水の温まり方(伝導・対流) 〜4年生理科〜
4年生が理科室で実験をしていました。
アルコールランプを使って、水を熱しているようです。水の中にはコーヒーを抽出した後のコーヒー豆の殻が入っていて、水の動きがわかります。 「あ!動いてる」 「どんな動きをしているかな?」 「下から上のほうに上がってきている!」 観察から、水温上昇につれて水流が起きていることに気が付きました。温かいと、上に上がりまた冷えたものが下に下がる、という動きが実験によって可視化され、納得する答えが生まれていきます。 温かいと、なぜ上に行くのか? さらに、疑問が高次になることを期待しています。 さて、最近は電子レンジはもちろん、IH調理器も普及し、炎を実際に見て熱を感じることが少ない子供たちも増えています。生まれてから一度もマッチを擦ったことがない子はたくさんいるようです。 最近のキャンプばやりで、自然の中で焚火をしたり調理をしたり、といった経験がもてはやされています。太古の昔、火を恐れず利用することを覚えたことで、人類は飛躍的に進化したといいます。あごの骨格が細くなったのは、火を使ってものを食べることで柔らかいものが食べられるようになり、あごの力が弱くなったせいらしいです。 炎は、獣を遠ざけ、柔らかくおいしい食事を作ってくれた。炎に安らぎを感じるのは、そんな人類のはるか昔からの営みのせいなのかもしれません。 |
南魚沼市立赤石小学校
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