12/8 キャリアパスポートの取組、保護者の皆様にお願い
キャリアパスポートをご存じでしょうか。
3年生は1限に2学期の振り返りと平行して「18歳の私へ」を記入しました。 これは県で進めているキャリアパスポートという取組です。 今回は、小学校1年生から中学校3年生までの義務教育9年間の振り返りを行い、 9年間の振り返りを元に、18歳の私(高校卒業の私)にむけてメッセージを書きました。 キャリア教育の取組として、中学校から高校につながっていく取組です。 各校でキャリアバスポートの取組がされ、それぞれがそれを高校にもってあがるのです。 下段には「将来、なりたい自分を想像しよう」ということで「自分は、○○な人になっています。」と記入する欄があります。 実は、これがとても大事です。 日本ではとかく「将来、何になりたい」と職業を未来像として聞く形が多いですが、さまざまな分析によると、それだけではなったなれなかったがはっきりし、実際には多くの人がなれない。そのために自己肯定感が下がってしまうと言う分析があります。 それに比べ、「将来、どういう人になりたいか」と問うことは、職業で自分の未来を想像するのではなく、自分の生き方を目標にするために、職業を問わず目標を持ち続けられるという良い点があるということです。これを考えることは誇りを持って生きていく子どもにするために大事なことです。 照れくさい部分はあると思いますが、保護者の皆様はお子さんに「自分はどんな人でありたいと思って生活している」と言うことを折を見て伝えていただき、お子さんに「どんな人になりたい」を考えさせていただければと思います。 将来の活躍の場は、職業や働く場所によってさまざまだと思いますが、人としての目標をもって生きていくことを大事にする生徒になってほしいと思います。 |
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