9/2 ものづくりは、人づくり、国づくり
技術・家庭科の全国組織「全日本技術・家庭科研究会」のキャッチフレーズが「ものづくりは、人づくり、国づくり」です。
このことはいろいろな教科に共通する大事な意味を含んでいます。 現在、技術の1年生の授業では試行製作としてペン立てをつくっています。 カンナやげんのうなど日頃使わなくなっているものを使いますが、それを使いこなせるようになるのが目的ではありません。 「作ることを学ぶ」のではなく「作ることで学ぶ」のです。 「作ることで学ぶ」にはさまざまな願いがあります。 ・自分で生活を改善する人になってほしい ・ものを大事にする人になってほしい(つくる苦労がわかれば、ものをだいじにするようになります) ・道具を安全に使う感覚を身につけてほしい(これはケガや命にも関わります) ・しくみを考える人になってほしい などなど挙げるときりがありませんが、学びには願いがあります。 歴史「を」学ぶではなく、歴史「で」学ぶ 剣道「を」学ぶではなく、剣道「で」学ぶ 学びの向こうには、どんな人に育ってほしいという願いがあります。 技術・家庭のキャッチフレーズ「ものづくりは、人づくり、国づくり」大事にしたいものです。 |
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