スクリーンを見てください。何だか気持ちの悪い絵だね。しばらく見ていると何か動いているように見えませんか?
じゃ、次の絵です。これはどうでしょう?(以下、繰り返す)去年、変わった角度から見るとまったく違ったものに見える「だまし絵」を紹介しましたが、このように動いて見える絵もあります。
では次の絵です。この絵はどう見えますか?これはストレスが多いほどたくさん揺れて見える絵だそうです。この頃「ストレスがたまった…!」という声をたまに聞きます。そういう人は大きく揺れて見えているかな?
ところで「嫌な気分」や「もやもや」「いらいらする」「思い通りにいかない」などというストレスは「ない方がいい」ものでしょうか?
実は私たちはストレスを感じるからこそうまく生きることができるのです。たとえば「疲れた」というストレスを感じなければ、働き過ぎたり動き過ぎたりして体を壊してしまいます。また「心配なこと(不安)」や「何となく嫌なこと(不満)」がなければ努力する気も起きません。「暑さ」「寒さ」を感じなければ、身を守ることも忘れてしまいます。だからストレスとうまくつき合う必要があるのです。
そのためには、一生懸命やるときにはやる、休むときにはしっかり休む、遊ぶ時には思いっきり遊ぶ、というメリハリをつけることです。勉強したことをしっかり覚えるために、夕食後にゲームをしないように言っていますが、これは脳をしっかり休ませ、質のよい眠りをすることで、次の日にストレスを残さないようにするためでもあるのです。
特に6年生の皆さんは陸上練習を一生懸命にやっているので疲れていると思います。だからこそしっかり家庭学習もして、早寝・早起きをする規則正しい生活をすることでストレスをためないようにしてください。それでもどうしても辛くてしかたがない時には、おうちの人や先生にぜひ相談をしてくださいね。
さあ、ストレスとうまくつき合って“日本一の学校”をめざしましょう!
↓これがストレスチェック用の画像です。揺れて見えたら…要注意!?
(ネットで話題になったものですが真偽の程は不明です…“錯視画像”の例としてお楽しみください。)