４月の遠足で，５年生は「アクアマリンふくしま」へ行ってきました。今回の一番の目的は「命の教育プログラム」の体験です。このプログラムは自分で魚を釣り，自分の手で魚をさばき，唐揚げにして食べる体験を通して，私たちの命はたくさんの命に支えられているということを学ぶものです。
釣りが始まると，子供たちは互いに競い合うように大物を狙っていましたが，いざ調理となると，まな板の上で跳び跳ねる魚に悲鳴は出ても手も足も出ない状態でした。それでもがんばってうろこをこすって内臓を取り出して，やっとのことで魚の開きの完成です。生きていた魚（命）が，調理を経て食材に変わっていく過程を見ることができたのは，とても貴重な体験となりました。食べることの必要性，命のつながり，命の尊さなど，改めて考えることができました。
ちなみに唐揚げはお弁当と一緒に食べましたが，子供たちはとても満足そうな笑顔でした。