最新更新日:2017/04/30 | |
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第6回柿観察会2 渋柿と甘柿のひみつA 渋柿にも甘柿にも「タンニン」と呼ばれる渋味成分が入っていま す。 このタンニンは、水に溶けやすく、口の中のつばにも溶けるた め、渋さを感じます。甘柿にもタンニンは入っているのですが、成 長する途中で、水に溶けない性質に変わるのです。そのため、 食べても渋さを感じないのです。 Q 渋柿を甘くする方法は? A 焼酎につけたり、焼いたりすると、このタンニンが水に溶けない 性質に変わるそうです。 「へえ〜、そうなんだあ」 「渋柿ってどれくらい渋いのかなあ」 「食べたことある!すごい渋いよ〜、ぺっぺってなったし」 講師のK.Hさんから 「柿の検査をして、大丈夫なまだ青い柿をちょっぴりなめてみようか。」 という提案がありました。 次回の柿観察会で、希望者に渋味体験をする予定です。 第6回柿観察会1 柿の木の知恵観察している柿も、 ぐんと大きくなりました。 「柿の木は、実だけを大きくするのが今の仕事じゃくて、来年の枝を伸ばすための準備も しているんだよ。だから、今ついている全部の実を大きくさせないで落としてしまうかもしれない。」 「え〜、やっぱり柿のお母さんはきびしい。」 「柿の木って、先のことも考えているんですね。」 「今だけじゃないんだ。すごいなあ。」 「人間みたいだねえ。」 今まで柿の木を、見慣れた植物の一つと思っていた子どもたちも、柿の木の知恵を知り、同じ生き物であることを感じていたようです。 あと3カ月。 柿は3倍くらいに大きくなります。楽しみですね。 夏休み 柿観察柿はぐんぐん成長しています。 7月はじめにまだ小さかった実が、 ずっしりしたものになってきました。 みなさんも、夏休み中に、ぐんぐん成長していることでしょう。 |
伊達市立五十沢小学校
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