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発育測定 〜保健指導「ゲーム障がい」〜

 今日は、全校の発育測定です。
 夏休みにどれくらい成長したでしょうか?身長・体重を測定しました。

 この機をいかして、測定前に養護教諭の松下先生から保健の指導をしていただきました。近年、増え続けている子供の「ゲーム障がい(依存症)」について、脳の機能を説明しながら、いかに恐ろしいものなのかをわかりやすく説明してもらいました。

 脳は「できた!」とかほめられて「うれしい!」というとき、ドーパミンというホルモンが出ます。この反応によって、胸がすっとしたりとっても気持ちがよくなる、一種の快感が生まれます。そのことによって、その成功をまたもう一度味わいたいという気持ちになり、人類は小さな成功体験を積み重ねて発展してきたのです。

 ゲームは、敵を倒したり困難をクリアした時、快感があります。それはまさしく、脳にドーパミンが働きかけているからです。そうすると、どんどんその快感が欲しい、というようになり、自分でもゲームをやめることができなくなってしまうものです。

 ゲームやSNS,ネット動画の長時間利用が、「やめられない」状況になっている人は、すでに「依存症」が始まっているのです。
 9月に、また「すこやか週間」(生活習慣見直し週間)がありますが、このような知識をもってしっかりと、自分の時間の使い方をコントロールする力を養ってほしいです。

 勉強や運動をがんばっている、そのことを「褒める」(抱きしめたりするともっと良い)と、きっとドーパミンが出ます。望ましい行いの時に十分に褒めることで、その行動は「正の強化(プラスの効果)」がなされ、繰り返されていくことが期待されます。

 望ましい行動をほめ、やりすぎを押さえるなど、保護者の方々もお子さんをしっかりと支えてやってください。
 よろしくお願いいたします。
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