心の教育 〜スクールカウンセラー授業〜
5年生の授業をのぞいてみました。
この日は、スクールカウンセラー(SC)の星先生から授業をしていただきました。 内容は、人との付き合い方を円滑にするための学習です。 思春期になると、途端に人づきあいが難しくなるといいます。それは、自分も相手も急速に心が変化し複雑になっていくからです。今まで何とも思っていなかったことが、腹立たしく感じたり、自分が何かをしたいという要求が強くなってしまうことで、相手の気持ちを考えない行動をしてしまったりすることが増え、トラブルになってしまうのです。 大人であれば誰しも経験してきた道ではありますが、現代社会は少子化になったり遊び方が変化し個の遊びが多くなったりしたことで、他者との付き合い方を経験を通して学ぶ機会が減少しています。 今は、心の学習を授業でする必要がある、そんな時代かもしれません。 赤石小は、「保育園の時から、お互いをよく知っている」「クラス替えもなく、トラブルはない」と、考えるより、「相手が成長をすることによって、昔と同じような言動や行動をとっていたらだめなんだ」と、いう気付きを改めて持つことが必要なんだと考えます。 星先生は「トイレに付き合って―って、無理に友達を誘っていない?ずっと私といなきゃダメ!なんて、友達の自由を奪っていない?」と、子供たちがわかりやすいように問いかけてくれました。 仲間、相手の気持ちを考えた言動や行動をする。とても大切なことです。 政治家の軽はずみな言動が大きな問題となっています。自分の発言が相手にどう思われるか、それをしっかりと考える。自分はどうか、常に自分に問いかけていきたいものです。 |
南魚沼市立赤石小学校
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