計算の仕方を考えよう! 〜1年生・算数〜
1年生の算数の授業公開がありました。
本校では、今年一年間「仲間とかかわりより良い考えを追究しようとする子供たちを育てよう」と、全校体制で授業改善に取り組んできました。公開授業のトリを飾る1年生の授業を紹介します。 「赤いトリが38わ、白いとりが5わいます。ちがいはなんわですか。」 38−5の引き算について学習します。答えを覚えるのではなく、どう思考していくかがとても大切です。その思考を可視化するため、授業者は色々と工夫をしました。マグネットブロックの活用で、実際に数を動かし、何度もやり直す試行錯誤ができます。発表では、ホワイトボードに自分の考えをまとめることで、他の人に目で見て自分の考えた道筋を伝えられるとともに、しっかりと発表ができます。 ただ数字を引く、というのではなく「ちがいは?」と問うところがとても学問的だなぁと感心しました。「A-Bは?」と聞けば答えは「C」としか出てきません。しかし、「違いは?」と問うことで、「赤いとりのほうが、33わ多い(白いとりの方が33わ少ない)」ということを考えたかどうかがわかります。 このように、結果だけではなく思考の道筋を大切にして、事象を概念的につかませる。こうやって、「深い学び」が生まれていくのです。 1年生の授業は、私にとっても、大変勉強になりました。 そして、間もなく進級し先輩になる、というこの時期だからこその、1年生たちの大きな成長を見ることができました! |
南魚沼市立赤石小学校
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