもたちの栄養状態改善のため,給食を出すように指示し,各地に広がっていきました。品数は少ないけれど,たくさんの食材を詰め込み,栄養価を上げたかったことがうかがえます。 五色ごはんには,さといも,鶏肉,油揚げ,ひじき,にんじん,しらたきを入れました。栄養みそ汁は,じゃがいもをゆでてつぶし,片栗粉をまぜて丸めたものを,豚汁に入れたようなものです。 文責:栄養教諭 野澤 大寒にちなんで(1/20)![]() ごはん 親子煮 鉄火みそ 茎わかめ入り即席漬け 牛乳 今日は大寒です。1年で一番寒い時期と言われています。大寒の日に生まれた鶏卵は栄養価が高く,運気が上がると言われています。寒いため,鶏の産む卵の数が減り,それに加えて,水分よりもエサを多くとるため,普段よりも鶏卵の栄養価が増え,味が濃く,おいしくなるのだそうです。この話を昼の放送で伝えました。委員会の児童が原稿を読みますが,「たいかん?」と読み方を確認する5年生に対して,「今日,教室で話していたから『だいかん』で間違いないよ。」と6年生。教室での話題,縦割りの関係性,どちらも素敵だと思いました。 文責:栄養教諭 野澤 五色漬けとは(1/19)![]() ごはん もやしのみそ汁 レバー入りメンチカツ 五色漬け 牛乳 今日は副菜の五色漬けを紹介します。その言葉の響きに違和感を感じたのか,「ごしきづけ」とは何かを聞いてくる人が,大人も子どももいました。五色とは「青(緑)・黄・赤・白・黒(茶)」の五つの色のことです。これらをうまく合わせることで,見た目にも美しくなります。給食のたくあんは白に近い黄色ですが,確かに五色そろっています。うす味にしているので,昆布のうまみも感じることが出来る,おいしい漬物です。 文責:栄養教諭 野澤 米粉のホワイトルウを使用しています(1/18)![]() カレー味ごはん 鶏肉とあさりのクリームソース ツナとブロッコリーのサラダ ブルーベリージョア 上所小学校では,米粉のホワイトルウを使用しています。小麦粉とバターで作られたホワイトルウに比べて,あっさりしていますが,米粉と植物性の油から作られているので,健康的です。様々なメーカーから米粉のホワイトルウが出ているので,試した結果,今は2種類のルウを合わせて使っています。 文責:栄養教諭 野澤 おむすびの日にちなんで(1/17)![]() 梅ごはん のり さつま汁 にぎすのフライ かぶ漬け 牛乳 今日は「おむすびの日」です。28年前の今日,阪神淡路大震災が起きました。この時,ボランティアの人々による炊き出しで「おむすび」がふるまわれ,被災した多くの人たちが助けられたことから,お米をはじめとする食料の大切さや,ボランティアの人たちのあたたかい心を忘れないために,1月17日を「おむすびの日」としたそうです。おにぎりとおむすびは同じものですが,「人と人とを結ぶ」という意味で「おむすび」としたことがなるほどと思い,子どもたちにも紹介しました。ごはんと別にのりを食べる子,手巻きのりの大きさにちぎる子など,思い思いに食べていました。 文責:栄養教諭 野澤 小正月にちなんで(1/16)![]() ![]() ごはん のっぺ 鮭の焼き漬け ごまあえ ミルクデザート 牛乳 新潟県では,お正月や結婚式,お葬式など,行事の時に「のっぺ」を作る習慣があります。昨日1月15日は小正月でした。そこで,今日は小正月にちなんで,のっぺの他,鮭の焼き漬けなど,お正月らしい料理にしました。のっぺには,五泉市のブランドさといもである「帛乙女」がたくさん入りました。さといもは,じゃがいもに比べ,ぬめりがあるため下処理(皮や,傷んでいる部分を取り除く作業)から時間がかかりますが,そのぬめりあってこそののっぺだと,調理員さんたちが頑張ってくれて,おいしく仕上げりました。 文責:栄養教諭 野澤 手作り米粉コロッケ(1/13)![]() ![]() ごはん 味付けのり つみれ汁 手作り米粉コロッケ かおりあえ 牛乳 今日のコロッケは,市販品を油で揚げるのではなく,給食室で手作りしたものになります。初めて作る料理の場合,調理員さんたちは動作確認を念入りに行います。しっかり準備をして始めましたが,想定していたよりも水分が多い状態で具を丸めなければならず,油の中で割れてしまうものもありました。作りながら粉の付け方などを改良して,きれいなコロッケが出来上がりました。今回は小麦粉を使わず,具に水溶きの米粉,そして,米粉のパン粉を付けて揚げたので,カリッとした歯ごたえになりました。画像は,アイスクリームをすくう道具を使って,一人分の具を取り分けているところです。 文責:栄養教諭 野澤 シャキシャキサラダが好評でした(1/13)![]() いりこ入り菜めし 生揚げと大根のオイスターソース煮 プレーンオムレツ アーモンド入りシャキシャキサラダ 牛乳 今日はオムレツとシャキシャキサラダが好評でした。オムレツの形が似ていても,前回と違う種類であることに気づく子がいたり,シャキシャキサラダのおいしさのポイントは,細切りのアーモンドではなく,シャキシャキのじゃがいもにある!と力説する子がいたりと(給食室ではアーモンドが有力でした)定番の献立でも,反応があって嬉しいです。 好評のシャキシャキサラダ紹介します。(1人分) 〇じゃがいも 40g 〇きゅうり 10g 〇にんじん 5g 〇細切りアーモンド 5g 〇サラダ油 1.5g 〇酢 2g 〇塩 0.4g 〇こしょう 0.03g じゃがいもと野菜はすべてせん切りにします(じゃがいもはよく水にさらしてでんぷんを流します)それぞれ,サッとゆでてから水にさらして冷やし,調味料を合わせたドレッシングとアーモンドであえて,出来上がりです。サッとゆでるのがポイントです。 文責:栄養教諭 野澤 鏡開きにちなんで(1/11)![]() ごはん トック 揚げチヂミ もやしのナムル 牛乳 今日1月11日は「鏡開き」です。お供えしていた鏡もちを下げて,いただく家庭もあると思ったので,給食では韓国のおもち「トック」を使ったスープを作りました。(韓国語で「トッ」は「おもち」,「クッ」は「スープ」を表すのだそうです。また,このおもちは,昔の韓国のお金の形に似ていることから縁起ものとして,お正月に欠かせないのだそうです)他はチヂミとナムルを作り,全体を韓国料理でまとめました。スープは鶏肉,かまぼこ,にんじん,大根,たけのこ,ねぎ,干ししいたけが入り,お雑煮のようでした。お正月気分もそろそろ終わりでしょうか。 文責:栄養教諭 野澤 新年最初の給食は(1/10)![]() ごはん なめこのみそ汁 ちりめんじゃこの佃煮 じゃがいものきんぴら 牛乳 12月最後の給食から,半月ぶりとなる今日は,子どもたちに人気の料理を中心にしました。みそ汁は,みそ1人分7gと少な目ですが,ダシをしっかりとっているので薄く感じません。どの学級も落ち着いて食べており,その結果残量はほとんどなく,よい給食はじめとなりました。 文責:栄養教諭 野澤 クリスマス献立(12/23)![]() チキンライス オムライスシート ケチャップ 和風ポトフ クリスマスデザート 牛乳 今年最後の給食は,明日がクリスマスイブなので,クリスマス献立にしました。オムライスシートというのは,薄焼きたまごのことです。チキンライスの上にのせて,ケチャップで文字や絵をかきます。子どもたちよりも大人の方が,テンションが上がったようです。和風ポトフには大根,ブロッコリー,にんじん,たまねぎ,セロリーと野菜がたくさん入りましたが,今日は本当によく食べていました。 冬休みは早寝早起きをして,規則正しい生活リズムをしましょうと指導がありました。食事は一緒に食べる人と楽しんで,普段よりゆったり食べられるといいなと思います。新年は1月10日の登校とともに給食も始まります。 文責:栄養教諭 野澤 冬至献立(12/21)![]() ごはん うどん汁 かぼちゃコロッケ ひじきの炒め煮 みかん 牛乳 今日は冬至です。昨日に引き続き今日も「冬至献立」です。今日は運がよくなるように「ん」が名前にある食べ物をたくさん使いました。うどん,かぼちゃ,れんこん,にんじん,みかんといった具合です。ちなみに,「かぼちゃ」と「うどん」は昔「南瓜(なんきん)」「うんどん」と呼ばれていました。だから,みかん以外は,「ん」が二つ入っていて,特に縁起がよいものとされ,その他,金柑(きんかん),銀杏(ぎんなん),寒天(かんてん)を加えた七つを「冬至の七種(ななくさ)」と呼んだそうです。大雪が降ったりして大変ですが,今日は「ん」がつく食べ物をたくさん食べたので,昔の人のように「運」がよくなると信じて過ごしたいですね。 文責:栄養教諭 野澤 明日の冬至に向けて(12/21)![]() ごはん キーマカレー 白菜のゆずドレッシングサラダ りんご(サンふじ) 牛乳 明日は冬至です。そこで,今日と明日は「冬至献立」です。今日は,冬至の日にお風呂に入れると風邪をひかないと言われている「ゆず」の果汁をドレッシングに使ったサラダです。ゆず果汁,穀物酢,油,砂糖,しょうゆ,こしょうでドレッシングを作りました。ゆずは香りが強いので,穀物酢の半分の量しか入っていないのに,よい香りがハッキリとわかりました。野菜をたくさん使いましたが,子どもたちに好評でした。 文責:栄養教諭 野澤 今日は「ぶりの日」でした。(12/20)![]() ごはん 茎わかめのみそ汁 ぶりかつ 風味漬け 牛乳 今日12月20日は「ぶりの日」です。そこで,主菜を「ぶりかつ」にしました。佐渡で水揚げしたぶりが手にはいったので,佐渡のご当地グルメ「ぶりかつ丼」にならって,ぶりかつにしました。パン粉は,米粉で作られているので,サクサク,カリカリとした食感です。「たれかつ」に使う甘じょっぱいたれをかけたので,さらに,ごはんと相性のよいおかずになりました。普段は魚が苦手だという子たちも,完食していました。 昨日の降雪で,道路状況が悪く,食材が無事に届くのか心配していましたが,どの業者さんも「いや〜大変でした!」と言いながらも笑顔で届けてくれました。道が悪いので,少し離れたところに車を置いて運んでくれる業者さんもありました。当たり前に給食を提供するために,多くの人から協力してもらっていることを,改めて実感しています。 文責:栄養教諭 野澤 今日も新潟産の食材をたくさん使いました。(12/15)![]() さつまいもごはん みそワンタンスープ 小いわしのフライ かぶ漬け 牛乳 今日も新潟産の食材たっぷりの給食でした。ごはんのさつまいもは新潟市西区産,みそワンタンスープのにんじん,青梗菜,ねぎも新潟市産(豚肉は新潟県産),かぶ漬けのかぶと小松菜も新潟市産でした。旬のものなので栄養価も高く,配送のことを考えると地元で作られているものが多いことは,本当にありがたいです。 「今日ね,かぶが苦い!と言っている子が多かったよ。」と教えてくれる子がいました。かぶの,甘味の中にある苦みを感じるなんて,やっぱり子どもたちの舌の方が繊細だと感心しました。 文責:栄養教諭 野澤 |
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