「主役はキミたち。」
「先生は、キミたちのやりたいことを実現するために支えます。」
そんなことをクラスの子たちに投げかけ始まった体育祭練習。
教室の掲示板を使い連絡・情報交換。給食のパワーランチで練習計画。
朝練習。やって、振り返り、次の計画を立てる―。
朝は全員集まるのが難しいので個人種目練習に特化して、授業時間の練習に全員の練習を組み入れる。彼らの工夫と創造を垣間見ました。
思いはあるものの表現することが難しくて、上手くいかないときもありました。そんな中でも、自分のすべきこと・したいことを一人一人が「本気×真剣」(マジでガチ)に考え、行動して成長するクラスの集団。
学年競技の綱引きで一番大きな輝きを放っていました。
自分たちで綱をもつバランスや姿勢を考え指示し、気持ちを盛り上げる声をあげ、一丸となって勝利を目指す姿。
担任として、これほどうれしい瞬間はありませんでした。
その場にいた全員が、勝利に向けて心地よく勝負に臨めたと感じています。
自分たちで創り上げた体育祭。
本当は優勝してもらいたかったので、悔しい思いをさせてしまったのは残念です。
しかし、それを含めてすべてが人生の経験値。
大きな経験を得た今後の彼らの行動が、より一層楽しみです。
素晴らしい体育祭をありがとう。
学級担任より
生徒の振り返りより(今後に向けて)
・3組より量も質も多く、充実した練習をしたと思ったが負けた。これ以上の練習とまとまりを強化したい。
・クラスでまとまって、同じ目標に向かっていきたい。指示させるのを待たなくても全員が今自分に何ができるのかを常に考え、行動できるようになりたい。
・決まった人が指示をするのではなく、今度は自分から指示を出したい。
・決まった人だけではなく、みんなで声を出し合って盛り上げていきたい。
・練習をすればするほど、終わったときの達成感は大きいと思う。合唱では自由曲の難易度が高く、その気持ちはさらに大きくなるのでたくさん練習をしたい。
・もっと話し合いを多くして、対策や改善策をどんどん出していく。