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一番大切なのは「生きる」こと 〜道徳・3年生〜

 3年生が道徳の副教材「生きる2」を使った授業をしていました。

 題材は「一番大切なのは『生きること』」です。

 生まれつきの病気のため運動が制限され、呼吸が苦しかったり血色の悪い表情が多かったりする大喜さん。そんな大喜さんが亡くなったという知らせを級友のみんなは担任の先生から聞かされました。

 大喜さんの作文を読み、大喜さんがどんな気持ちで生きてきたかに、級友は気づかされます。運動もできず悔しい思いをしてきた大喜さん、プロ野球選手を夢見ていた大喜さん。そんなことも知らずに、級友が、大喜さんに投げかけた言葉が、いかに大喜さんを傷つけてしまっていたかを。

 「大喜さんは、走れないからいれてあげない。」
 「唇が紫で気持ちが悪い。ゆうれいみたい。」

 人が、されたり言われたりしたら嫌なことをしたり言ったりすることは人を傷つけること。そして、人が生まれながらにもつ特性や他者と異なることを指摘することは侮辱であり、差別です。

 人それぞれが、毎日を精一杯生きていること。そして、優しい気持ちが大切だということを、みんなは大喜さんから学んだのです。

 作文を聞きながら、みんなで泣いた。帰る時間になっても教室は静かだった、と結びます。

 3年生たちに課題が出ました。大喜さんに手紙を書くこと。
 3年生たちは、どんな手紙を書いたでしょうか。
 
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