最新更新日:2019/03/29 | |
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社会の一員として役に立ちたいわたしは、この福島が好きだから、これからもここで生活していきたい。ここで生活していくには、今までの福島にもどってほしい。 そのために今、わたしたちにできることは何でしょう。それは、小さい子どもから大人、おじいちゃん、おばあちゃんに『声をかけ合うこと』だと思います。そしてふれあうことで、少しでも心に元気をとりもどしてほしいと願っています。 社会の一員として考えることは、むずかしいけれど、家族、友だち、地域の方々と一緒に活動することを考えて、小さなことでも一緒に過ごせば、楽しい生活ができると思います。そのためにも、わたしは、どんなところでも、いろんな人にあいさつをしたいです。あいさつで元気を届けたいです。 私の一言お父さんやお母さんは農家の仕事で忙しいので、私は、せんたく物を干したり、夕方には取り込んでたたんだりします。手伝いをすると、お母さんに「ありがとう」と言われるので、とてもうれしくなります。他にもお母さんといっしょに夜ご飯を作ります。すると「おいしいよ」と家族にほめられるのでうれしいです。家族の一員として、少しでも役に立つことができたらと思い、手伝いをがんばっています。 でも、悲しいことに両親を含め農家の人は、今もまだ風評被害に悩まされています。福島の果物や野菜はおいしい物がたくさんあるのに、風評被害で低価格で取引されているのが現状です。モニタリングした物は、安全・安心なので多くの人に食べてもらいたいです。 福島の再生私は、東日本大震災を経験しました。わたしは、地震のおそろしさを知ったかのように思っていましたが、そうではありませんでした。その後、津波が来ました。わたしは、津波の被害を受けることはありませんでした。でも、海の近くに住んでいる人たちは、家が流され、たくさんの人が亡くなりました。 わたしは、被災した方々の役に立てればと思っています。わたしができることは、身近な人の役に立つことです。わたしは、今まで被災した方々のことをじっくり考えることはありませんでした。でも、これからは、身近な人たちを元気づけ役に立てば、そこから、そのような思いやる気持ちをもってもらえると思います。そして、きっと被災した人たちを勇気づけ、地元の復興・再生に前向きになってくれれば嬉しいです。今は、このような小さなことしかできないけれど、社会の一員として、これからもこの福島の復興・再生を目指してがんばりたいです。(富成小学校 6年 K.M ) |
伊達市立富成小学校
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